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風が吹いて、揺り籠が落ちて…

「長周新聞」記者座談会より転載。

「若い世代がまだ戻ってきていない。除染が進んでいないこともあるが、生活する基盤がないから戻ってこれない。」

というのは、当然と言えば当然のことで、現在の福島の最大の問題は「生活の基盤がない」ということなのである。もちろん、他府県から移入してきた物を売ることはできても、福島県民が生活の資を稼ぐ手段が無いのである。特に、農業は壊滅状態だろう。作っても売れるはずはないのだから。
本当なら、農産物はすべて東電が買い取るか、政府が買い取るべきであるに決まっているが、それをやらないのだから、農民は金を稼ぐ手段が無い。窮死を待つだけである。避難所にいれば、まだ食糧の配布はあるだろうが、これから先、寒さが厳しくなっていくと、避難所での老人の健康状態の悪化と死亡は激増するだろう。乳幼児も同様だし、若い人にだって耐え難いはずだ。かと言って、避難所を出れば、食糧の支給が受けられなくなる。まさに生き地獄ではないか。
福島県民が原発を受け入れたのだから、これは当然の報いだとするのか? 原発で潤ったのは町長や知事やその関係者だけだろう。後は、不要な公共施設が乱立しただけのことだ。庶民が潤ったわけではない。そして、原発事故の悪影響は庶民が主に受けるのである。
まあ、これが日本の現実である。

(以下引用)


諦めさせ核処分場と農地奪う意図
東北取材・記者座談会
              放射能より政治災害が深刻   2011年11月25日付

 東日本大震災から8カ月以上が経過した。本紙は震災後、毎月東北の被災地に行き現地取材をおこなってきたが、11月の取材をへて現地がどうなっているか、何が問題になっているか記者座談会を持ってまとめた。
 
 東北突破口にTPP具体化

 司会 まず今度の取材をしての概括的な感想からどうか。
 A 今回福島県内をおもに回ってみて一番感じたことは、避難している人たちが今後の見通しが立たないので、生活のめどがなく、精神的にも追い込まれた状態に置かれていることと、放射能汚染の少ないところも風評被害で福島県全体の経済が疲弊していくのが切実になってきていることだった。農家はもちろんだし、いろんな面で今後福島県がどうなっていくのか見通しが立たないと語られていた。
 飯舘村は、2年後に帰りたいということで除染を進めようとしているが、必要な予算も含めて国の動きが遅いことへの苛立ちがあった。避難生活が長引くなかで農作業をしないからうつ病が広がったり、高齢者に認知症が出たり、足腰が弱って介護が必要になったりしている。「早く村に帰りたい」という思いがあるが、村に戻ってもコメも野菜も牛も再開できるめどがない。また店も学校も病院もないことへの不安がある。
 南相馬市では、緊急時避難準備区域が解除されて4万人まで人口が戻り、学校も再開されているが、もともと4クラスのところが2クラスになったりという状況で、若い世代がまだ戻ってきていない。除染が進んでいないこともあるが、生活する基盤がないから戻ってこれない。以前の復興するぞという意気込みから、重苦しい空気を感じた。
 民間病院も医師不足で、正式な再開ができないままの状態。入院患者をおけないから手術は他の病院に行ってもらうしかなく、どこがつぶれてもおかしくないといわれていた。製造業も風評被害の影響で、取引先から断られるため市外に移転するところが出始めている。もともと雇用が厳しかった浜通りでさらに働く場所がなくなっている。双葉郡内の高校もなくなってしまったから、中学生を持つ世帯は子どもの将来のことを考えると戻ってこれない。「生活基盤を立て直さなければ戻ってこれないし、生活できない」といわれていた。「3月に帰る」と宣言した川内村も同じ問題を抱えていて、長引けば長引くほど地域の再建が困難になる状況があった。
 B 南相馬市は一番の馬力があった。本紙が夏に「広島、長崎の経験から見て福島が復興できぬわけがない」という号外を配布に行ったときには、ちょうど盆踊りをやっていて復興の空気が強かった。
 A その後「広島・長崎は復興できたんだから福島も大丈夫だ」とすごく世論になったそうだがそこに「原爆の成分と原発の成分は違うから、やっぱり難しい」という論調が出てきたそうだ。見通しがないからだんだん暗い面が出ていた。コミュニティーも崩壊し始めている。病院経営がやっていけなくなっているのに、それに対する国や東電の対応がない。農産物対策でも、国なり東電が徹底して検査して出荷させるとか、「これは大丈夫だ」というのを責任でやらない。この前のコメからセシウムが出たのも農協の検査だった。他人事のような顔をしている国と東電に対する怒りは強かった。

