beyond 5 senceというブログから転載。
いろいろと勉強になる。喫煙自体は、添加物の入っていない煙草でも有害ではあるが、添加物のために何百倍も危険なものになっている、ということだ。そして、煙草にはある種の利点もある。それは、もちろん美味いということだ。美味いというよりは、ちょっと「悟り」の気分に似た「いい気分」になるということだ。まあ、座禅をやるより一服の煙草のほうが効果的だと私は思う。しかし、健康にはもちろん害があるから「体質的に煙草に向いている人」以外には勧めない。私は煙草は吸いたいが、気管支に軽い持病があるからほとんど吸わない。
それにしても、全世界的な煙草敵視政策には、「地球温暖化の嘘」と同様にやはり何かの裏があると見るべきだろう。
(以下引用)
掲載2011年6月24日
内容紹介・訳者メモ
「タバコ」は加工食品である。「タバコ」の添加物をご存知だろうか。これを知ることが、「タバコ」の有害性(嫌な臭い、発癌性など)を巡る議論で重要なポイントになる。一部の人はタバコは健康に良いと言い、多くの人は健康に悪いと思っているが、その矛盾の謎が解けるだろう。
以下のJTのサイトにあるように、いわゆるタバコ(シガレット)には、膨大な数の化学物質が添加されている。この他に巻紙の助燃剤もある。
たばこ添加物リスト 紙巻たばこの製造工程において葉たばこに添加されている物質リスト
無添加のタバコは日本製品としては存在しないが、手巻きタイプの欧米のタバコが日本でも入手できる。喫煙者の方は、一度、無添加のタバコと巻紙を試してみると、その歴然とした違いがわかるだろう。(しばらく無添加タバコを吸った後で、一時的に普通のJTタバコに戻してみると、よくわかる)
石油を普及させるために麻を有害扱いしたのもそうだが、企業に操られている政府が本当に国民の健康を思って何かすることはありえない。操られているというのは、賄賂や人事などマネーを通じた支配もあるが、情報による支配(企業からマネーが出ている「専門家」に騙されている)もある。禁煙運動も、何らかの理由で製薬会社などグローバル企業の利益に結びつくからこそ、これほどまで大々的なキャンペーンが行われてきたのである。それだけは間違いないと断言できる。
では、その理由は何かだが、とりあえず私は癌の本当の原因をごまかすためだと思っている。今の放射能騒ぎと同じである。本当に癌を作っている「普通」の食品、医療の問題から目を逸らすためのスケープゴートになっている。本当に癌がなくなると、製薬会社は困るのだ。
ビジュアル警告ラベルで植物のタバコを悪者扱いするFDA
FDA unfairly maligns tobacco plant with graphic new cigarette warning labels
マイク・アダムス(ヘルスレンジャー)
By Mike Adams, the Health Ranger
2011年6月24日
FDAは米国のタバコ(シガレット)に義務付けられる9種類の新しいイラスト警告ラベルを公表した。喫煙者にタバコの購入を思いとどまらせるように視覚に訴えるグロテスクな絵である。一見したところ、喫煙による死亡数を減らすための賢明で効果的な作戦のように見えるかもしれない。シガレットを吸うことは良くないことを示す科学的根拠が多くある。だが、こうした議論には大事なことが抜けている。FDAや医療当局があえて話題にしないことだ。それは、化学物質が混ぜられ「加工」されたシガレットと自然のタバコの葉には巨大な違いがあるということである。
多くの人は、「シガレット」と「タバコ」は同じものだと認識している。シガレットが悪いものならば、タバコも悪いものだと信じている。実際に、そうして混同して言葉を使うように、我々は教えられてきた。誰かが「シガレット中毒」ならば、何も考えることなく、「タバコ中毒」だという言い方をする。しかし、この記事でわかってもらえるように、タバコは植物であり、一方でシガレットは致死的な合成化学物質のレシピを加えられた高度に加工された製品である。
トウモロコシの穂が高フルクトース・コーンシロップ(HFCS)で甘みを付けた缶入りソーダと同じではないように、「タバコ」は「シガレット」とは違う。または、安全な小麦が、化学防腐剤を混ぜた加工パンと同じではないように、「タバコ」は「シガレット」とは違う。
シガレットは、単純にタバコの葉を巻いたものではない。タバコに、自然界には存在しない危険な添加物や合成化学物質のカクテルを加えたものである。
