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職業と慢性病

ヤクルトの着ぐるみマスコットつば九郎の死因である「肺高血圧症」は最初「低酸素高血圧症」とも報道されたと記憶しているが、慢性病であり、おそらく、長年着ぐるみを着る仕事をしていたための職業病だろう。ヤクルト球団は遺族に手厚い慰労金を出すべきではないか。
なお、肺高血圧症自体は非常に稀な病気であり、一般人が気にするものではないようだ。
また、誇張して言えば飛行機での移動自体が着ぐるみ的な「大きな密閉空間」であり、それが発作の精神的なトリガーになったと私は推測している。これも一般人には無関係な話である。

(夢人追記)今見つけたばかりの記事(スレッド)で、上の文章はこれを読む前に書いたもの。「空港の搭乗口」で倒れた、とあるから、飛行機に乗る前の話のようで、上記文の「飛行機での移動」云々は私の誤解によるヘボ推理である。まあ、精神的なトリガーとしては乗る前でも理由にはなりうるが。



       
1: 名無しさん 2025/02/21(金) 17:23:56.88 ID:Yxt7Trit0
報道によれば、つば九郎“担当者”は球団に所属する50代の社員スタッフだと伝えられる。
今月はじめに沖縄で始まった1軍キャンプに同行し帰京する4日、空港の搭乗口で突然倒れ心臓マッサージを受けてそのまま入院していたと報じられた。
6日には体調不良のため長期休養が発表され、16日に肺高血圧症のため帰らぬ人となった。  
長期間に渡って着ぐるみを着用し続けた結果ではないかと憂慮が相次いでいる。
こうした声が聞かれる理由をイベント運営を手がける制作会社のプロデューサーが語る。

「着ぐるみを着用する場合、熱中症などの予防のため、1回の着用時間は30分が目安とされています。夏場など高温多湿な環境の場合は場合は20分程度とさらに短くなります
。それでも汗だくになります。法律で決まっているわけではないのですが、業界の暗黙のルールとなっています。
つば九郎は動きの多いキャラクターなので、かなりハードワークだったのでは」

 つば九郎は一人のスタッフが長年に渡って努めてきた。当人しかできないパフォーマンス、魅力を生み出していたのは確か。
ただ、たとえ本人が了承していたとしても今後は何かしらの改善が必要かもしれない。
(以下引用)下記記事の「第三群原因」が、着ぐるみの長時間着用から生じると思われる。

肺高血圧症の原因


肺高血圧症の前兆や初期症状について


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汝もか、目薬よ!

私は老来、涙の過剰漏出に悩んでおり、(感動的なアニメなどを見て涙が出るのは仕方がないとしても)安い目薬を何種類も買って試したが、ひとつとして効いたものはない。もちろん、涙の分泌は目の大事な働きなので、涙を抑えるのは目薬の役目ではない。ただ、パソコンを長時間眺めて目が疲れる(目の霞み、焦点ボケなど)と、鰯の頭を信心するみたいに目薬をさしたりする。(この「さす」は「差す」で正解か? まさか「刺す」や「砂洲」ではないだろう。まあ、「挿す」か「注す」が正解のような気がする。)その目薬が下の記事のように爆弾のようなものだとは知らなかった。まあ、ミクロレベルの爆弾だろうが。
ちなみに、「汝もか、ブルータス」は信じていたもの(者・物)に裏切られたということ。

(以下引用)