 就職も進学もメドない 仮設に定住できず

 C 避難生活を送っている人たちは、いつ帰れるかわからないが、仮設に定住もできないから仕事も見つけられず失業したままだ。子どもたちも避難生活で学校に行ったり行かなかったりしているから、進学も難しくなっている。さまざまなことで見通しが立たず、最初は気が張っていたが、だんだん暗くなっているといっていた。
 東電の賠償も、個人に対する仮払いは出ているが、病院などはもらっていない。1回目は1人暮らし75万円、2人暮らし以上が100万円。2回目は1人30万円という形で出た。6人家族のお母さんは、「280万円もらったけど、避難生活の5カ月で100万円吹っ飛んだ。本払いはその分をさっ引かれるから、あとどれくらい来るかもわからない」といっていた。
 B ひき続き帰るめどがないようにしているし、意図的にあきらめさせようとしている。みんながくたびれ果てて、精神的にも肉体的にもダメージを受けるように放置されている。放射能で死んだ人は一人もいないが、自殺も含めてそっちの方のダメージで死んでいる。放射能より経済災害・政治災害の方が深刻な問題になっている。
 A 中通りの福島市内でも風評被害でモモ、サクランボ、ナシ、リンゴなどの値が暴落して農業が困難になっていたり、商店も物が売れない。土地の評価が下がったことで不動産の動きが止まり、不動産業者が泣いている。最近になって、文科省が発注した放射線量測定器が低く数値を示していたから、全部返却して注文しなおし、設置されるのが来年2月くらいと報道されている。福島市内では今から避難しようかという話が出るほど、混乱しているといわれていた。福島市は夕張に移転するかという話も聞いた。しかし中通りの130万人がどこに避難するというのか。
 B みんな帰るめどはなくなり、土地の値段は二束三文になって「手放せ」となっている。土地囲い込みだ。農地を強制的に取り上げて、無一物の労働者をつくっていく。いわば資本の本源的蓄積というものだ。やはり当初の意図通り核廃棄物の処分場にするというのと、残った土地は外来資本が買い占めて好きなようにするということだ。いずれ農地は回復するし、大規模農業で企業が乗り込んでやるようにするという算段ではないか。

 放射能騒ぎ農地取上げ 宮城に続き福島も

 C 宮城は津波にあった沿岸の土地は取れても内陸は津波被害を受けていないから取ることができない。福島を放射能で騒ぎあげて断念させておいて、中通りから会津地方は大規模農業で奪い取るというなら、今中通りまで追い立てているのが納得がいく。どっちみち放射能はしばらくすれば減っていく。ヨウ素の半減期は1週間くらいだからもうなくなっているし、セシウムの半減期は2年と30年で、なにもしなくても2年経てば半分になる。広島、長崎は知らぬ間になくなった。農地が回復するのはわかり切った話だ。それまでに手放させて、そのあと核廃棄物処分場だけでなく大規模農地で取り上げようとしているのは間違いない。TPP態勢をやろうとしている。
 A 石巻市の水産加工団地でも、大きいところが数社再開し始めていたが、ほとんどはまだめどが立っていない。冷蔵庫が比較的早くに再開していたが、まわりの加工屋も再開して利用するようにならなければ経営は厳しいといっていた。10月から再開した加工会社も、社長とアルバイトの3人で仕事をしていて、今求人を出しても失業保険より低い給料になってしまうので、「もう少し頑張ってから」と話していた。だが1社だけが再開してもだめで、他の加工屋も一緒に復活しないと回らないといっていた。
 大きい水産会社が再開の準備をしていたが、従業員は「じっとしていたら人間が腐る」といってボランティアで冷蔵庫の修理をしていた。そこの工場長が、今大きな水産会社がつぶれていないのは支払いが半年間止まっているからで、何千万円単位の支払いが発生し始めればつぶれるところが出てくると話していた。
 日本製紙の工場と比べて、水産加工団地はわざとかと思うくらい遅れていて、10月にやっと電話が通った。NTTは東北電力の電柱がないからできないといい、東北電力は縦はできるけど横はできないとかいって進まなかったそうだ。地元選出の安住財務大臣が石巻全体で300億円引っ張ってきたと威張っているけど、「水産加工会社だけで100社くらいあるから、15、6社に回ればいい方。週に1回でも現場に足を運べといいたい」と怒っていた。水産が復活していないから職がない。
 C ロックフェラーが宮城に来たりしているが、石巻や東松島など平地がある場所にばかり「慰問します」とかいって来た。被災地を「更地」としか見ていない。仙台平野から石巻までを「ああいい土地だ」と思って見ているのだろう。松島の観光地から石巻にかけてはかなり広大な平野だ。「松島の観光リゾートも行けるぞ」とか。国の方は大震災、原発事故を利用してTPP路線をやるチャンスにしようとしている。東北はその突破口だ。だから住民を守る気は全然ない。経団連の米倉もモンサント(米農業大手)と住友化学が提携しているという話で、そういう連中が乗り込んで来るということだ。この間東北を大企業やアメリカのファンドなどが物色している。
 B 福島にしても帰るめどがないし、岩手なり宮城にしてもめどがない。仕事がない、職はないし、政府が金をくれるわけでもない。それでロックフェラーが来たり、GEが工場型農業をやるとかいって来たりして、そっちに国を売り飛ばそうとしている。住民はどうやって食っていけというのかだ。住民はいないのと同じで、まったく無視だ。アフリカの難民と同じ扱いだ。許し難い棄民政治だ。「国民の生命・財産を守るために国がある」という建前で税金を取っているが、そういう信頼ができない政府になっている。それは東北だけの話ではなく、日本中一緒だ。統治能力がなくなっているし、支配者の資格を喪失している。

