「阿修羅」から転載。
前立腺肥大なら手術や治療もいいだろうが、癌となると、治療のほうが癌よりも有害だと私は思っている。それに、大体の癌ではほとんど治ることもない。まあ、切除でよくなることもあるようだが、それも「本当に癌だったのか?」という気もする。あまりにも治療効果が低すぎるのが癌という病気だ。治療効果は低すぎ、治療費は高すぎで、癌は医者にとっての有難い共通財産ではないか。医者の中でも近藤誠医師のように、癌など治療するな、という考えの人もいるが、たいていの医者は、医者社会の仁義のために癌治療への疑問を口にだせないのだろう。
まあ、最終的には患者個人の覚悟の問題である。
私は、癌になったら絶対に治療はしない。私は、若いころに、職場の同僚が咽喉癌にかかり、放射線治療で頭髪は抜けおち、全身衰弱で歩けなくなり、数週間で死んだのを目撃している。明らかに治療による死亡である。
未だに癌の原因さえわからない、というのも随分な話である。原因は分からない、治療の効果は不確か、治療は高額、それで治療に踏み切るのは、誰でも命が惜しいから、わずかな可能性でも金を出すのである。
まあ、金の無い人間は最初から癌治療をあきらめればいいのだが、一家破産をしても癌治療をするという家庭も多い。そこが困ったところである。
私だって、自分の病気なら治療は断るが、家族の癌治療を断ることはなかなかできないだろう。実に巧妙な集金システムである。
(以下引用)
米国政府:前立腺がんPSA検査を「全年齢で推奨せず」の方針
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/460.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 10 月 10 日 03:03:38: Mo7ApAlflbQ6s
老年になるとけっこうな割合で発症すると言われている前立腺ガンだが、他の要因より“先行”して死に結びつくことは少ないと考えられている。
時々顔を合わせる親戚のおじさんたちがPSA値に一喜一憂している姿を見てどう話していいのか戸惑っている。
前立腺ガンに限らず、ガン検診をどうするかという問題は一人ひとりが自らの身体観と生き方で判断すればいいと思っている。私は受診しないけど...
「検査後に手術などの治療を受けて、死亡したり、尿失禁などの副作用を患うなど不利益を被る人の数が無視できないほど多いことも判明した」(日経新聞:共同通信)や「必要のない治療等を受けて、勃起障害や尿漏れなどの後遺症が残る人もいる」(朝日新聞)は、微妙にニュアンスが異なるが、どちらも、“早期発見”にデメリットがけっこうあり、リスクも高いということを示しているように思える。
最後に、朝日新聞が書いている「必要のない治療」って、きちんと説明しないと医療過誤と誤解されるだろう。たぶん、治療をしないで放置したままのほうが予後がいいと言いたいのだろう。
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健康な人「推奨せず」死亡率減少 効果は限定[日経新聞10月9日朝刊P.30]
【ワシントン=共同】前立腺がんを見つけるためのPSA(前立腺特異抗原)検査が死亡率減少に役立つかどうかの検証を進めていた米政府の独立機関、予防医学作業部会は7日、健康な人が検査を受けることを推奨しないとする報告書案を発表した。
同検査は、日本でも多くの市町村ががん検診として実施している一方で、専門家の間でも推進するかどうか賛否が分かれており今後の議論に影響を与えそうだ。
PSA検査は前立腺の異常を示すタンパク質を血液で調べる検査法。作業部会は、PSA検査を受けた人の健康状態を長期間追跡した欧米の5種類の大規模疫学調査を分析。検査を受けた人と受けなかった人を比較した場合、死亡率を減らす効果はないか、あってもごくわずかであることが分かった。
一方で、検査後に手術などの治療を受けて、死亡したり、尿失禁などの副作用を患うなど不利益を被る人の数が無視できないほど多いことも判明した。
国内では、日本泌尿器科学会がPSA検査を推奨。一方、厚生労働省の研究班は、効果を判断する根拠が不十分などとして、集団検診には勧めないとの報告をまとめている。
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前立腺がんPSA検査「全年齢で推奨せず」 米政府案[朝日新聞]
前立腺がんの検診で使われているPSA検査について、米政府の予防医学作業部会は7日、すべての年齢の男性に対して「検査は勧められない」とする勧告案をまとめた。2008年の勧告では75歳以上で検査を勧めていないが、対象を全年齢に広げることになる。
これまでに実施された五つの大規模臨床試験の結果を分析した結果、年齢や人種、家族歴にかかわらず、PSA検査が死亡率を下げるとの証拠は見いだせなかったと結論づけた。ただ、自覚症状があったり、前立腺がんが強く疑われたりする場合は含まれていない。
米国ではPSA検査は50歳以上の男性に広く普及している。ただ検査で見つかる前立腺がんの多くは進行が遅く、放置しても寿命には関係しない。必要のない治療等を受けて、勃起障害や尿漏れなどの後遺症が残る人もいる。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201110080163.html
