忍者ブログ

老人に労働させるということ

「ライブドアニュース」から転載。
「しんぶん赤旗」記事を取り上げてくれるとは、「ライブドアニュース」もなかなか健全である。
つむじ風氏は日本共産党を「権力維持装置の一部」と見做しているようだが、「しんぶん赤旗」が、他のマスコミの取り上げない重要情報をしばしば取り上げてきたことは認めてくれるだろう。少なくとも、共産党は日本の政治の極端な「右ぶれ」を防いできたという功績もあるし、その党員は共産党員であることで社会的な不利益を膨大に蒙ってきた。そして、彼らの戦いの恩恵を日本社会は受けてきた、と私は思っている。
さて、橋下のこの基地外ぶりに対して、まだ橋下を応援する高齢者がいるなら、私はもはや言う言葉は無い。だいたいが、体が不自由になり、頭も不自由になるのが高齢化なのである。つまり、もはや働くには不向きだから昔から高齢者は「隠居」し、今は「定年退職」という制度があるわけだ。そういう高齢者を働かすという残酷な所業をするくらいなら、姥捨て山施設を国家が作る方がまだましである。
養老院というのは、要するに「穏健な姥捨て山」なのである。

庭仕事やら日曜大工などの私的な「趣味の労働」と、社会的労働とを混同しないことだ。




(以下引用)


橋下氏“年金 65歳で支給せず”/先延ばしを主張/TV番組




しんぶん赤旗
2012年11月25日09時31分



 日本維新の会の橋下徹代表代行は24日、年金支給開始年齢の引き上げを打ち出しました。同時に解雇規制の緩和を主張しました。日本テレビの番組で述べたもの。

 橋下氏は、社会保障について「保険料を上げるか、給付水準を下げるか、これを国民に求めるしかない」と宣言。「(平均寿命が)70、80歳を超えた時代に、65歳から年金を全員もらえるというのはダメ」と攻撃し、「平均余命にあわせて支給開始日をもっと遅らせる。これをやるしかない」と語りました。

 さらに橋下氏は、“高齢者雇用対策”として企業への解雇規制の緩和を主張。「解雇規制を緩和し、高齢者も自由に採用ができるようにする。今の人員を全部抱え込んで、高齢者を雇うわけにはいかない」などと語りました。

 年金支給開始年齢の先のばしは民主党政権の「一体改革」の中で、現行の65歳から68歳へ引き上げ、いずれは70歳へ引き上げることを検討するとされています。民自公は「一体改革」をともに進めていくことで合意しています。



拍手

PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

11 2024/12 01
S M T W T F S
26 27 28
29 30 31

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析