忍者ブログ

今蘇る「貧乏人(死んでもいい人間)は麦を食え」

これも、「大摩邇」所載の「中村クリニック」記事の一部だが、小麦の「グルテン悪玉説」は大嘘で、本当は農薬や収穫後の保存製粉に至る過程での異常な「毒薬」(体に害があるのだからあえて「毒薬」と言っておく)の使用量の問題だ、というのがよく分かる。だが、コメ価格の異常暴騰で、米が食えない以上、貧乏人は小麦製品を利用するしかない。まさに「貧乏人は麦を食え」のリバイバルである。
貧乏人が絶滅したら、誰が働くのだろうか。金持ちが肉体労働、現場労働をするか? それとも(カネでカネを生む)金融以外の労働はロボットが全部やってくれるとでも思っているのか?
ちなみに、私はコメ価格高騰以来、朝と昼はパンかうどん(つまり小麦製品)がほとんどである。どうせ残り寿命はわずかだし。

(以下引用)


小麦粉を作る会社に働いている自分が言うのも何ですが、先生、小麦が体にいいはずありませんよ
仕入れた小麦には、殺虫剤、除草剤、虫、妙な異物とか、不純物が大量に含まれています。私が働き出した20年前よりも、最近の状況はもっとひどい。収穫前に除草剤を撒いて、枯れさせてから収穫するので、残留除草剤の量がすごい。おまけに、海外から輸入する船の中でも殺虫剤を撒くので、もう無茶苦茶。さらに、製粉所に仕入れてからも臭化メチルで燻蒸して保存しています。これだけの毒物をしみこませた小麦を食べて、病気にならないとしたら不思議です


愛社精神というほどでもないですが、自分のちょっとしたプライドのために言うとすると、それでも、うちの会社はまだマシなほうです。燻蒸するときの臭化メチルの量と時間は、他社よりもかなり少ないほうです。
薬剤屋の営業マンが感心してましたよ。「おたくは薬をあまり使いませんね。珍しい会社です」と。でもそれは国産小麦の場合です。うちは輸入ものも扱っていて、外国産はひどい。袋に虫をいれると死ぬぐらいですから。アメリカ産、カナダ産の小麦を加工して、大手に卸していて、それがケーキとか麺になって店頭に並ぶわけです。さすがにちょっと、食べれないですね。内側を知っているので。

国内産の小麦は放置していると虫がわきます。しかし外国産は虫がわきません。これは農薬使用量の違いによります。企業は虫の混入リスクを極度に恐れています。なぜか?
実際のところ、仮に虫が混入していて、消費者がその虫を食べたとしても、無害です。ただし、SNSの発達した今の時代、パンの中から虫が出てきたとなっては炎上必至です。企業としては大ダメージです。
良心的な企業が「うちの商品は虫がついたりカビが生えますが、防虫処理をしてない証拠です」みたいに胸を張ったとしても、消費者の支持は得られない。消費者は、どうしようもなく傲慢です。「安心安全で、かつ、虫もカビもこない」そんな商品はあり得ないんです
農薬とか燻蒸の問題を認識してる人もいますよ。製粉所に勤務していて、小麦粉がどういうものか分かっている人は、パンを口にしない。毒物だと分かっているからです。しかし、毒物を作る仕事なんてしたくない。誰だって自分の仕事に誇りを持ちたい。「少しでも燻蒸の時間を短くしたり農薬の使用量を減らしませんか」そういう提案をしたとしても、企業側のリスクがでかすぎるんです。万一虫が混入したりカビが生えればアウトですから。無知な消費者の健康を犠牲にせざるを得ないわけです。
ヤマザキパンの社長が自社商品を食べないっていう記事をどこかで読みましたが、そりゃそうでしょうね。

ひとつ、実践的なアドバイスとして、先生、ふすまってあるでしょ。全粒粉とか胚芽を含んだもの。あれは絶対に食べちゃいけない。農薬のかたまりです。
小麦がなぜ体に悪いのか、グルテンが悪いとか何だかんだと言いますけど、そういうのもあるかもしれませんけど、農薬と化学肥料と除草剤と殺虫剤と燻蒸。これだけでもう、毒のかたまりで、食材と呼べる資格なんてないと思います」

拍手

PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
22
23 24 25 26 27 28

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析