 食料生産潰せば国崩壊 日本中の問題

 C 広島・長崎は芋も野菜も魚も食べ水も飲んで復興させた。放射能を吸っても30年後にガンになる確率が数%高まるという話だが、物を食わなければ人間はすぐに死ぬ。人間生活をする上では食べることが第一義的に大事なのだ。福島の農産物の大部分は安全なことは明らかだ。国の責任で出荷前の検査を厳重にやって、大丈夫だという安心をさせる責任がある。それをしないのは「もう農漁業はなくてもいい」という政策をやっているからだ。これは福島だけの問題ではなく、日本中の問題だ。日本民族が存立する根本的な条件である食料を放棄することになる。食料危機の実感がなく、なにを呑気なことをいっているのかということだ。
 B とにかくもうかるかもうからないかのバカげた基準一本槍で、農業も漁業も、地場産業もつぶしてしまうというけど、食料生産がなくなったら国がつぶれる。国がつぶれたらもうけるヤツもいなくなる。なにがなんでも食料生産を守らなければならないのであり、食料生産が成り立たないようにしている政治、制度の方を変える以外にないのだ。
 食料危機というような極限の場に立ったとき、食料生産がつぶれて一番困るのは都会の人間だ。田舎は自分たちが食べるものは自分たちがつくれば生きていける。日本の立て直しは生産活動の再建からであり、中でも農漁業という食料生産からだ。都会で食えなくなり、退職者も年金は削られる。田舎に戻って農業をやるなら、贅沢はできなくても食べてはいける。農漁業生産を守るという側からそれをつぶす政治をひっくり返す。そういう開き直った構えがいるということではないか。
 C 「金融恐慌が大変だ」という。金融詐欺証券が世界中にまき散らされ、国債も暴落で、資産が吹っ飛ぶといっている。それは富裕層というか小金持ちの話で、大多数の金のない者は「預金封鎖」といってもどうってことない。倒産、失業が増えて大変になるが、しかしこれ以上失う物は何もない。最後には働く者がいないとなにもできないのだから、究極のところ働く者が勝ちだ。もうかるかもうからないかの限度を超えて社会がつぶれている。しかし最後にはやっぱり物づくりをするところが一番強い。
 B 財政危機で重税にするというが、ないものは払えない。消費税を上げて、消費購買力を減らし、デフレの上にデフレをやり景気をさらに悪くして、税収も減って何をやっているのかわからなくなることは明らかだ。働く国民を食えないようにさせて、結局困るのはそれに寄生する財界とアメリカだ。そういう開き直りの時代になっている。
 C 先月岩手、宮城を回ったときにも、開き直った人は開き直っている。もう取られる物はなにもないし、笑い飛ばしていた。そういう強さはあると思う。官僚的な対応で国が金を出さないとか、書類がどうだとか難癖つけるとか、そういうのが具体的にどう阻害しているのかというのを知ったら現地は火がつくのではないかという感じがある。

 全国的に立直しの機運 売国政治との対決

 A 避難している人たちも、「警戒区域が解除になったら私らすぐに帰るよ」という感じがあった。30代以下はやっぱり心配という人もいるようだが、年配の人や40代、50代の人は関係ない。南相馬市では20代の女性も「まわりでは騒がれているけど、浜通りの人は浜通りを離れたくないし、少少リスクを背負ってでも、私たちはここに住んで立て直していきたい」といっていた。東北は農漁業を基本にした独自の歴史、地域共同体の歴史を持っていて、祭りも多いところだが、その地の歴史や文化も壊滅させてしまい、日本でなくしてしまうことに黙って従うわけにはいかない。
 C こっちの人間でも福島のモモを見たら食べたくなる。女川であがった新鮮なサンマを目の前に見たら食べたくなる。全生活を地元で送っている人たちは、少少放射能があっても住むという人は多いのは当たり前だ。それを規制をかけて復興できないようにしている。わざと嫌がらせして更地を奪い取ろうとしているということだ。
 東北復興、福島復興を阻害している力はアメリカに日本の主権も市場も完全に明け渡してしまおうというTPPの具体化としてあらわれている。それは東北だけの問題ではなく日本全体の共通課題だ。大震災を機会に東北をつぶしてしまおうという政治は、東北を突破口に日本全国をつぶしてしまおうという売国政治としてあらわれている。
 B 金融機関や大企業がもうけさえすればいいというのでは社会はつぶされるだけだ。社会を成り立たせることで個人の生活がある。社会は農漁業生産と工業生産があって流通があり、その上に政治とか文化とかがある。そして社会の基本を担う生産活動の根本原理は、もうけを競う競争原理ではなくて、みんなが助けあい協力しあって人の役に立つ製品を作るというものだ。地域生活も一人では生きていくことはできず、みんなが助けあい依存しあった共同体として生活している。これは大震災をへて全国が改めて確認した精神だ。全国の働く人たちは黙って見ているわけにはいかないし、事実ものすごい行動が始まってきている。この力を大きくする努力が求められている。


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鈴木宗男の「凱旋」

「山科恭介のブログ」(夢想ローカン)から転載。
私がテレビを見るのは朝飯と晩飯を食う時だけだから、その時にたまたまニュースで流れていた報道しかテレビ情報は知らない。それ以外のドラマだのヴァラエティショーだのはまず見ない。ああいうのを見ていると頭が汚れる、と思っている。
もっとも、ドラマは実は映画よりはずっとましで、たまに「女王の教室」や「結婚しない男」のような秀逸な作品があったのをずっと後になって知ったこともある。映画界に行くべき優秀な人材がテレビドラマに流れたせいで、邦画界は無残な状況にあるのだが、まあ、オリンパスと同じことで、テレビ界も邦画界も、トップや上層部は馬鹿で無能な人間だらけだから、これから滅亡していくことは避けがたい。
これは芸術と商売がミックスする現場で必ず起こることで、芸術の現場が創作活動には無知な商売人やビジネスマン(つまり会社上層部)の手で滅茶苦茶にされていくのである。
で、以上書いたのは、下の記事にはまったく関係ない。(笑)
ただの、テレビへの嫌悪感の表明である。