スウェーデンの人気の目薬が「100%PFASで構成されている」ことが判明。目薬には脂質ナノ粒子や第四級アンモニウム塩が入っているものも多く…

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/100-percent-pfas/
<転載開始>



スウェーデンで一般的に市販されている目薬が「 100%、PFAS で構成されている」という報道を読みました。


日本の目薬がどうなのかはわからないですが、この目薬に関しては、


「毎日点眼すると、約 120ミリグラムの PFAS が摂取される」


のだそう。


120ミリグラムというのは、PFAS の食物や水からの最大耐容摂取量の 200万倍以上なのだとか。


目薬というのは、他にもいろいろと問題のある部分が多いものではありますが、まずはそのスウェーデンの報道をご紹介します。


その市販の目薬は100%PFASで構成されている

Receptfria ögondroppar består av 100 procent PFAS
yadagbladet.se 2025/02/19



Evo Tears ブランドの目薬は 100%PFAS物質で構成されているが、スウェーデンの薬局や眼鏡店で店頭販売されている。


PFAS は、10,000種類を超える特定物質を含む大規模で複雑な化学物質のグループだ。


プラスチック製品や衣料品から化粧品やフライパンまで、あらゆるものに使われている。分解しにくいため、永遠の化学物質と呼ばれることもある。


Evo Tears は、ドライアイの潤滑および鎮静治療薬として販売されている。それらに単一の成分(PFAS)のみが含まれているかどうかは明らかではない。


Evo Tears は、毎日点眼すると、約 120ミリグラムの PFAS が摂取される。これは、食物や水からの最大耐容摂取量の 200万倍以上だ。


「おそらく私自身は、この点眼薬は使わないでしょう」と、この点眼薬について最初に報じたスウェーデンの ETC 紙で化学教授 Tuulia Hyötyläinen 氏は述べている。


一部の PFAS には、人間と環境の両方に悪影響を及ぼす可能性のある有害物質が含まれている。


高レベルで生殖能力の低下、高血圧、肥満につながると言われている。研究では、乳児の粗大運動発達の遅れや、母乳を介した女児の ADHD との関連も示されている。


ノルウェーの研究者らは昨年、ノルウェーの子どもたちの体内にこれらの化学物質が過剰に多く含まれていると警告した。




 


ここまでです。


2020年のコロナ以来、特に環境中の PFAS は増加していると思いますが(ほぼすべての市販のマスクに PFAS が使われているため)、それはともかく、


「目薬にはいろいろな良くないものが含まれている場合が多い」


ことも事実です。


たとえば、脂質ナノ粒子であるポリソルベート80というものがありますが、これはアストラゼネカ社のコロナワクチンや、メルク社のガーダシル (子宮頸がんワクチン)などにも使われているもので、これは、


・女性の生殖機能への影響


・脳への影響


などが、かなり以前から言われています(In Deep の参考記事)。


このポリソルベート80が、日本の多くの目薬に添加されているのですね。


調べた限り、ほとんどの目薬に使われているようです。


非常に多くの「目薬」にボリソルベート80が添加されていることを知りました
BDW 2023年12月26日


 


また、「第四級アンモニウム塩」というものが使われている目薬も多いようで、それが眼の疾患と結びつく場合もあるようです。


以下の記事の中盤以降にあります。


多くの消毒剤に用いられる第四級アンモニウム塩は、人間の生存に必須の「ミトコンドリア」を殺す
In Deep 2021年2月24日


ですので、まあ、本当に必要な場合は仕方ないのかもしれないですが(個人的には一度も目薬をしたことがないですので、本当に必要な場合がわからないのですが)、それほど必要がないのなら、できるだけ避けるのも得策かと思います。


なお、アメリカの調査では、「調査したすべてのコンタクトレンズから PFAS が検出された」という報道もありました。


体内に入れたり、身につけるものの選択に関しては、いろいろと大変な時代です。

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足指体操のこと

軽薄軽信の「神戸だいすき」女史の記事だから、真偽は不明だが、当人が試して効果があったと書いているから、実験してみる価値はあるのではないか。
私も足の健常性は体全体に影響があるという思想だが、足指の体操という発想は無かった。
なお、足指だけでなく、手の指を大きく広げる運動もなかなか爽快であるので、私は早朝散歩の時によくやっているが、最近はステッキを持って散歩することが多かったので、忘れていた。ステッキは単に恰好つけである。まあ、いざという時の武器という面もあるww

(以下引用)




というわけで、まともな靴も持っていない私は、足だって、いいかげんなもので、足の裏筋肉が引きつってるせいで、もう30年も前から、正座はできないし、椎間板がコチコチに固まって、股関節はがちがちだし。


したがって、足運びがうまくできないので、歩けない、歩かないから筋力が弱って、まっすぐ立てない。

自分の体に関しては、不安だらけ。

カーブスに通いだして、じわじわ改善されているけど、まだまだ。なかなか。
なので、佐藤式リンパケアとか、いろいろユーチューブを見ているけど、いまいち、何も長続きしない。

けど、こんどのこれは、続きそうなのよ!