タバコは、多種多様な用途のある驚異的な奇跡の植物である。一方で、シガレットは、正常な思考を持ち、まともな感覚がある人ならば決して吸いたいとは思わない高度に加工され、化学物質が混ぜられた製品である。だが問題は、FDAの誰一人として、そして西洋の医療専門家の誰一人として、自然のタバコと高度に加工された化学物質入りのシガレットを区別していないように見受けられることである。何が混入されているかに関係なく、どんなタバコも等しく有害だと言っている。これは重大な過失だ。単純だが嫌われている真実として、自然のタバコを吸うことも健康上危険なのは明らかだが、化学添加物で製造されたシガレットを吸うことの健康リスクとは、まったく比べものにならない。
私の立場を誤解してもらいたくないが、私は喫煙に反対である。間接喫煙により、本当に子供たちは害を受ける。何であれ、日常的に吸引すれば、肺と心臓に危険である。私は、自然療法の主唱者として、どんなものを吸っていようとも、喫煙はやめるべきだと強く勧める。しかし、客観的に考える者として、加工製造されたシガレットの危険性がどこにあるのか、我々は正直でなければならないと思う。喫煙をめぐる議論においては、植物であるタバコが不当に中傷されていることがわかる。
植物のタバコに過激な非難ではなく真っ当な評価が必要な理由
私は何であれスモーキング(吸うこと)には賛成ではなく、私自身植物であろうが製品であろうと吸わない。天然のタバコの葉であっても肺には悪い。だが、加工されたシガレットを吸うのは、それとは比較にならないほど悪い。この健康危害の本当の罪人は、タバコという植物そのものではなく、シガレットの製造過程で植物に加えられる有毒な化学製品であるにもかかわらず、恥ずかしくもFDAが植物(タバコ)そのものを非難しているのを見ていられない。それで私はこの記事を発表することにした。
FDA、DEA(麻薬取締局)、製薬産業は、別の植物(麻)のことも意地悪く攻撃したことを忘れてはいけない。麻に対するヒステリーは、完全な捏造情報、恐怖を煽る偽情報のキャンペーンによるものだった。麻(そしてマリファナ)に関する警告は、まったくの嘘であることが判明しているが、不当にもこれと同じ非科学的な偽情報のキャンペーンがタバコ(植物)に対しても行われている。
シガレットの健康危害をタバコのせいにすることは、コーンドッグ(アメリカンドッグとも。棒を刺したソーセージの周りに、トウモロコシの粉末を練った生地を付けて揚げたもの)の発癌リスクをトウモロコシのせいにするようなものである(実際の問題は、加工肉にある亜硝酸ナトリウムの存在で発癌リスクが発生している)。
喫煙問題に関して人々の洗脳はかなり成功しており、この記事の文章に対しても感情的な反応をする人が多いだろう。そのようにずっと教えられてきているため、反射神経的にタバコ(植物)は健康に悪いはずだと主張する。まるで「タバコ=悪魔」であるかのように、何も考えることなく感情的に反応するように条件付けされている。
だが、それは非常に粗雑な単純化である。シガレットを危険にしているのは、全てタバコ以外の成分である。
加工シガレットには何が入っているのか?
典型的なシガレットには、タバコの葉には存在しない合成化学物質の危険なカクテルが入っている。シガレットには、合計599種類の化学添加物が認可されており(http://quitsmoking.about.com/)、こうした化学物質が燃やされ、煙を出すと、最大で4,000種類の化学物質が生成され、それを吸引することになる。
自然のタバコの葉には存在しない599種類の化学物質である。実はシガレットからタバコを除去し、ボール紙と入れ替えても、化学物質と添加物のせいで危険性は変わらない。典型的なシガレットの総体的な健康効果としては、他と比べるとタバコの葉は殆ど関係ない。合成化学物質の焦げた気体を吸うのは、ゆっくりと自殺しているようなものである。一方、化学添加物のないタバコの葉だけで喫煙するならば、健康上のリスクは疑う余地なく低い。
別の観点から見るために、次の単純な事実を考えてほしい。健康への影響という意味では、ホウレンソウの喫煙とタバコの葉の喫煙は、ざっと同じである。他の植物の葉を喫煙することに比べ、タバコに何か特別な発癌性があるわけではない。もちろん、ニコチンの含有のため、タバコには高い習慣性があるが、それは煙の毒性の問題とは別の話である。
もし誰かが、乾燥させたホウレンソウの葉に何百種類もの有毒化学添加物を加えた「ホウレンソウ・シガレット」を売るならば、頭の悪い連中は「ホウレンソウには発癌性がある」と言うだろう。タバコに対しては、まさにそれと同じことを言っているのである。「タバコで癌になる」という決まり文句を何度聞いただろうか?