下の山科恭介氏の文章は鈴木宗男釈放の報道(映像)についての感想だが、私の感想もまったく同じである。
一つ付け加えれば、その歓迎会の場(というより「凱旋式典」のようだった)に福島瑞穂や辻元清美の姿があったのが印象的だった。特に辻元清美も「秘書給与疑惑」という「国策捜査」で検察に苦汁を飲まされた経験があるから、鈴木宗男への共感と同情は強いだろう。
鈴木宗男がこれからどういう戦いをするか、私も興味津津である。


(以下引用)

寝起きに、鈴木宗男氏が仮出所して、その後の会見などの映像が流れていて、それを多くの国会議員達が笑顔で迎えていた。
恐らく、テレビの向こうの良心をもった多くの人間達も同じような笑顔だったのだろうな。

ふ~むっ、
実に不思議な光景だ・・・・・
犯罪者を笑顔で出迎える多くの国会議員たちと多くの国民。(笑)
これは日本という国家がもう完全に法治国家の体をなしていないという証拠だな。
革命の英雄を迎えるようなこの「絵」は、官僚社会主義国家を象徴する悪夢だが、なにやら嬉しい光景として映るのは、我々の置かれている立場が如何に歪んでいるかを示しているのだろう。
鈴木を迎える小沢の満面の笑みが印象的だった。
とにかく、元気でよかったよ。(笑)

だが、
戦いは、いまから始まるのだ。
鈴木宗男の公民権停止が解かれるのは、5年後の春。
その時彼は確か68歳か69歳になるはずだが、出迎えた小沢と同じ年齢というのが何とも因縁めいていて面白い。
さて、議員バッジを外した鈴木宗男が今後5年間で何をやるのか?
その5年間の鈴木の行動自体が本当の政治であり、本当の政治家の活動だ。
こういうことは、生意気ぶって政治を語る人間達には理解不能だろうな。(笑)

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企業にはグローバル級の馬鹿もいるけどね

「ダイヤモンド・オンライン」から、海外(欧米)留学経験者で一流企業などに勤めているいわゆる「グローバルな若者」たちの座談会である。
ここに掲載したのはその一部だが、冒頭にある、「日本企業の言うグローバル人材の意味が実はよくわからない」というのは、まさしくその通りだろう。そして、それがただの流行語にすぎないということ、企業トップがその流行に踊って言った言葉を、これまたグローバル感覚ゼロの人材採用担当者がわけも分からずにもっともらしいキャッチフレーズを沢山作っているだけだということだ。
企業の上にいる、そういう「グローバルでない重役」たちを全部クビにするくらいでないと、本当にグローバル企業とは言えないだろう。それに、「英語が少々しゃべれればグローバル」ならば、アメリカの小学生を重役に採用すればよいことだ。


(以下引用)