足の指が、(手の指もだけど)凄い健康にとっての決めてになることは、知っていた。でも、この人の話は、新鮮だった。

足の指を自由自在に動かせるようになると全身の状況がよくなる。

そのために、足指をほぐしましょう。
お風呂の中で、やっています。まだ、二日だけど、

二日やっただけで、足指の動きはずいぶん自由になりました。

この人みたいに、足を握って、こぶしのように関節がくっきりするなんて、はるか先だけど、足指で「ちょき」が、軽々できるようになった。

すると、足指を曲げたり伸ばしたりすると、脚や、背中や胸の筋肉まで動くのよ。

これは、何かあると思います。

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今蘇る「貧乏人(死んでもいい人間)は麦を食え」

これも、「大摩邇」所載の「中村クリニック」記事の一部だが、小麦の「グルテン悪玉説」は大嘘で、本当は農薬や収穫後の保存製粉に至る過程での異常な「毒薬」(体に害があるのだからあえて「毒薬」と言っておく)の使用量の問題だ、というのがよく分かる。だが、コメ価格の異常暴騰で、米が食えない以上、貧乏人は小麦製品を利用するしかない。まさに「貧乏人は麦を食え」のリバイバルである。
貧乏人が絶滅したら、誰が働くのだろうか。金持ちが肉体労働、現場労働をするか? それとも(カネでカネを生む)金融以外の労働はロボットが全部やってくれるとでも思っているのか?
ちなみに、私はコメ価格高騰以来、朝と昼はパンかうどん(つまり小麦製品)がほとんどである。どうせ残り寿命はわずかだし。

(以下引用)


小麦粉を作る会社に働いている自分が言うのも何ですが、先生、小麦が体にいいはずありませんよ
仕入れた小麦には、殺虫剤、除草剤、虫、妙な異物とか、不純物が大量に含まれています。私が働き出した20年前よりも、最近の状況はもっとひどい。収穫前に除草剤を撒いて、枯れさせてから収穫するので、残留除草剤の量がすごい。おまけに、海外から輸入する船の中でも殺虫剤を撒くので、もう無茶苦茶。さらに、製粉所に仕入れてからも臭化メチルで燻蒸して保存しています。これだけの毒物をしみこませた小麦を食べて、病気にならないとしたら不思議です


愛社精神というほどでもないですが、自分のちょっとしたプライドのために言うとすると、それでも、うちの会社はまだマシなほうです。燻蒸するときの臭化メチルの量と時間は、他社よりもかなり少ないほうです。
薬剤屋の営業マンが感心してましたよ。「おたくは薬をあまり使いませんね。珍しい会社です」と。でもそれは国産小麦の場合です。うちは輸入ものも扱っていて、外国産はひどい。袋に虫をいれると死ぬぐらいですから。アメリカ産、カナダ産の小麦を加工して、大手に卸していて、それがケーキとか麺になって店頭に並ぶわけです。さすがにちょっと、食べれないですね。内側を知っているので。

国内産の小麦は放置していると虫がわきます。しかし外国産は虫がわきません。これは農薬使用量の違いによります。企業は虫の混入リスクを極度に恐れています。なぜか?
実際のところ、仮に虫が混入していて、消費者がその虫を食べたとしても、無害です。ただし、SNSの発達した今の時代、パンの中から虫が出てきたとなっては炎上必至です。企業としては大ダメージです。
良心的な企業が「うちの商品は虫がついたりカビが生えますが、防虫処理をしてない証拠です」みたいに胸を張ったとしても、消費者の支持は得られない。消費者は、どうしようもなく傲慢です。「安心安全で、かつ、虫もカビもこない」そんな商品はあり得ないんです
農薬とか燻蒸の問題を認識してる人もいますよ。製粉所に勤務していて、小麦粉がどういうものか分かっている人は、パンを口にしない。毒物だと分かっているからです。しかし、毒物を作る仕事なんてしたくない。誰だって自分の仕事に誇りを持ちたい。「少しでも燻蒸の時間を短くしたり農薬の使用量を減らしませんか」そういう提案をしたとしても、企業側のリスクがでかすぎるんです。万一虫が混入したりカビが生えればアウトですから。無知な消費者の健康を犠牲にせざるを得ないわけです。
ヤマザキパンの社長が自社商品を食べないっていう記事をどこかで読みましたが、そりゃそうでしょうね。

