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貧乏人ジェノサイド

「たんぽぽ日記」から一部転載。
これから政府による大幅で広範囲な福祉削減が起こるだろうと、私は予測していたが、それが現実化しつつある。
福祉にたよっている人間の生活は、たいていは生きる上での最低生活である。それが少しでも削られることは、「生きるための最低水準を下回る」こと、つまり「生きていけない」ことになるのである。福祉の削減とはそういうことだ。よく、福祉を利用して働かずに暮らす暴力団員の話などが福祉削減の根拠に出されるが、わずかな事例を全体に広げて論じるのは詭弁の常套手段である。

要するに、福祉の削減とは、政府による殺人である。


(以下引用)


2011年05月07日
化けの皮を脱ぎ捨てる


国は生活保護給付額の減額を検討し始めた。
事故を起こした東電のリストラをも要求した。

この2件については、もっともらしいと思われる向きもあるが、
「国民の生活が一番」を主張し、
また、労働組合が組織票となっている民主党であるという視点から見れば、
至って不合理な話である。

震災や事故をきっかけとして、
「国民の生活など本当はどうでも良い」
「組合など票集めのため」
という本心をはっきりと打ち出してきた。
こうして日本社会は、少しづつ破壊されてゆくのである。

東電は社員をリストラするのではなく、
賃金のカットや、ワークシェアリングによって人件費をカットするべきだ。
ただ社員だけ切って、失業者を増やし、
その穴埋めに非正規労働者を雇い入れれば、
雇用が不安定化するだけだ。

しかも、原発の孫受け、3次下請けの人材派遣会社は、
暴力団系の請負企業が多いと聞いている。
暴力団の資金源が増えるだけではないか。

東電労働組合出身で、民主党の支持母体である連合の会長だった、
笹森清がこの時期に菅内閣の特別顧問であるということが、
この話の整合性をますますおかしくする。

笹森は福島原発爆発を防ぐために、
なんら役には立たなかったのだが、
それでは、一体何のために菅内閣の顧問をしているのか?
おそらく東電労組との連絡は取っているはずだと思われるが。

役に立たないのであれば、
班目と一緒にさっさと首を切ってしまえばよいものを。
リストラが必要なのは、こちらの方であろう。

原子力安全委員会委員長でありながら、
何の手も打たずに福島原発を爆破させた班目。
そんな人間さえ菅は辞めさせていないのだ。

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