【グローバル人材の定義】
日本企業の言うグローバル人材
の意味が、実はよくわからない
Aさん そこなんですが、日本企業が海外留学経験者を採用するときに、どんな能力を評価しているのか、どんな人材が欲しいのかが、よく見えて来ないんです。企業は皆、「グローバルな人材を採りたい」とアピールするけど、そもそも日本企業が定義している「グローバル」の意味が、よくわからない。その定義は何なんでしょうか。
 また、留学経験のある学生は、実際、本当に他人とは違うスキルを持っているんでしょうか。僕はアメリカでTA(ティーチング・アシスタント)をやっており、日本人、中国人、韓国人の学生を見てきましたが、彼らが特に「グローバルな視点」を持っているとは思えません。日本企業が欲しがる留学経験者は、本当に企業のニーズにマッチしているんでしょうか。
Dさん ちょっとうがった見方ですが、「グローバル人材」という言葉は、企業の人事担当者間における、単なる「流行り」だと思います。人事部は企業戦略の意味でも、そういうメッセージを毎年発信しなければならないからです。
 自分が就職活動していたときは、どこの企業も横並びで「コミュニケーション力」というキャッチフレーズを使っていました。その流行りが終わって、代わりに出てきたのが「グローバル人材」というフレーズ。だから実際のところ、海外留学経験者が活躍できる場が企業に用意されているかは、大きな疑問ですね。
 それに、企業の人事担当者には、現場の仕事をした経験がない人も多い。現場から聞いた抽象的なニーズや、経営サイドからトップダウンで指示された方針を、それらしくメッセージにして発信しているだけ。その実、「現場でどんな人が必要とされているか」はよくわかっていません。
 企業が本当にグローバル人材を欲しているなら、今いるそうではない人員を入れ替えているはず。既存の社員だけ「英語が話せなくてもOK」で、新入社員にだけ「グローバル」を求めるのは、口だけの企業でしょう。
 それに対して、社員にちゃんと研修をさせたり、海外支社で経験を積ませたり、中途でどんどんグローバル人材を採用しているような企業は、本当にちゃんと考えていますね。そういう企業かどうかを、入社する前にちゃんと見極めたほうがよい。
【求められるグローバル人材像】
日本企業は、留学経験者の資質を
ちゃんと評価しているのか
Aさん 企業が欲しがる人材って、2通りあると思うんです。1つは、海外と取引する際に電話対応ができるなど、英語でコミュニケーションがとれる人。こういう人材はたくさんいるけど、ある意味、「通訳程度」としか思われていない。
 2つ目は、これとは逆に、海外とのコミュニケーションが必要となる特定の部署や職種に、プランニングから自分でやれる専門性の高い人が求められるケース。ただ、これも仕事の内容が限定されてくるため、数が少ない留学経験者の中から選ぶとなると、やはりミスマッチングが起きる可能性がある。どっちもどっちのような気がするんですが、企業の現状はどうなっているんですか?
Dさん そういう側面もあるかもしれないけど、留学経験者ならではの「ポテンシャル」は買われているはずです。いくら留学経験者と言っても、帰国して就職した途端に、先輩たちよりよい仕事ができるわけではないでしょう。 やはり、何年か業務経験を積んでから、国内だけで教育を受けた人とは違ったバックグラウンドが生きてきて、価値を出せるようになることを、期待されているんだと思います。
Dさん さらに言うと、留学経験者の側も、日本で就職することにこだわらないで、「世界のどこで働くのが自分にとって最も有利か」を考えて、職を選択すべきでしょう。
――それができるのも、海外の大学院で学位を取ることのメリットですね。必ずしも日本で就職する必要がなくなるので、職業選択の幅が広がる。
Dさん 国によって、職業も給料の分布も違います。日本企業で海外の窓口になるよりも、日本人だということを忘れて、「どこへでも働けるところへ行く」という考え方を持てる人が、本当のグローバル人材なのでは。
Gさん なるほど。留学経験者が日本での就職にこだわらなくなることこそが、「本当のグローバル化」だということですね。
【留学経験者にとっての日本企業】
真のコミュニケーション力とは
相手のバックグラウンドを察する能力
――では、留学経験者が日本企業で働くことのメリットは、何なのでしょうか?
Cさん 私も来年、就職を考えているので、とても切迫した気持ちです。日本企業に就職する場合、海外で教育を受けたことのメリットはありますか?
Dさん 私の会社のIT部門では、7割くらいが外国人です。こういう職場で重要なのは、うまく外国人社員に溶け込めるかどうか。それはたぶん、言語というよりコミュニケーション力という意味において、留学経験者のほうが有利でしょう。でも、それで仕事のパフォーマンスに圧倒的な差が出るというわけではないと思いますが。
――コミュニケーション力には、語学力だけではなく、相手のバックグラウンドを察する能力が求められます。その点、留学経験者は引き出しが多そうですね。
Dさん 仕事上の付き合いではなく、学生時代から留学して、異文化の人たちと利害関係のない付き合いをしていれば、自ずとコミュニケーション能力は深まるでしょう。外資系は人間関係が大事なので、特にそう感じます。
Eさん 日本で働くなら、日本人であることも大事なアドバンテージだと思います。日系企業では、一般的に「和」を大事にすると言われていますが、外資系でも、フランクな会話をしつつもお互いを尊重する人間関係は、とても重要です。
Eさん 相手が外国人の場合、どういう考え方や価値観で働いているかという文化のバックグラウンドを知っていることは、ツールとしての言語を使いこなせるのと同じくらい、大事だと思います。相手の気持ちを理解することの重要性に、国籍の差はあまりありません。
Gさん 自分の職場は圧倒的に日本人が多いけど、留学制度があるので、英語ができる人もいます。ただ、英語に慣れていても、国際的ハード・ネゴシエーションでは法律用語がバンバン出てきて、いきなり突っ込まれると困ってしまうケースが多い。これは、ある程度英語を使って現場の仕事をした人じゃないと、厳しいでしょう。
【社会で求められる英語力】
ビジネスで使える英語力は
短期間の留学では身につかない?
――たとえば米国の大学院生は、教授やクライアントに雇われて研究をすることが多いので、勉強しながらインターンシップを経験するようなものです。だから、ある程度仕事で使える英語が身につくと思う。これは、社会に出てから役に立つのでしょうか。
Gさん 2年間だけの修士課程だと、「ちょっとつらい」というのが実感です。たとえば、MBAで2年間だけ勉強して帰国した人が、ビジネスでハード・ネゴができるかというと、無理でしょうね。

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放射能障害で死ぬかミュータントになるか

「さてはてメモ帳」から転載。
東日本で白血病患者が急増しているという話があるが、ちょっと名の売れた人間だけ見ても、テレビのキャスターやプロレスラー(訂正:アマレスの選手のようだ)などが白血病になっている。旅行記などを書いている若手ジャーナリストが福島近辺で滞在した後、白血病で死んだ報告もあるし、福島原発の吉田所長もそうではないかという噂もある。とすれば、無名の人間はもっとたくさん発症している可能性が高いと判断していいのではないか。政府からの指令か何かで、医者から病名は言われていない場合もあるように思う。
白血病という病気は、普通の状況で頻繁に起こる病気ではないだろうし、甲状腺障害と並んで、放射能障害の中では早い時期に起こる病気であるから、これはやはり福島原発事故の影響だと考えるのが自然だろう。
だが、もはやどうすることもできない。東日本の人間がすべて西日本に移住するわけにもいかないだろうし、西日本だって放射能汚染された食品が出回っていることはほぼ確実だ。早い遅いの違いがあるだけで、日本人のほぼ全員が放射能汚染されることになるだろう。こうなれば、あの基地外学者が言うように「少量の放射能は体にいい。笑っていれば病気にはならない」と信じて、我々も基地外みたいに馬鹿笑いをして生きていくしかないだろう。最近頻繁に報告される放射能で巨大化した野菜を見れば分かるように、背の低い人間が巨人になるという「メリット」だってあるんだしね。ハハハ。


(以下引用)



白血病患者急増 医学界で高まる不安  投稿者:管理人@μSV/h 投稿日:2011年11月23日(水)00時18分49秒
http://8218.teacup.com/terramkc05/bbs/895