ひとつ、実践的なアドバイスとして、先生、ふすまってあるでしょ。全粒粉とか胚芽を含んだもの。あれは絶対に食べちゃいけない。農薬のかたまりです。
小麦がなぜ体に悪いのか、グルテンが悪いとか何だかんだと言いますけど、そういうのもあるかもしれませんけど、農薬と化学肥料と除草剤と殺虫剤と燻蒸。これだけでもう、毒のかたまりで、食材と呼べる資格なんてないと思います」

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「艶聞も塩分もダメ」という世の中

あまりにも長い記事なので、話のキモである学術的記述部分や画像部分はほとんど省略せざるを得ないので、元記事参照をお勧めする。
艶聞、じゃない、塩分がなぜ医者たちに敵扱いされるかというと、塩分の摂取は即座に血圧を高くするからである。つまり、「高血圧は万病のもと」という思想である。その思想の完全否定も難しいから私は降圧剤を使用しているが、低血圧のほうが即座に体の異常を起こすことも熟知している。まあ、自分で適度に調節すればいいのである。少なくとも、ふだん血圧が高くない人が塩分を摂らないことは自殺行為だろう。血圧は普通に生活していても簡単に上がったり下がったりするのである。ただし、血圧上昇は一種の「戦闘準備状態」だから、高血圧が長時間続くのは好ましくないのは当然かと思う。また脳溢血などは(血圧は常に変動するのだから)高血圧のためではなく脳血管の老化が主原因だろう。体の他の部位の老化による弱化と同じである。不死も不老も吸血鬼以外は無理だろう。(DSの一部では体内の血液を若者の血液に変えることで老化を遅らせる連中もいるという噂もあるがww)

(以下「大摩邇」から引用)

塩の効用

ナカムラクリニックさんのサイトより
https://note.com/nakamuraclinic/n/nda6bb9d9f648
<転載開始>




https://gigazine.net/news/20250204-lower-sodium-salt-who-guideline/

WHOが「健康のために塩を減らしましょう」と言い始めた。
「過剰な塩分により高血圧リスクが高まり、高血圧が心臓病、脳卒中、腎臓病のリスクを高める。過剰な塩分摂取が原因で毎年世界中で190万人が死亡している。逆に、塩の摂取量を1日1g減らすだけで、脳卒中や心臓発作のリスクを軽減できる」
まるで「塩は諸悪の根源」といった言い草だ。

しかし、そもそもWHOってどういう組織だったっけ?
コロナワクチンを絶賛推奨して、地球人口を減らしたいビルゲイツが最大の民間出資者という団体ですよ。




地球の口減らしをしたい団体が「健康のために塩を減らしましょう」と言い出したわけだ。
ということは、その逆が正しいのではないかと疑うことが必要です。



塩が医者から目の敵にされるのは、何もきのう今日始まったことではありません。医者は口癖のように言います。「塩は血圧が上がるからできるだけ摂ってはいけない」と。




でも実際のところ、塩は命の源です。医者の言いつけに従ってはいけません。




「減塩は万病のもと」です。毎日しっかり塩をとってください。
かつて生物は海で生まれ、進化し、やがて地上に進出しました。海水には塩が豊富に含まれているので、生物は塩不足に悩むことはなかった。
しかし地上に進出した生物にとって、最重要の課題は「いかに少ない塩で体をやりくりしていくか」ということだった。そのためのメカニズムを進化させたものの、塩不足は、やはりこたえる。
だから塩不足が長く続くと、さまざまな病気になります。




たとえば、塩不足で糖尿病になります。




逆に、塩をしっかりとると、インスリン感受性が増し糖尿病が改善します。




しっかり塩を摂っていると、血中のインスリン、レニン活性、ATⅡ(アンギオテンシンⅡ)、NA(ノルアドレナリン)が有意に低かったという研究がある。
これはどういう意味かというと、インスリンというのは、血糖値を下げるありがたいものだと思われているけど、絶対的にすばらしいものかといえば、そうではありません。実際、膵臓で分泌された血中インスリンの半減期はたったの5~10分です。グルコースを細胞に取り込むという仕事をすれば、すぐに肝臓や腎臓で分解されます。つまり、体はインスリンをすみやかに排除しようとする。毒物だと認識している、といっても過言ではありません。
一方、体は常にインスリンと逆のことをしようとして必死です。コルチゾル、アルドステロン、グルカゴン、アドレナリン、成長ホルモン、甲状腺ホルモンなど、血糖値をあげるホルモンを数え出せばきりがない。でも、インスリンは、せっかく高めた血糖値を下げてしまう。劇薬です。毒物です。だから、インスリンにはひと仕事してもらったら、すぐにご退場願う(インスリン分解酵素ですぐに分解)。しつこく血中に残存されて血糖値を延々下げられてしまっては、体としては困るわけです。
インスリンだけではありません。上記のレニン、ATⅡ、NA、すべて「必要ではあるけれども、ひと仕事終わったら退場願いたい」ホルモンです。