繰り返しになるが、この問題に正直な理知をもって取り組むつもりならば、有毒な化学物質が詰まっている高度に加工製造されたシガレットと、自然のタバコ植物の違いを明確にする必要がある。
シガレットの喫煙よりはるかに有毒な化学療法
有毒な化学物質を喫煙することは、それを注射するのと同じぐらいばかげているが、医療産業全体が、シガレットの煙にあるものよりも遥かに危険な化学物質を注入するという考えで成り立っている。それが化学療法(キーモ)と呼ばれるものだ。毎日1箱のシガレットを吸うよりも急速に人間を殺す。
FDAは化学療法についてビジュアルな警告を義務付けていないことに注目しよう。人々は嘔吐し、筋肉は衰弱し、髪は抜け落ち、目が虚ろになる。それが化学療法の真相である。この化学療法を受けても生きたままいることができる人は、癌を生き延びたというよりも、化学療法を生き延びた人々である。それなら、イラストでわかりやすく警告すべきだろう。
だが、現代の西洋医学を象徴する医療神話のために、化学療法には「癌の治療」というラベルが付けられているため、そんな警告はなされない。これは現代医学の神話の中でも強烈な例だ。化学療法で最も顕著な副作用は、信じがたいかもしれないが、癌になることだ!
つまり、西洋医学で全般的に利用されている癌の「治療」は、癌を発生させている。ここまで医療体制が理性的な思考から乖離しているならば、シガレットを吸うことが癌の「治療」だと言い出してもよさそうである。実際に、それほど昔ではないが、医療専門家のほぼ全員が、シガレットを治療薬として推奨していた。歯を白くし(真剣に言っていたのだ)、精神的な集中力を高め、女性にももてるとされていた。
信じてもらえないだろうか? 20~30年前のAMA(米国医師会)ジャーナルを読んでもらえば、シガレット喫煙の多大な健康効果を宣伝する全面広告が掲載されている。「他のシガレットよりもキャメルを吸っている医者が多い」というのが、AMAジャーナルに繰り返し掲載された最も有名な広告の1つである。(http://www.naturalnews.com/021949.html)
また、NaturalNewsの以下のページは、悪い広告の博物館になっている。http://www.naturalnews.com/index-Badvertising.html
特定の加工食品と加工シガレットの危険性は同じ
タバコは、スーパーで売っている工場製造のパッケージ食品が加工食品であるのと同じように、シガレットというのは基本的に加工された煙であることを忘れてはいけない。実際、加工食品には加工シガレットと同じくらい豊富な種類の化学添加物が含有されたものがある。それでも人々は深く考えることもなく、既知の発癌性化学物質で作られた極めて毒性の高いデリカテッセンの加工肉と加工パンで作られたサンドイッチをむさぼり食っている。
では何故FDAは、癌を促進するベーコン、ソーセージ、ホットドッグなど加工肉に表示すべきビジュアルな警告ラベルを発表しないのだろうか? FDAとアメリカの医療体制は、食品中の有毒な化学添加物による健康上のリスクを完全に無視した上で、タバコに対して宣戦布告したからである。
これは誇張ではない。シガレットの煙が肺に作用するように、加工パック肉は、膵臓と肝臓に作用している。
FDAが本当に消費者を加工製品の致死的な添加物から保護しようとしているならば、ベーコンとホットドッグに癌の警告、ソーダ飲料に糖尿病の警告、揚げたスナック・チップには心臓病の警告を義務付けるだろう。MSG、アスパルテーム、亜硝酸ナトリウム、部分水素添加された植物油と人工着色剤にも、警告を表示しなければならない。しかし、そうした食品の化学物質には全く警告がなされることはない。ということは、シガレットの警告表示というのは、国民の健康のためというよりも、利害に基づく駆け引きであることがわかる。
FDAの偽善
どうやらFDAは、人々に知ってほしい毒物と、黙っておきたい毒物を選び分けているようだ。もしFDAに倫理観があるならば、都合良く標的となったごく一部の選び抜いた毒物だけでなく、食品、飲料など個人向け商品に含まれている全ての毒物について警告するだろう。
FDAは、自然志向のタバコ会社に対し、嘘をつかせてまでタバコ喫煙の危険性を営業資料に記載させるというところまで踏み込んでいる。例えば、化学添加物なしで作られているナチュラル・アメリカン・スピリットは、「当社のタバコには添加物がありませんが、だからといってより安全なシガレットという意味ではありません」と書かされている。(https://www.nascigs.com)
