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花の雨

雨音を聞きながらひと眠りし、起きてもまだ柔らかな雨音がしていたので、寝床の中で句をひねってみたが、例によって何の曲も無い句しか思い浮かばない。まあ、私の場合は「ひねる」よりも、むしろ素直な表現が好みなので、曲が無いのは当然ではある。


雨音や 寝床で惜しむ花の末(夢人)


春の寝床と言えば、孟浩然の「春暁」を連想するわけで、ついでに、あの漢詩を俳句化してみようと考えたが、あれは道具立てが多いので、エッセンスだけを強調してみた。


鳥声や 春あけぼのの 心地よさ(夢人)






(夢人追記)このツィートにまったく同感。教養とは、外部との交渉の道具ではなく、自分自身を常に楽しませる「心の愛玩品」だ、と私は思っている。無くても困らないが、あると人生が1.5倍は楽しくなる。



             さんがリツイート

スーパーの惣菜コーナーで「春は揚げ物」というポップを見て笑えるのが教養だと教わった。


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プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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