仮に、医者から「塩をできるだけとらないように」と言われて、それを真に受けて実行したとする。
すると、体内では、以下のような変化が起こります。




まず、塩が来ないので、脱水状態になり、血流量が減少、血圧が低下します。血圧が保てないというのは、生物の生存にとって致命的な大ピンチです。そこで、血圧を上げるためのシステムが起動します。これをRAA系(レニン/アンギオテンシン/アルドステロン)といいます。
RAA系の存在目的は「いかに塩のロスを防ぐか」、この一点だけです。
このシステムが腎臓に作用し、塩(Naイオン)と水の再吸収を促し、代わりにKイオンとHイオンを排出する。これにより、体に水が保たれ、血圧を維持できます。
しかし、これは、あくまで塩不足への緊急対応です。
海で生まれた生物は、何億年という気の遠くなる年月を海で過ごしました。豊富な塩分に囲まれた幸せな時代です。しかし、地上という塩分の乏しい環境で暮らすことになり、そのための突貫工事として身に着けたのがRAA系という「塩分保持システム」です。なので、このシステムは本来その場しのぎのもので、長期間これでやりくりすることは想定していません。
だから、RAA系に長期に頼るような状況、塩分不足が慢性的に続くような状況は、体にさまざまな異常を起こすことになります。




ATⅡ、アルドステロンは、ミトコンドリア毒です。これらが血中に長くとどまると、フリーラジカルが増加し、ミトコンドリアのエネルギー産生が阻害されます。分泌しないで済むのなら、それに越したことはないホルモンだということです。




実際、ネズミにATⅡを投与すると、すみやかに癌を発症します。逆に、癌患者ではATⅡの血中濃度が高いことが分かっています。ATⅡのミトコンドリア毒性により細胞内呼吸が破綻して、癌が起こります。




具体的には、減塩により、肺癌(非小細胞肺癌、小細胞肺癌)、乳癌、頭頚部癌、大腸癌が、この順で多いという疫学があります。要するに、減塩のせいで癌リスクが上がる、ということです。




食事に含まれる塩が少ないと、RAA系が活性化し、カテコラミン(ドーパミン、アドレナリンなど)やコルチゾルの血中濃度が高くなります。
カテコラミンが高いということは、副腎や交感神経系が緊張していることを意味します。つまり、ストレス状態にあるということです。




仕事のノルマや人間関係などの心理的ストレス、寒冷刺激などの環境的ストレスを少しでも緩和するには、塩をとることです。すると、抗ストレスホルモン(コルチゾルなど)の分泌が減少します。


体に塩をしっかり供給してください。そうすることで、人生で起きる様々なストレスを乗り越えやすくなります。「ストレス発散に甘い物」なんて言ってる場合じゃないですよ。
逆に、塩不足は、ストレスと戦えない状態です。
たとえば、この状態で就寝すると、夜おしっこに起きます。




睡眠中というのは、本来は副交感神経が優位の時間です。膀胱がやわらかい風船のように大きくなり、おしっこをいっぱい溜めることができる。それが本来です。でも、減塩とかで交感神経が緊張していると、睡眠中でも膀胱が収縮しがちになって、夜目が覚めてトイレにいくことになる。
だから、夜尿防止のための一番手っ取り早い方法は、塩をしっかりとることです。




「冷え性で冬が苦手で、食事量は多くないのに、ちょっと食べただけですぐに太ります」という患者を見れば、必ず「ちゃんと塩とってますか?」と聞くようにしている。減塩ならぬ「増塩」を勧めます。




塩をしっかりとるようになると、ちゃんと満腹できるようになります。




東北、北陸など冬の寒さが厳しい豪雪地帯では、高塩分食の摂取が励行されました。それは、長い伝統のなかで育まれた食文化であり、生活の知恵でした。実際、塩を積極的にとることで、基礎代謝があがり、冷えに強くなり、しもやけができにくくなります


しかし、現代医学はこの食文化が育まれた文脈も無視して、人々に一律に減塩を押し付けた。その結果どうなったか?




