下の記事だと、おにぎり2個で270円くらいということで、これも贅沢だ。先に書いたように、量も不十分だろうが、肉体労働でなく頭脳労働の人ならそれでいいのかもしれない。
まあ、自分で作れば、1個あたり50円か60円程度だろうと思う。
なお、疲労回復に即効性があるのは甘味である。ある時、職場のチーフの差し入れでシュークリームを配給されたが、まさに天上の美味で、エネルギーが即座に体全体に沁み込むようだった。
体を動かさない人間には塩分も糖分も毒かもしれないが、肉体労働には必須である。エネルギー源として一番必要なのは炭水化物。米飯は腹持ちもいい。ちなみに糖分は頭脳労働にも必要で、棋士などが対局中に糖分を大量補給することは知られている。
これはどうでもいいことだが、おにぎりは食事時間が短くて済む。たぶん、10分程度で食えるだろう。余った時間が無駄に長いという人もいるかもしれない。まあ、食事が娯楽という人は、凝った弁当を1時間近くかけて食うのもその人の勝手だ。
(以下引用)
おにぎり2個、インスタントみそ汁の節約効果と栄養面について
おにぎり2個とインスタントみそ汁は節約に向いているのか、栄養面に偏りがないのかを見ていきましょう。おにぎりはセブン-イレブンの梅干しのおにぎり(手巻おにぎり 熟成旨味仕立て紀州南高梅)を2つと、セブンプレミアムのカップみそ汁(磯の香り広がる 有明産海苔 21.6g)を購入していると想定します。
おにぎり2個とインスタントみそ汁の節約効果について
おにぎり2個とインスタントみそ汁をランチにしていた場合、節約効果は高いのか計算していきましょう。まず梅干しのおにぎりは1個135円で、2つ購入すると270円です。インスタントみそ汁は127円となっているため、おにぎり2個とインスタントみそ汁を合わせると397円かかります。
株式会社UOCCが運営する女性向けメディア「Spicomi」が2022年に行った会社員のランチ代に関する調査によると、全体の平均が575.8円(男性平均:561.8円、女性平均:584.1円)となっており、おにぎり2個+インスタントみそ汁だと平均よりも178円安くなっていることが分かります。
つまり、おにぎり2個+インスタントみそ汁は節約効果があるといえるでしょう。
おにぎり2個とインスタントみそ汁の栄養面について
続いて栄養面についてみていきましょう。結論からいうと、おにぎりとみそ汁は健康面にいい食材だといえます。梅干しおにぎりとみそ汁に含まれている栄養素の働きの一部をまとめたものは、図表1の通りです。
図表1
筆者作成
図表1の通り、おにぎりとみそ汁には多くの栄養素が含まれています。どの栄養素も健康を保つうえで大切な成分となっており、栄養面においてはおにぎりとみそ汁は好ましいといえるでしょう。
足りない栄養素は朝や夜でどう補う?
おにぎりとみそ汁は栄養面に優れているものの、食物繊維などが足りていない可能性があります。
厚生労働省で定められている「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日の摂取目標とされている食物繊維は、18歳~64歳で男性21g以上、女性18g以上ですが、今回のおにぎりとみそ汁に入っている食物繊維は4.8gとなっており、1食分で摂取しておきたい量よりも少なくなっています。
そのため、朝食や夕食で足りない栄養素を補うのが良いでしょう。もし朝晩もみそ汁を飲むなら、みそ汁にさまざまな野菜を入れるという方法があります。具沢山でボリュームが出ますし、あまったら職場の昼食にもできる点もメリットです。
食物繊維はごぼうや大根などに多く含まれています。
おにぎりとインスタントみそ汁は経済面でも栄養面でもおすすめ!
今回はおにぎり2個とインスタントみそ汁の節約面と栄養面について解説しました。節約面ではランチ代の平均額よりも178円安くなっているとともに、栄養面でも健康にいい栄養素がたくさん入っています。一方で不足している栄養素もあるため、朝・晩に具だくさんみそ汁を作るなど、さらに栄養価を高める工夫をしていくとよいでしょう。