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空き家の有効利用を国交省が決定

会員限定記事なので冒頭部分しか読めなかったが、これだけでも十分だろう。
私は根がケチなのか、都市の中に空き家や空き地があると気になって仕方がない。何か有効利用はできないか、と考えてしまうわけだ。別に金儲けがしたいとかいう話ではない。住む家に困っている人は膨大にいるのに、こうして無駄に放置されている土地や建物が存在することが「社会的罪悪」だ、と思うわけである。
そういう考えの私であるから、国交省の今回の決定は、非常に素晴らしいと思う。公営住宅が増えるということは、貧困世帯への家賃補助と同義である。つまり、福祉的政策だ。安部政権になって初の福祉政策ではないか。
これまでの公営住宅への入居は創価学会員の既得権になっていたとかいう噂も聞いたことがあるが、これで「普通の人」も公営住宅への入居が容易になればいいことだ。
だが、難しいのが「なぜうちの家はこんななのに、あそこの家はあんななのか」という不満が入居者の間から出てきそうなことだ。アパートメント方式の公営住宅だと、周りがすべて同じ造りだから、そういう不満は出ないだろう。これが、各戸すべて違う造りの「準公営住宅」になるとどうなるか、その問題(不満)への対応が今から興味深い。



(以下引用)




空き家を「準公営住宅」に 国交省、子育て世帯支援
2016/1/16 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版

 国土交通省は全国で増え続ける空き家を公営住宅に準じる住宅として活用する。耐震性などの基準を満たす空き家の民間アパートや戸建て住宅を「準公営住宅」に指定。所有者が生活費負担が大きい子育て世帯などに貸すことを認める。家賃の補助も検討する。自治体の財政が厳しくなるなかで、公営住宅の新設費用を抑える効果も見込んでいる。


 制度の詳細設計をまとめたうえで、2017年の通常国会への関連法案提出を目指す。


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