代謝が低下し寒さに弱く無気力になり、癌の発生率が増加し、血圧は下がるどころかむしろ上がり、糖尿病の罹患率が上昇し、血管破裂(ラプチャー)しやすくなり、血栓ができやすくなった。まったく、減塩によって良かったことは何一つない。ただ、人々の健康を破壊するだけの結果に終わりました。




実際、塩を減らせば、心筋梗塞の発症率は4倍高まります。




しかし、塩をとればとるほど、心筋梗塞のリスクは減少します。




疲れやすい、頭が痛い、何かしんどい、、、臨床で何らかの不調を見れば、とりあえず、塩不足を疑う。減塩は万病のもとです。
現代人は、「敵に塩を送る」という故事を正しく認識できません。だって、多くの人は「塩は悪者」と思っているから。


同様に、世間の多くの医者も、本当に、心の底から「塩が悪者」と信じています(コレステロールは動脈硬化を悪化させる悪者だと信じているし、牛乳はカルシウム豊富で体にいいと信じているし、コロナワクチンはコロナ感染を防ぐありがたいものだと信じているし、、(以下略))。
医学部(洗脳)教育のなせるわざです。
信念と善意のこもった言葉には、力があります。医者から「○○さん、私はあなたの健康を支えたい。だからぜひとも塩を減らしましょう」などと患者の目をしっかり見据えながら、愛情深く声をかけられたら、まさかその意見がデタラメだなんて患者は思いもしない。


世界中の人々の健康を増進する機関であるWHOが死神に乗っ取られているという、冗談みたいな現実があるのだから、末端の医者が嘘デタラメを教え込まれてても仕方ないよね。

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風邪薬の危険性

おそらく今現在多くの人が直面している風邪についての話で、引用する記事に書かれた内容の半分には賛成、半分には反対だが、参考記事として載せる。

要するに「風邪には風邪薬は不要どころか有害。寝ていればすぐに治る」という部分だけ賛成で、風邪の機序などについては不賛成である。風邪が伝染性ではないという証拠に、一人暮らしでまったく外出しない時でも体を冷やすと風邪をひくという明白な事実がある。インフルエンザは別の病気と見るのがいいだろう。(以前には風邪とインフルエンザは同じという考えだったが、新コロ以降は考えを変えた。明らかに、インフルエンザは「人工的に作れる」のである。)

咳に関しても、「異物を体外に出す」だけの咳とは異なり、神経(おそらく副交感神経)の作用で咳が出始め、出始めると大きな苦痛と不便さ(止められない)になることもある。これは咳の発作が宿病である人間なら誰でも知っているだろう。眠りに入る、まさにその時に咳の発作が起こるのである。軽く咳払いをしたらそれがどんどん大きな発作になったりもする。これは風邪の咳とは別の問題だ。
そして、これが神経によるものであることは、咳止め薬が大きな効果があり、それらはほとんどが「覚醒剤」代用品に使われたりすることでも分かる。つまり、神経(脳神経)に作用するのである。だから「売人」対策として、一度に大量に買うことはできない。なお、タミフルによる幻覚が問題視されたこともある。風邪薬の成分にも神経に作用するものがあるのだろう。
ちなみに、脳神経に作用する薬物は珍しいものではない。酒も煙草もそうである。砂糖類もそうだろう。つまり、快感を与えるものはすべて麻薬である、という珍説を述べておくwww ただし、思考(美しいものを見たり聞いたりすることも含め、「思念」と言っておく)の快感だけは別。

(以下引用)

「風邪に対する特効薬」が発明されない納得理由〜症状は抑えられてもウイルス退治はできない〜

みのり先生の診察室さんのサイトより
https://ameblo.jp/drminori/entry-12883590565.html
<転載開始>

「風邪」についてのめっちゃ納得できる記事をご紹介。


 


東洋経済オンラインの記事です↓↓


 

 


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「風邪に対する特効薬」が発明されない納得理由
 


症状は抑えられてもウイルス退治はできない
 


鈴木 素邦 : 有限会社クラヤ代表取締役 城西大学薬学部非常勤講師
 


2025/01/22 14:00

「熱が出たから風邪薬か解熱剤を飲もう」「便秘で苦しいときには下剤を飲まないと」など、体調が悪くなると手っ取り早く薬に頼る人が少なくありません。


 