前立腺肥大なら手術や治療もいいだろうが、癌となると、治療のほうが癌よりも有害だと私は思っている。それに、大体の癌ではほとんど治ることもない。まあ、切除でよくなることもあるようだが、それも「本当に癌だったのか?」という気もする。あまりにも治療効果が低すぎるのが癌という病気だ。治療効果は低すぎ、治療費は高すぎで、癌は医者にとっての有難い共通財産ではないか。医者の中でも近藤誠医師のように、癌など治療するな、という考えの人もいるが、たいていの医者は、医者社会の仁義のために癌治療への疑問を口にだせないのだろう。
まあ、最終的には患者個人の覚悟の問題である。
私は、癌になったら絶対に治療はしない。私は、若いころに、職場の同僚が咽喉癌にかかり、放射線治療で頭髪は抜けおち、全身衰弱で歩けなくなり、数週間で死んだのを目撃している。明らかに治療による死亡である。
未だに癌の原因さえわからない、というのも随分な話である。原因は分からない、治療の効果は不確か、治療は高額、それで治療に踏み切るのは、誰でも命が惜しいから、わずかな可能性でも金を出すのである。
まあ、金の無い人間は最初から癌治療をあきらめればいいのだが、一家破産をしても癌治療をするという家庭も多い。そこが困ったところである。
私だって、自分の病気なら治療は断るが、家族の癌治療を断ることはなかなかできないだろう。実に巧妙な集金システムである。
(以下引用)
米国政府:前立腺がんPSA検査を「全年齢で推奨せず」の方針
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/460.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 10 月 10 日 03:03:38: Mo7ApAlflbQ6s
老年になるとけっこうな割合で発症すると言われている前立腺ガンだが、他の要因より“先行”して死に結びつくことは少ないと考えられている。
時々顔を合わせる親戚のおじさんたちがPSA値に一喜一憂している姿を見てどう話していいのか戸惑っている。
前立腺ガンに限らず、ガン検診をどうするかという問題は一人ひとりが自らの身体観と生き方で判断すればいいと思っている。私は受診しないけど...
「検査後に手術などの治療を受けて、死亡したり、尿失禁などの副作用を患うなど不利益を被る人の数が無視できないほど多いことも判明した」(日経新聞:共同通信)や「必要のない治療等を受けて、勃起障害や尿漏れなどの後遺症が残る人もいる」(朝日新聞)は、微妙にニュアンスが異なるが、どちらも、“早期発見”にデメリットがけっこうあり、リスクも高いということを示しているように思える。
最後に、朝日新聞が書いている「必要のない治療」って、きちんと説明しないと医療過誤と誤解されるだろう。たぶん、治療をしないで放置したままのほうが予後がいいと言いたいのだろう。
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健康な人「推奨せず」死亡率減少 効果は限定[日経新聞10月9日朝刊P.30]
【ワシントン=共同】前立腺がんを見つけるためのPSA(前立腺特異抗原)検査が死亡率減少に役立つかどうかの検証を進めていた米政府の独立機関、予防医学作業部会は7日、健康な人が検査を受けることを推奨しないとする報告書案を発表した。
同検査は、日本でも多くの市町村ががん検診として実施している一方で、専門家の間でも推進するかどうか賛否が分かれており今後の議論に影響を与えそうだ。
PSA検査は前立腺の異常を示すタンパク質を血液で調べる検査法。作業部会は、PSA検査を受けた人の健康状態を長期間追跡した欧米の5種類の大規模疫学調査を分析。検査を受けた人と受けなかった人を比較した場合、死亡率を減らす効果はないか、あってもごくわずかであることが分かった。
一方で、検査後に手術などの治療を受けて、死亡したり、尿失禁などの副作用を患うなど不利益を被る人の数が無視できないほど多いことも判明した。
国内では、日本泌尿器科学会がPSA検査を推奨。一方、厚生労働省の研究班は、効果を判断する根拠が不十分などとして、集団検診には勧めないとの報告をまとめている。
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前立腺がんPSA検査「全年齢で推奨せず」 米政府案[朝日新聞]
前立腺がんの検診で使われているPSA検査について、米政府の予防医学作業部会は7日、すべての年齢の男性に対して「検査は勧められない」とする勧告案をまとめた。2008年の勧告では75歳以上で検査を勧めていないが、対象を全年齢に広げることになる。
これまでに実施された五つの大規模臨床試験の結果を分析した結果、年齢や人種、家族歴にかかわらず、PSA検査が死亡率を下げるとの証拠は見いだせなかったと結論づけた。ただ、自覚症状があったり、前立腺がんが強く疑われたりする場合は含まれていない。
米国ではPSA検査は50歳以上の男性に広く普及している。ただ検査で見つかる前立腺がんの多くは進行が遅く、放置しても寿命には関係しない。必要のない治療等を受けて、勃起障害や尿漏れなどの後遺症が残る人もいる。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201110080163.html
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