本当は安全だ。化学添加物を減らせば、シガレットの煙の中の発癌物質も減る。これは初歩的な化学である。より少ない種類の毒物を吸引すれば、発癌性は低くなる。だが、FDAはそれを認めない。もちろん、医療産業全般が、「生きた」食べ物と「死んだ」食べ物の違いさえも認識していないのだから、それほど驚くことでもない。実際にFDAは、無殺菌牛乳、生アーモンド、新鮮野菜など生きた食べ物と戦争をしており、死んだ食べ物(これは死んだような人間へとつながる)に深く肩入れしていることがわかる。
ところで、喫煙に関する私の立場を誤解してほしくない。何であっても吸えば、燃料によって生じる化学物質で発癌性がある。私は喫煙しないし、自然のタバコであっても喫煙は勧めない。いろいろな理由から喫煙は嫌な習慣である。公共の場で、火をつけることを禁止する禁煙法にも強く賛成する(だが、自分の選択として自宅でタバコに火をつける権利があることは全面的に支持する)。しかし、医療体制とFDAの偽善を一貫して暴いてきた受賞暦のあるジャーナリストとして、私はシガレット喫煙による健康上の問題は、タバコの葉自体ではなく、化学添加物と「詰め物」の成分によるものだということを指摘しておかなければならない。
FDAの新しい警告ラベルはかなり不気味なものだが、本当にうんざりさせらるのは、FDAが本当に危険な食品添加物・パーソナルケア製品の化学物質を違法化することを完全に拒絶していることである。FDAは、タバコと戦争をしている一方で、食品、ローション、シャンプー、飲料で何百種類もの既知の毒性化学物質の使用を認めている。FDAの「人々の安全への取り組み」とは、たった一つの産業(タバコ産業)を標的とする極めて限定された活動であることがわかる。
喫煙していなくても、加工肉に入っている様々な毒性化学物質を食べれば、死ぬかもしれないわけだが、FDAはわざわざそんなことを教えてはくれない。ホットドッグのどこにビジュアルな警告ラベルがあるのだろうか?
(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)
いろいろと勉強になる。喫煙自体は、添加物の入っていない煙草でも有害ではあるが、添加物のために何百倍も危険なものになっている、ということだ。そして、煙草にはある種の利点もある。それは、もちろん美味いということだ。美味いというよりは、ちょっと「悟り」の気分に似た「いい気分」になるということだ。まあ、座禅をやるより一服の煙草のほうが効果的だと私は思う。しかし、健康にはもちろん害があるから「体質的に煙草に向いている人」以外には勧めない。私は煙草は吸いたいが、気管支に軽い持病があるからほとんど吸わない。
それにしても、全世界的な煙草敵視政策には、「地球温暖化の嘘」と同様にやはり何かの裏があると見るべきだろう。
(以下引用)
掲載2011年6月24日
内容紹介・訳者メモ
「タバコ」は加工食品である。「タバコ」の添加物をご存知だろうか。これを知ることが、「タバコ」の有害性(嫌な臭い、発癌性など)を巡る議論で重要なポイントになる。一部の人はタバコは健康に良いと言い、多くの人は健康に悪いと思っているが、その矛盾の謎が解けるだろう。
以下のJTのサイトにあるように、いわゆるタバコ(シガレット)には、膨大な数の化学物質が添加されている。この他に巻紙の助燃剤もある。
たばこ添加物リスト 紙巻たばこの製造工程において葉たばこに添加されている物質リスト
無添加のタバコは日本製品としては存在しないが、手巻きタイプの欧米のタバコが日本でも入手できる。喫煙者の方は、一度、無添加のタバコと巻紙を試してみると、その歴然とした違いがわかるだろう。(しばらく無添加タバコを吸った後で、一時的に普通のJTタバコに戻してみると、よくわかる)
石油を普及させるために麻を有害扱いしたのもそうだが、企業に操られている政府が本当に国民の健康を思って何かすることはありえない。操られているというのは、賄賂や人事などマネーを通じた支配もあるが、情報による支配(企業からマネーが出ている「専門家」に騙されている)もある。禁煙運動も、何らかの理由で製薬会社などグローバル企業の利益に結びつくからこそ、これほどまで大々的なキャンペーンが行われてきたのである。それだけは間違いないと断言できる。
では、その理由は何かだが、とりあえず私は癌の本当の原因をごまかすためだと思っている。今の放射能騒ぎと同じである。本当に癌を作っている「普通」の食品、医療の問題から目を逸らすためのスケープゴートになっている。本当に癌がなくなると、製薬会社は困るのだ。
ビジュアル警告ラベルで植物のタバコを悪者扱いするFDA
