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菅総理は脱原発派?

「反戦な家づくり」より転載。
裏読みという点で、「反戦な家づくり」の明月氏の見解はいつも参考になる。私など、根がお人好しだから、ついつい他人の言動を肯定的に見てしまうのは、反省するべきだろう。

やや前の話の続きだが、明月氏の「福島は核廃棄物処理場にされようとしている」というかつての指摘は、かなり正解の確率が高いのではないだろうか。だから、わざと被災者を放置し、住民がいなくなるのを待っているのである。そして、格安の値段で土地を買い占めるという寸法だ。

菅総理の「脱原発ポーズ」についての下記記事の分析も、おそらく正しいだろう。我々一般人民が困るのも、政治家が「旗幟不鮮明」であることで、旗幟不鮮明だと賛同も批判もできなくなる。この場合は旗幟不鮮明と言うよりは、言動の内部矛盾と言うべきだろうが、これまでの言動と現在の言動が矛盾しているのである。こうなると国民はどう対応していいか分からない。菅は嫌いでもその「脱原発」には賛成だとなると、その嫌いな菅を支持するしかない。それが嫌なら「脱原発」に反対ということになって、それも困る。
なるほど、菅総理は、その存在だけですべてを汚染する人間核廃棄物(人間放射能)になったという明月氏の言葉通りである。(「放射能」よりは「廃棄物」のほうがゴミらしくて菅総理にふさわしい。)


(以下引用)




菅直人の「脱原発」ポーズは、脱原発つぶしを狙っている
菅直人と孫正義が、仲良くお手々をつないでいる。

つい先日、原発推進を国際的に公約してきた菅直人が、まるで脱原発の旗手であるかのような勢いだ。

これは、絶対におかしい。
G8で、「持続的で安定的な原子力利用を目指す」と世界に公約した菅総理大臣が、どこをどう押したら脱原発になるのか。
こんなのを持ち上げて、得意になっている孫正義も、一気に化けの皮がはがれてしまった。

これは、意図的に菅直人を脱原発のように仕立てて、どっから見ても原発推進派との芝居をやっているということだ。
ニュースサイトでも、G8での首相発言は、どの新聞社も早々に削除されている。
読売・産経が原発推進、朝日・毎日が脱原発 と色分けしているのも、明らかに出来レース。

脱原発が、時代の分かれ目になろうとしている今、菅のような恥知らずの権力亡者を使って、脱原発を汚し、換骨奪胎し、続々と集まり始めたフツウの生活者に、嫌気を起こさそうとしている。
端的に言って、あの菅直人が脱原発を言っただけで、脱原発運動は汚染される。

そこに降ってくるだけで環境を汚染するという、まるで人間放射能のような存在が、現在の菅直人だ。

仙谷らの菅おろしは、何かおかしい とずっと観察してきたが、どうやらこういうことらしい。

菅が粘るだけ粘って、エセ「脱原発」を唱え、孫とも連携して何事かのアクションも起こす。
そのことで、本当の脱原発を汚し、つぶす。

裏では現状以上の原発を推進しながら、20%の太陽光やらをすることが、まるで脱原発かのように、大騒ぎする。
孫正義のメガソーラーを大々的に報じて、まるでエネルギーシフトが進んでいるかのように欺す。
ほんわかと脱原発を意識した人はそれに欺され、シビアにものを見ている人は、脱原発に幻滅する。
そうやって、ごうごうと盛り上がってきた、時代を変えうる脱原発のうねりを、崩壊させる。

脱原発という課題は、運動だけでなく、この何十年かで始めて、国のあり方を国民が鋭く見通せるきっかけになっている。
そうした、エポックメーキングとしての脱原発をつぶそうしているのだ。

これが、今起きている、「菅=脱原発」VS「仙谷ら=原発推進」という見せかけのお芝居の、本当のシナリオ。

ツイッターやブログを散見しても、すでに欺されている人がたくさんいる。
とんでもない。

G8で原発推進を公約した菅直人が、まるで脱原発化のような顔をしていること、そのものが、ペテン師の証明だ。

とことんお人好しの日本人の皆さん。
「欺すよりは欺された方が良い」というのも、程度の問題がある。
自分はそれでもいいけれども、それだけでは、子どもたちを守れない。

目を覚まそう

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