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公衆衛生の普及の結果を利用(悪用)した「ワクチン有効神話」

「大摩邇」所載の「さてはてメモ帳」所載のV・コールマン博士の記事の一部である。私も「ワクチンが天然痘を根絶した」ことだけは事実だろうと信じていた部類である。

(以下引用)


6) 医療専門家の最大の自慢の一つは、ワクチンの使用によって天然痘を根絶したということである。私自身、この主張を長年信じていた。しかし、それは真実ではない。


 


史上最悪の天然痘流行の 1 つは、1870 年から 1872 年にかけてイギリスで発生した。これは、義務的なワクチン接種が導入されてからほぼ 20 年後のことだった。天然痘ワクチン接種が効かないという証拠が出たため、イングランド中部のレスターの人々は、ワクチン接種を拒否した。1890 年代初頭に次の天然痘流行が起こったとき、レスターの人々は良好な衛生状態と検疫システムに頼った。その流行の間、レスターでは天然痘による死者は 1 人だけだった。対照的に、他の町の住民 (ワクチン接種を受けていたは、膨大な数で亡くなった。


 


ドイツでは州条例により天然痘のワクチン接種が義務化されたが、このワクチン接種プログラムは天然痘の発生率に何の影響も与えなかった。それどころか、天然痘の流行は拡大し続け、1870 年にはドイツ史上最悪の天然痘流行となった。その時点で、新ドイツ帝国は天然痘のワクチン接種をさらに厳しい法的要件とする新しい国内法を導入した。警察には新しい法律を施行する権限が与えられた。


 


ドイツの医師 (および医学生は、ドイツにおける天然痘の発生率を劇的に減らしたのは帝国ワクチン接種法であると教えられている。しかし、数字をよく見ると、法律が施行される前から天然痘の発生率は既に下がり始めていたことがわかる。そして、法的に施行された国家天然痘ワクチン接種プログラムは、この病気を根絶しなかった。


 


医師や製薬会社は気に入らないかもしれないが、真実は監視、隔離、生活環境の改善が天然痘を撲滅したのであって、天然痘ワクチンがそうさせたのではないということだ。


 


天然痘を世界から撲滅するための国際キャンペーンが最高潮に達したとき、感染しやすい国の住民に大規模な(そして高価な)集団ワクチン接種を行うたびに、天然痘の症例数が増加した。その結果、戦略は変更された。集団ワクチン接種プログラムは中止され、監視、隔離、検疫に置き換えられた。


 


集団ワクチン接種プログラムによって天然痘が根絶されたという神話は、まさに神話にすぎない。天然痘は、患者を特定して隔離することで根絶されたのだ。

7) 
数十年前、結核患者の治療を専門とする肺療養所では、BCGワクチン接種で結核から「保護」された患者の生存率と、そのような「保護」を受けなかった患者の生存率に差がないことがわかった。

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