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泥棒に金庫を管理させると

「ダイアモンドjp」の加藤何とかいう女性のコラムの一部である。直接には「阿修羅」記事からの転載。
お役所と東電はよく似ていて、「法律の抜け穴」探しが実に巧みである。それも当然で、東電にはお役所からの天下りがワンサカいるのだから。
で、役人は法律を作る立場だから、作る段階で自分たちに有利なように作るし、いざという時の抜け穴もちゃんと準備してある。
下記記事は、そういう「役人と法律」の関係と読み換えるのが良い。


(以下引用)


日本人には危険だが外国人なら?

 もっとも、アメリカの原発業界にも問題があるからといって、東電や日本の規制当局が免責されるわけもなく。ロイター通信は「特別レポート」と銘打って、24日付で「日本の『使い捨て』原発作業員たち」という記事を配信しました。記事は1997年に福島第一原発3号機でおきた「安全性の危機(safety crisis)」の取り上げ、原子炉の隔壁(シュラウド)のひび修復作業において「もっとも危険な作業には外国人労働者を使ったと、当時のマネージャーは話している」と書いています。石川播磨重工業(現・IHI)で原発建設をずっと担当していた藤井カズノリさん(72歳、下のお名前の漢字が分かりません) はロイター通信に対して、「自分たちのやったことは日本の安全基準では許されなかったはずだ」と話しています(日本語の文言は私が英語から訳したものです)。

 シュラウド交換作業にアメリカやサウジアラビアや東南アジアの人たちを使っていたのは、記事によると「初めて明らかになった」ことだと。なぜ外国人を使ったかというと、日本人作業員には1日の上限放射線量が厳しく適用されていたからで、外国人を抜け道として使ったのだと。「日本人よりはるかに大量の放射線を東南アジアやサウジアラビアから来た作業員は浴びていた」と藤井さんはロイターに話しています。人種や国籍と放射線に対する耐性はまったく無関係だと思うので、なんだかめちゃくちゃな話です。記事によると、東電やIHI、また同じ工事に関わった東芝は、外国人作業員を使った記録はない、そういう事実は確認できないと答えているそうです。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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