各都道府県の国公立医師会病院の統計によると、今年の4月から10月にかけて、 「白血病」と診断された患者数が、昨年の約7倍にのぼったことが21日に判明した。

これを受けて、日本医師会会長原中勝征は、原発事故との因果関係は不明として、原因が判明次第発表するとした。

白血病と診断された患者の約60%以上が急性白血病で、 統計をとりはじめた1978年以来、このような比率は例が無いという。

また、患者の約80%が東北・関東地方で、福島県が最も多く、 次に茨城、栃木、東京の順に多かった。

時間の経過と共に、こういうニュースが小出しに出てくるようになりましたね。 関東に住む以上は、本当に気を引き締めてかからないといけないという気持ちになります。

ただちに影響はないと枝野長官は言っておりましたが、 そろそろその ただちに の執行猶予が切れる時期にきたのかもしれません。

このニュース本当でしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1476376999


++
これを「エヴィデンス」がない、「因果関係が不明」などと言って、カウントしなければ、「白血病リスクはゼロ」だとか、「誰一人核放射線で死んでいないし、今後も健康被害を受けない低線量」だとかいうことになるんですよネ。「科学者」はすごいと思う。それともこの情報が、ガセネタ?専門家のかた、肯定なり否定なり、ちゃんと発表して下さい!!統計はあるはずだ。


まあ、もともとこんなことも有名ですがネ。

玄海原発周辺で白血病が増加 全国平均の6倍
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-4139

あるいは、これも

原子力発電所周辺で小児白血病が高率で発症 ―ドイツ・連邦放射線防護庁の疫学調査報告―
http://cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=122

(こういった事実は、「それがどうした」という扱いを受けてきたわけですが)

広範囲が、現時点ですでに原発周辺類似、これが本当なら、もっと時間がたてば、それ以上の汚染地帯という事実が判明していくのでしょう。


伊達市でも規制値超=コメのセシウム検査で―福島 時事通信 11月29日(火)0時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000000-jij-soci

福島県は28日、伊達市の旧小国村と旧月舘町の農家3戸で今年生産されたコメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。最高値は1050ベクレルだった。既に少量が流通したとみられ、県は農家などに出荷自粛を要請した。

県農林水産部の鈴木義仁部長は「(県産米の)安全性については調査を進め、改めて判断する必要がある」と述べ、県が先月出した「安全宣言」を見直す可能性を示唆した。

福島県では、先に福島市大波地区(旧小国村)で暫定規制値を超えるセシウムが検出されている。政府は同地区のコメの出荷停止を県に指示しており、旧小国村と旧月舘町に対しても同様の措置を取る見通し。3地域はいずれも近接している。

++
玄海原発周辺でも、こんなことはないんですヨ




千葉・柏の市有地、地層で45万ベクレル検出 (2011年11月28日22時02分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111128-OYT1T01070.htm

千葉県柏市の市有地で局所的に高い放射線量が検出された問題で、環境省は28日、地表から深さ5~10センチの地層で1キロ・グラムあたり最高約45万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

調査は今月1、2日に実施された。同省は「東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質が蓄積している可能性が高い」と指摘。セシウムを含む雨水が側溝側面の破損した部分から浸透し、放射性物質の濃度が増したとみている。同省は追加調査を行い、汚染範囲などを推定する。

柏市が10月に発表したこの地層近くの調査結果では、最高で同約27万ベクレルの放射性セシウムが検出されている。

 


@sayakaiurani
うちゃか。

原発爆発後の雨の日に怪死した柏の養鯉場の鯉。ほとんど処分(国の指示で)されたけど、そのうち冷凍保存されていた鯉が最近すさまじいベクレ具合を計測した。当時は、病だとか、地震で世話できなかったからだとか散々言ってた奴等、泣きながら鯉処分して、最近自ら計測を実践したおじさんに謝れ!!


++
玄海原発周辺でも、こんなことはない。 ただし、今のところは。



追記

ネット上の書き込み「白血病患者急増 医学界で高まる不安」について 2011.11.29
http://www.med.or.jp/people/info/people_info/000614.html

日本医師会が、このような発表を行った事実はありません。

本文中には、「各都道府県の国公立医師会病院」との表現がありますが、そもそも医師会病院は、国公立ではありませんし、統計の数値につきましても、現段階でそのようなデータについて確認できず、信憑性を疑わざるを得ないものであります。

また、一部一般紙に掲載されたものであるとの噂もございますが、確認したところ掲載した事実はないとの回答を得ております。

日本医師会は、今回の福島第一原子力発電所事故に関しては、政府に対し正確な情報を国民の皆様に提供するよう求めているところでありますし、本会からの情報の提供に関しては、正確な情報提供に心がけております。

国民の皆様とともに安心・安全な医療を進めて参る所存でございますので、今後ともご理解いただきますようお願い申し上げます。

平成23年11月29日 日本医師会長  原 中 勝 征

++
これは記録しておく

「現段階でそのようなデータについて確認できず」だとすると、どのようなデータがあるのか?それを公表してほしいものである。まさか、何も報告がないわけもあるまい。



感染症週報はこちら
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/index.html


これも載せておきます

事故後白血病多発と報告 チェルノブイリシンポ 2006/02/07 14:24 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200602/CN2006020701004237.html

旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故から4月で20年になるのを機に、広島大(広島市南区)で7日、国際シンポジウムが開かれ、ベラルーシのナタリア・サバ国立血液・小児がんセンター副院長が事故後に小児白血病が多発していると報告した。  