ただ、薬は症状を緩和する効果がある一方で、副作用による悪影響を体に与えてしまうものです。


 


そんな薬の飲み方や副作用にいたるまでをわかりやすく解説した薬剤師の鈴木素邦さんの著書『その一錠があなたの寿命を縮める 薬の裏側』より一部抜粋・再構成してお届けします。



世の中に「風邪を退治できる薬」は存在しない
 


風邪をひくと、医療機関に行こうとされる方が多いのですが、実は、風邪を退治できる薬は存在しません。


 


まず簡単に、「風邪」について説明しましょう。


 


風邪の原因の80〜90%は、ウイルスの感染によって引き起こされます。


 


一般的に風邪の症状を引き起こすウイルスの種類は200種類を超えます。


 


これだけ種類が多いウイルスのある種類に効く、薬を開発するのは、ほぼ不可能です。

薬を開発するためのターゲットのウイルスを見極めるだけでも、膨大な時間がかかりますし、せっかく薬を開発しても、そのウイルスがもはや存在しない、なんてこともあります。

新型コロナウイルスのパンデミックで、多くの新薬が開発されましたが、その多くは実際に市販されずに開発が断念されたものが数多くあります。


 


その理由は、ウイルスの変異の速さと種類の多さです。それに薬の開発が対応できないのです。


また風邪に対して、抗生物質を処方する医師もいますが、前述したとおり、風邪の8〜9割はウイルスによる感染です。


 


抗生物質は、細胞を持つ細菌には効きますが、それよりも数百分の1程度しかない小さい微生物であるウイルスには効きません。


 


だから、風邪に対する特効薬は存在せず、そのことを知っている薬剤師は医療機関に行かないという選択をする人も少なくないのです。


風邪の症状に対応する薬は存在する

 


ちなみに、解熱剤咳止め薬など風邪の症状に対応する薬はあります。


 


薬では症状を抑えることしかできませんが、症状を抑えることが、逆効果を生むこともあります。


 


風邪の症状の感染の状況をちょっと見てみましょう。

まず、風邪のような症状を持つ人のくしゃみなどで、飛び散ったウイルスや細菌などが、粘膜の中で悪さをして、発熱、鼻水・鼻詰まり・くしゃみ、喉の痛み、身体中のダルさ、頭痛症状などを引き起こします。

なお、一般的な風邪症状は、鼻水・鼻詰まりが95%、咳が80%、喉の痛みが70%程度で起こります。


 


しかし、鼻の症状がなく、「咳だけ」「喉の痛みだけ」が突出して強い場合は、風邪ではなく、緊急性が高い病気、例えば、肺炎など細菌性感染症である可能性があるため、すぐに医療機関を受診する必要があります。


 


ウイルスなどの悪さに対して、私たちの身体は免疫細胞が働きシグナルを全身に送りします。

ざっくり言うと、免疫細胞が出すシグナルの影響で体の節々が痛くなったり、発熱などが起こります。


 


私たちは、発熱や咳などに対して、日常生活を妨げる原因となる嫌なイメージしかありませんが、実はより強力な免疫細胞の助けを借りるための、シグナルであったり、免疫細胞の戦いを有利に進めるための、手段であったりします。

やがて、身体がウイルス量を減らして戦いが終われば、風邪であれば熱が下がるのが一般的です。


 


そして大多数の風邪は、免疫力が働いてウイルスを除去し、2〜3日程度で回復するのが一般的です。


 


ただし、一部例外として厄介な細菌などに侵されると、1週間〜10日ぐらい症状が続く場合があります。


なぜ風邪の特効薬が存在しないのか?

 


風邪の原因の80〜90%を占めるウイルスはとても単純なDNAやRNAを持っていて、増殖し、簡単に変異する存在です。


 


またウイルスは人間などの宿主の細胞に入り込んで、大量に自分の遺伝情報をコピーします。


 


この時にウイルスの自身の部品も細胞に作らせて、その細胞から飛び出すことで、増殖します。

皆さんも新型コロナウイルスの流行でご存じのように、簡単に変異してしまうからこそ、何度も感染することになるのです。


 


このように驚異的なスピードで変異しやすいウイルスに対しては特効薬を開発するのはとても難しいとされています。

ですから、医療機関に行っても特効薬はもらえません。


 


