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どうでもいい話

雑談1 まあ、興奮のあまりなのだろうが、「日本の年間下水輸入量」には笑った。日本は下水を輸入しているんだwww

「藻類が日本を産油国にする」 この言葉が現実となってきた。 藻類を使った原油精製について、藻の種類を変えて下水で培養する事で圧倒的効率化を実現。日本の下水1/3を使い、1億3600万tの原油精製(日本の年間下水輸入量と同量)ができる。 実用化すれば、世界のエネルギー業界に革命が起きる。
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雑談2:アマゾンプライムで細田守の「龍とそばかすの姫」を見たが、例によって脚本がダメである。最初の高校生活描写のあたりは「時をかける少女」と「サマーウォーズ」をミックスした感じで悪くなかったし、キャラクターもなかなか良い感じだったのだが、毎度おなじみのメタバースの話になると、論理性がまったく意味不明になる。なぜ、いきなり架空世界の中で思った通りに行動できるのかが分からない。勢いで誤魔化された感じで落ち着かない気分が最後まで続く。世界中がベル(主人公の鈴)の歌で大感動、というのも無理がある。凡庸な曲である。
話の大筋は「美女と野獣」であるのは主人公のメタバース内での名前がベルであることから明白だが、野獣に相当する龍の存在意義が分からない。細田守はこういう「拗ね者」キャラが好きなようだが、見ていてイライラさせられる。話の最初と最後で「無償の自己犠牲」という行為が母と娘の間で繰り返される、というところで「全体の整合性ができた」と細田守は思ったのだろうが、現実とメタバースの話があまりに乖離しすぎていて、視聴者は置いてけぼりだろう。まあ、ここ数作の詰まらない子育て話よりはマシで、いわば原点回帰ではあるだろうが、話自体の面白さはほとんど無い。現実場面の風景描写はきれいである。
後半は我慢して見ていたが、エンドロールの中で、作中のオバサンコーラスグループメンバーの声が「森山良子、岩崎良美、坂本冬美、清水ミチコ」などであるのを知って、少し得した気分にはなった。
(追記)辻真先による「龍とそばかすの姫」評で「サマータイム」は「サマーウォーズ」の間違い。私とほぼ同じ評価である。

アニメ『竜とそばかすの姫』劇場に行けぬ身ゆえ、配信で見る。仮想空間は壮観だが、竜がどんな脅威かわからずドラマが絞りきれてない。DVの現場にすずが乗り込む山場も道具立て不足か。切符売り場と横断歩道の少年少女の演出が印象的なのはちと皮肉だ。『サマータイム』を越えるのは至難な業らしい。


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