ウクライナの隣国ベラルーシは放射性降下物で大きな被害を受けた。事故をめぐり、ベラルーシの白血病多発が報告されるのは初めてという。  同センターは今後、広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)と協力、患者の被ばく状況の解析などを進める。  サバ副院長は、ベラルーシで1990年から2004年に発症した0-14歳の急性白血病例1117を調査。最初と最後の5年間を比べると、当初はリンパ性白血病が多発し、後には骨髄性白血病が増えたという。


ラ・アーグ再処理工場周辺の白血病 消えない疑惑
http://www.acro.eu.org/cnic1.html


ヒロシマの記録1947 8月
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20100903101819827_ja

1947/8/1
日本医療団広島県中央病院が平和祭診断会を開催。7日までに7人の白血病患者みつかる

他は

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/search.php?mode=search&query=%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85&keyType=&type=all&results=10&page=25 など参照


白血病急増のネット情報に関し日本医師会に、引き続き「患者調査」について厚生労働省に電話照会を行った
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/772.html
投稿者 宮島鹿おやじ 日時 2011 年 11 月 30 日 21:26:28


厚生労働省における東日本大震災の対応状況
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ru9f-att/2r9852000001rur6.pdf

患者調査

➢宮城県の一部地域及び福島県の全域について調査を行わない旨決定し、当該県へ連絡済み。

(追加引用「すべては気づき」というブログから)


原爆放射線による死亡者は、先ず、白血病による過剰死亡(非被爆者の白血病死亡数を越える死亡)が増え、その後被爆10年目頃から、その他のがんによる過剰死亡が増加しています。最近では、がん以外の病気による過剰死亡の増加の傾向も出て来ています。
(放射線影響研究所作成)


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日本奴隷化作戦はどんどん進行中

「マドモワゼル愛」さん(注:男)のブログから転載。
名前はナンだが、彼のブログはなかなか鋭い言葉が多くて、私は好きだ。現在の日本の状況を南米やアフリカで自分の土地を奪われた現地人にたとえているのは、鋭い。
我々は、そうした歴史的事実を、「あれは過去のことだから」と考えてしまいがちだが、なあに、彼らはローマ帝国の時代から同じことをやってきて、現在でもリビアやアフガンやイラクで同じことをやっているのである。それで、次のターゲットが日本になっただけだ。ただし、イラクやリビアと違って日本には資源が無いので、まずは金を奪い、次には国民を奴隷的存在にして、白人に永久に貢がせようという作戦だ。つまり、日本という国の資源は、勤勉で教育があり、そして羊のように大人しい国民なんだね。
追記:関東地方での白血病患者増加やオランダでの殺人ウィルス完成の話題など、書くべきことは幾つかあるが、まあ、そういうのは「騙される人間にも罪がある」という話だ。一般大衆がもっと賢くなり、自分たちの敵の正体を知るようになれば話は変わってくる。だから、私やマドモワゼル愛(笑)さんのブログにも意義はあるはずだ。



(以下引用)


しかし、アフリカや南米やペルーや南方の国々の民衆は、白人による、実際にそうした対応を体験してきたわけだ。これまでは自分らの国と大地だったにもかかわらず、船に乗ってきた知らない人たちが、なんだかんだ言いがかりをつけて、自分らの国土を奪い、自分らを奴隷にしてしまった、、、、これまで使っていた家も畑も何もかも、すべて白人に奪われ、自分の家だと思って戻ったら撃ち殺された、、、と、そうした悲劇を十分に味わいつくしてきている。



日本もそうならないと、誰が断言できよう。実際にそうした方向を目指していると考えれば、政府の原発対応も、マスコミのウソも、理由がつくではないか。なので、日本はいま、とても危険なところに来ている。上から伝わる知の情報を受け取るだけでは、きっと防げなくなるだろう。ある日突然、東京にはもう住めません、、、ということになるのかもしれないし、その程度のウソは覚悟しておいた方がいいでしょう。その場合でも、ただちに住めなくなるわけではありません、、、がまたおまけにつくのでしょうが。その時には、政府関係者や上の人たちは、もうとっくに安全なところに家を持ち、さらに将来の値上がりがわかっているので、しこたま不動産を購入していることでしょう。政府関係者がいま、最近、どこらへんの土地を異様に買いだしたか、、、、を見れば、彼らがおそらく何を考えているかがわかるのでしょうね。調べたくもないけど。
 本当に自分の直感がこれほど大切になってきた時代はないと思います。匂いをかぐように自分の未来やなすべき行動を直感的に感じ、考えていきましょう。

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福島よ、日本政府から離脱せよ

「長周新聞」の「狙撃兵」というコラムから転載。
「政治災害」とは言い得て妙である。(「妙」とは「変だ」じゃなくて「素晴らしい」の意味だよ、そこのお若い人。)放射能被害が目に見えて現れるのは数年後だろうが、職が無い、物が売れない、ということで生活の資が無くなれば数日で死亡、である。

そこで、政府から捨てられた福島県民に言おう。

政府を信じるのをやめなさい。政府がむしろ福島県民の壊滅と死亡を望んでいるのは明らかだ。そうすれば巨額の原発事故補償を出さなくて済むからである。そして福島の広大な土地が自由に使えることになり、それを外資に売れるからである。それは下の記事にも書いてある通りだ。
いいですか、政府は福島県民の大半が死亡することを望んでいる。これを頭に叩き込むことである。

では、どうすればいいか。

福島が独立国家になり、自給自足経済をすることだ。

それしか福島県民が福島という土地に残って生きていく道は、もはや無い。
井上ひさしの「吉里吉里人」ではないが、日本という国家(政府)が福島を棄てた以上、福島の独立に文句の言える人間は誰もいないのである。