さらに、つらい熱を下げるための解熱薬は、「侵入したウイルスの増殖を抑えて排除しよう」とする発熱作用にブレーキをかけてしまいます。


 


つまり「根本を治す風邪ウイルスの治療薬は存在しない」「解熱薬、総合感冒薬(発熱、頭痛、喉の痛み、咳、鼻水などを和らげる薬)」などは、風邪の治りを遅くする可能性があるのです。


さらに、風邪の症状を治すために、医療機関に行く方も多いと思います。


 


しかし、医療機関には体調が悪い方も多いので、病原菌に感染しやすくなります。

薬では風邪の症状を抑えることができても、ウイルスを退治することはできません。


 


結局、免疫細胞がウイルスを退治するまで、待つしかないのです。


 


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久しぶりに納得できる医療記事に出会えました。


 


風邪をひくと薬を求めて受診される患者さんが多いですが、ウイルスに効く薬はありません。


 


細菌に効く抗生剤はあっても、風邪のウイルスに効く薬はないのです。


 


タミフルやイナビルだって、症状を1日だけ短くしてくれるだけ。


 


 


熱が出たら解熱剤


 


咳には咳止め


 


 


でもちょっと待って。


 


熱が出てるのは体が侵入してきたウイルスと闘っている証拠。


 


そこで下げてしまうとかえって症状がダラダラと長引いてスッキリ治らないということもあります。


 


 


咳も同じ。


 


異物を排出する行為なのに、それを無理矢理「中枢性に」止める。


 


異物を出せなくなるので安易に飲むのも考えもの。


 


 


だから熱出して、いっぱい汗かいて治すのが一番。


 


そのほうがスッキリ治ります。


 


 


ただ、風邪をひいて熱があっても仕事をしなければならない場合は薬に頼って、無理矢理、症状を抑えてあげるしかない。


 


本当はそんなことせずに家で寝てるほうがいいに決まってる。


 


でもそれができない職業の人もいるでしょう。


 


私もそうです。


 


外来に穴をあけられないので、薬を飲んで症状を抑えて仕事を続けました。


 


だから37度台の熱がダラダラ続き、症状もダラダラ長引きました。


 


1日だけ休んだのですが、休んだらすぐに症状が改善しました。


 


 


だからやっぱり風邪には休養です。


 


寝ることが一番。


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寒さと健康

「大摩邇」所載の岡氏の記事だが、まあ、ワクチン接種による免疫力低下が着実に効果を上げて大勢の人を殺しているのだろう。それ以外に理由は見当たらない。巧妙なのは、「免疫力低下は人を即死はさせない」ということだ。だから「原因不明の死」あるいは「他の疾患による死」とされる。
岡氏は「今年の一月は寒くなかった」と書いているが、例年並みには寒かったのではないか。そして「寒さ(体の冷え)は万病のもと」なのだから、免疫の低下した人が死にやすくなるのは道理である。体温というのは人体の機能維持の根底なのである。

(通常は「風邪は万病のもと」と言うが、風邪をひくのは寒さから来るのであって、怪しげな細菌やウィルスなどのためではない。ある意味、体が寒さに抵抗する自然な反応なのである。まるで外出しない者でも寝冷えすると確実に風邪をひくのがその証拠だ。そして寒さは厚着することで確実に防げるのである。首にタオルを巻くだけでもかなり効果がある。手袋やルームソックスなど百均で買える。)


(以下引用)

日本の2025年1月の死亡数が各地で2019年以来の過去最多に

BrainDead Worldさんのサイトより
https://nofia.net/?p=25495
<転載開始>

ドクターシミズさんというお医者様が、自らのアカウントに投稿されています。こちらに一覧があります。目立った都市のグラフをあげておきます。


それにしても、ここに来て、この死亡者数の増え方はちょっと不穏ですね。同月との比較ですので、寒さによる死亡の増加とは関係ないです。そもそも今年の1月は寒くなかったですからね。


横浜市(神奈川県)の2025年1月の死亡数(2019年以来最多)


柏市(千葉県)の2025年1月の死亡数(2019年以来最多)


水戸市(茨城県)の2025年1月の死亡数(2019年以来最多)


川口市(埼玉県)の2025年1月の死亡数(2019年以来最多)


郡山市(福島県)の2025年1月の死亡数(2019年以来最多)


@doc_shimi



<転載終了>

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それだけで人生は生きるに値します。

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