世の中に広告の好きな人間がいるというのが信じがたいのだが、広告が本当に好きなのか、それとも、この業界にいることで得られる利得やおこぼれが好きなのか、大半は後者が本音だろう。
駆出しタレントの枕営業とかねwww
世間の人間は、ふつうは広告が嫌いだろうし、特にテレビCMは邪魔くさいとしか思わないだろう。役に立つ広告はスーパーの安売り広告のチラシくらいだが、最近はコンビニだらけだから、それも不要になりつつある。
広告に効果があるというのは神話になりつつあるのではないか。
いいものは、広告しなくてもSNSが自然に広めるし、インチキ広告でしばらくは騙せても、これもネットですぐにばれる。では、ネットでステマをすれば成功するかと言えば、「ステマ」を熟知しているネット民は簡単に引っかかりはしない。
広告業界自体は終わらないにしても、広告に無駄なカネをかける時代は終わった、と言えるだろう。つまり、衰退する運命にある業界だと思われる。
私など、ネット記事を読むにも、広告がべたべた貼られたブログは敬遠する。そういうブログは閲覧数を稼ぐためには信頼できない記事をも書くだろう、と考えるからだ。
私から見れば、広告業界は、資本主義の象徴であり、その「そびえ立つ糞」である。この業界にまつわる話のほとんどが悪臭芬芬であるのは当然だろう。
(以下引用)
2017-03-16
■広告業界は終わらない
広告業界で働いている。
大きな会社ではないが、誰もが知るような広告代理店と一緒に、誰もが知るような大企業の広告を手がけている。
クソな慣習がクソな若手へ脈々と受け継がれているクソな業界だ。
無駄が多すぎる
無駄な待機、無駄な打ち合わせ、メールですむような内容でも、身体を拘束したがる。
時間と体を案件に委ねるのが誠意であり、face to faceで過ごす時間こそ、価値があると思っている。
パソコンも携帯電話もあるのだから、ただの連絡待ちなら自宅で待てばいい。
ほとんど無言の打ち合わせを長時間するぐらいなら、必ずアウトプットを持ち寄る決まりを作ればいい。
でも、しない。
サクっと終わらせたら、やる気がないみたいだから。
飲み会が長すぎる
打ち上げ、顔見せ、終電で帰ったら失礼に当たるとでも思っているのか、絶対に帰らせない。
ノミニケーションを仕事だなんて勘違いしているからこの国の生産性は上がらない。
でもそうはならない。
なぜか?早々に終わったら、盛り上がらなかったみたいで申し訳ないから。
(ちなみにこの業界の離婚率は高い。女はビッチだし、男は大抵不倫している。そしてそれを自慢する。全部、会社と奥さんに報告してやろうか?)
社内の偉い人、偉すぎ〜
社内の偉い人>>>>>>>クライアント>営業=制作>>外注。
クライアントがOKを出しいても、社内の偉い人が23:59にちゃぶ台返しをする。
だったら初期段階で社内の偉い人に確認すればいいのに、しない。
年功序列を気にしすぎる
この業界のやつらは、上下関係以外のコミュニケーションの取り方を知らない。
年上の女はオバチャン、年上の男は増田さん。
芸能人や有名人は増田くん。顔合わせたの、1度だけだよね?直接そう呼んでるとこみせてよ?
年功序列社会だ〜いすきな体育会系はとんでもない体力があり、奴隷扱いされてもへこたれない。だって、もっと下を奴隷扱いすればストレス発散できるも〜ん!
パソコンやインターネットが無かった時代にはそれもアリだったのかもしれない。
でも今は違う。長時間会社にいて、人にマウンティングすることが仕事だと思ってるならサッサと帰ってね。
誰かを不快にすることは、その誰かの作業効率を損なうことなんですよ。
結局、他者をバカにしている
F1層向け?猫でも書いとけ〜。地方の〇〇?ここには何もないからな〜。〇〇の新しい広告?にぶいよね〜。
生活者もバカにしているし、他人のクリエイティブもすぐバカにする。他の会社もバカにする。
自分の仕事に自信が持てないから、他人や会社を批評することで自分に価値があると錯覚したいのではないか。
クリエイティブはマシ
結局クリエイティブは変わった人、アーティスト気質の人、を装って逃げることができる。空気を読まないという選択ができる。
営業は逃げられない。営業は空気を読むのが仕事(だと勘違いしているから)。
でも、逃げられないからってずっとこういうことを続けるの、そろそろしんどくないですか?
もうやめたらどうですか?
クライアントも、こんなことで忠誠を誓われた気持ちになるのはやめたらいい。
広告が好き
広告作りが好きで頑張ってる人、素晴らしい成果物をあげる人、とにかくコミュ力が高い人、すごい人は確かにいる。
「伝えること」が好きで集まったのに、他人の働き方を考えられる人はいなかった。
頑張りたい人が頑張って何が悪い?と思ってる。自分だけが頑張って完結していると、本気で思ってる。
海外の広告クリエイターは、仕事もバカンスも充実しているのに、なぜこうなった?
みんなのばかー!
でも、負けない
朝の連絡で良いこと、月曜の連絡で良いことは夜間や土日に連絡しない。
残業や休日出勤をSNSに書き込まない。(忙しさを他人と比較する文化を根絶するため。)
先に退社する人に、感じ良く挨拶する。自分が退社する時も、元気に退社する。(退社するのは悪いことじゃない!)
定時にとにかく集中して仕事をする。(自分の仕事を巻きで進めて損することはない。たとえ二度手間になったとしても、それが仕事仲間にとって良心の呵責を生み、相手の自省、ひいては生産性につながる。)
自分の仕事の効率・品質を高めていけば、長時間労働しなくても自分の働きに価値を見出せる。
自分に自信があれば、他人のばかばかしい働き方は気にならない。