(以下引用)

  <狙撃兵> 放射能よりひどい政治災害        2011年11月23日付

 原発の爆発事故に見舞われた福島県では、放射能被曝によって髪が抜ける人も死んだ人もいないが、生活の見通しが立たないために一家離散となったりうつ病や要介護状態になったり早死にする人がふえている。放射能災害よりはるかに、それに対応する政治経済災害の方が深刻にあらわれている。放射能被曝でガンになるのは数十年先であるが、食べることができなければ数十日で死んでしまうのが人間である。
 被災者が元の町に帰ろうにも、仕事がなく店がなく病院もなく学校もない。人間はみんなが助けあい相互に依存しあって生活しているのであり、一人では生活できないのだ。放射能除染もさることながら、崩壊した地域共同体を再建するのがますます困難になる事態が進行している。そしてみんなが疲れ果て、あきらめて土地を二束三文で手放すのを待つという意図が明確に働いている。
 地域生活の再建は産業の再建からしかあり得ない。その土地で農業をやり、漁業をやり、物を生産する。生産活動が基本になって流通があり、地域社会全体が形成されていく関係である。しかし牛の出荷をはじめたら稲わら汚染の風評被害、コメの安全宣言をしたらセシウム汚染米の騒ぎ。検査されて安全と評価されても、売れないし、買いたたかれて経営にならない。食べ物ではない工業製品までも放射能汚染といって返品されている。政府やメディアはおもしろ半分に騒ぐだけで、地域生活をどう守るかの関心はない。
 問題は政府が日本の農漁業はつぶすという政治をやっているのである。民主党野田政府は大震災を、関税撤廃のTPPをやり、外来資本がこの地を奪い取って新しい商売をするチャンスと見なしている。とくに福島県内の放射能汚染物質だけではなく日本中の原発敷地にたまっている核廃棄物、さらにアジアに輸出しようという原発から出る核廃棄物の処分場、核のゴミ捨て場にするというのが当初からの意図である。
 日本の政府というものが、国民の生活を守るためにあるのではなく、国益など知ったことではないという一握りの恥知らずな財界と、強欲なアメリカの利益のためにあるという現実を嫌というほど見せつけられている。
                                   那須三八郎

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犯すつもり満々なのね?(と、オカマ風に)

防衛省田中局長の「犯す前に犯すという奴はいない」というオフレコ発言が暴露されて田中局長はクビになったのだが、日本政府(政府上層官僚)の沖縄を見る目が露骨に出た発言である。「グチャグチャとうるせえ女だ。いざとなりゃあ犯すぞ!」というわけである。フェミニストならば「メイルショービニスト・ピッグ!(男権主義者の豚!)」と抗議の声を上げるところだろう。だが、沖縄もこれまで日本の御妾のように金(補助金)ばかり貰ってきたという前歴がある。まあ、それで本当に潤ったのは本土企業と沖縄のほんの一部だが、女郎扱いされたのも自業自得という面もあるわけだ。独立不羈の精神を持った人間には耐えがたい発言ではある。
沖縄の人間はこういう相手を相手にしている、ということを常に忘れないことだ。政府高官という連中は、あれは我々の税金で生きている公僕のくせに、他人を見下すことが習い性になっている連中なのである。


(以下、あいば達也の「世相を斬る!」から転載)



今回の防衛省田中聡沖縄防衛局長のオフレコ発言は、明らかに外務・防衛の沖縄への本意が明確に語られただけである。否、日本政府、米国政府の真意でもある。どいつもこいつも沖縄を蔑視している。女性への侮辱発言と云う切り口で、マスメディアは報じているが、違う!局長の発言は、日本国政府の総意である。

アメリカが日本を植民地だと認識しているように、日本は沖縄を植民地であり、仮想敵国・中国と日本の垣根だと認識していると云う事だ。外務にせよ、防衛にせよ、常日頃からそういう認識で生きているから生まれてくる言葉に過ぎない。沖縄の現実がそれを物語っているわけで、言い訳など通用する筈もない。今後、沖縄県民がどのような態度で、この問題に対応するかによって、局長発言問題は日本政府の沖縄評価にまで発展する起爆剤になる。

交付金や補助金でどれ程優遇されても、もう沖縄県民は手を打ってはイケないのだろう。普天間の移設程度で満足してはイケないのだ。沖縄は、“今まで充分に本土の基地負担を一身に引き受けてきたのだから、米軍基地の全面撤退を求める。日本政府は沖縄を琉球民族が住む島であり、仮想敵国の防波堤と位置づけているだけではないのか。日本政府の真意如何では、我々は独立も辞さない覚悟だ”そのような要求をする権利は沖縄にある。

それでは沖縄は食べていけない説もあるが、そんなことはない。自由貿易の国になり、カジノの国になり、芸能観光の国になり、フリータックスの国になる。外国資本を積極的に受け入れ、日米中韓ASEANの開発合戦を誘導する。おそらく、日米と中国が、我が陣営に引き込もうと資本投入に凌ぎを削るに違いない。歴史に残る琉球王朝の基本に戻り、多極外交を行い、強かに生きる琉球魂を如何なく発揮して欲しいものだ。少々無謀な論のようだが、そのくらいの発言をしても許される状況が、現在沖縄が置かれている立場だ。沖縄の政治家や県民が、沖縄独立を主張した場合、筆者は積極的に支援する。筆者の支援では心もとないが・・・。

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考えること
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