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インディアンと「頭皮剝ぎ」

前に書いた「最後のモヒカン族」(Last Mohicans)の中で、「インディアンが、殺した敵の頭皮を剥ぐ」ということへの言及が何度も出て来るが、この本が、おそらく「インディアンは敵の頭の皮を剥ぐ」という俗信の普及に大いに貢献したのではないか。もちろん、同類の「西部小説」も無数にあったが、米文学の「古典」とまでされている点で、この本の影響力は大きかったと思う。


(以下引用)

インディアン起源ではありません。 ーーーWikipediaより引用。 インディアン固有の蛮習のように喧伝されてきた「頭皮剥ぎ」は、一部の部族の間で戦果と栄誉を示すものとして古くから重要なものではあったが、そもそもは18世紀前後にメキシコやイギリス、アメリカ合衆国の政府機関が、女・子供を問わず敵対勢力のインディアンやヨーロッパ人を殺させて、その証拠として頭の皮を懸賞金をかけて募集した歴史が起源となっている。 頭皮剥ぎ自体はインディアンから始まった固有の習慣ではなく、古代ヨーロッパにも存在した。また、頭の皮を剥ぐことと命を奪うこととは別であり、頭皮を剥がされた者が生き延びることはよくあり、皮を剥がれた跡の禿は、インディアン戦士にとって非常に不名誉なものとされた。 ーーーここまで。 白人側の虐殺の証拠として、始まったものです。

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