FDA unfairly maligns tobacco plant with graphic new cigarette warning labels
マイク・アダムス(ヘルスレンジャー)
By Mike Adams, the Health Ranger
2011年6月24日
FDAは米国のタバコ(シガレット)に義務付けられる9種類の新しいイラスト警告ラベルを公表した。喫煙者にタバコの購入を思いとどまらせるように視覚に訴えるグロテスクな絵である。一見したところ、喫煙による死亡数を減らすための賢明で効果的な作戦のように見えるかもしれない。シガレットを吸うことは良くないことを示す科学的根拠が多くある。だが、こうした議論には大事なことが抜けている。FDAや医療当局があえて話題にしないことだ。それは、化学物質が混ぜられ「加工」されたシガレットと自然のタバコの葉には巨大な違いがあるということである。
多くの人は、「シガレット」と「タバコ」は同じものだと認識している。シガレットが悪いものならば、タバコも悪いものだと信じている。実際に、そうして混同して言葉を使うように、我々は教えられてきた。誰かが「シガレット中毒」ならば、何も考えることなく、「タバコ中毒」だという言い方をする。しかし、この記事でわかってもらえるように、タバコは植物であり、一方でシガレットは致死的な合成化学物質のレシピを加えられた高度に加工された製品である。
トウモロコシの穂が高フルクトース・コーンシロップ(HFCS)で甘みを付けた缶入りソーダと同じではないように、「タバコ」は「シガレット」とは違う。または、安全な小麦が、化学防腐剤を混ぜた加工パンと同じではないように、「タバコ」は「シガレット」とは違う。
シガレットは、単純にタバコの葉を巻いたものではない。タバコに、自然界には存在しない危険な添加物や合成化学物質のカクテルを加えたものである。
タバコは、多種多様な用途のある驚異的な奇跡の植物である。一方で、シガレットは、正常な思考を持ち、まともな感覚がある人ならば決して吸いたいとは思わない高度に加工され、化学物質が混ぜられた製品である。だが問題は、FDAの誰一人として、そして西洋の医療専門家の誰一人として、自然のタバコと高度に加工された化学物質入りのシガレットを区別していないように見受けられることである。何が混入されているかに関係なく、どんなタバコも等しく有害だと言っている。これは重大な過失だ。単純だが嫌われている真実として、自然のタバコを吸うことも健康上危険なのは明らかだが、化学添加物で製造されたシガレットを吸うことの健康リスクとは、まったく比べものにならない。
私の立場を誤解してもらいたくないが、私は喫煙に反対である。間接喫煙により、本当に子供たちは害を受ける。何であれ、日常的に吸引すれば、肺と心臓に危険である。私は、自然療法の主唱者として、どんなものを吸っていようとも、喫煙はやめるべきだと強く勧める。しかし、客観的に考える者として、加工製造されたシガレットの危険性がどこにあるのか、我々は正直でなければならないと思う。喫煙をめぐる議論においては、植物であるタバコが不当に中傷されていることがわかる。
植物のタバコに過激な非難ではなく真っ当な評価が必要な理由
私は何であれスモーキング(吸うこと)には賛成ではなく、私自身植物であろうが製品であろうと吸わない。天然のタバコの葉であっても肺には悪い。だが、加工されたシガレットを吸うのは、それとは比較にならないほど悪い。この健康危害の本当の罪人は、タバコという植物そのものではなく、シガレットの製造過程で植物に加えられる有毒な化学製品であるにもかかわらず、恥ずかしくもFDAが植物(タバコ)そのものを非難しているのを見ていられない。それで私はこの記事を発表することにした。
FDA、DEA(麻薬取締局)、製薬産業は、別の植物(麻)のことも意地悪く攻撃したことを忘れてはいけない。麻に対するヒステリーは、完全な捏造情報、恐怖を煽る偽情報のキャンペーンによるものだった。麻(そしてマリファナ)に関する警告は、まったくの嘘であることが判明しているが、不当にもこれと同じ非科学的な偽情報のキャンペーンがタバコ(植物)に対しても行われている。
シガレットの健康危害をタバコのせいにすることは、コーンドッグ(アメリカンドッグとも。棒を刺したソーセージの周りに、トウモロコシの粉末を練った生地を付けて揚げたもの)の発癌リスクをトウモロコシのせいにするようなものである(実際の問題は、加工肉にある亜硝酸ナトリウムの存在で発癌リスクが発生している)。
喫煙問題に関して人々の洗脳はかなり成功しており、この記事の文章に対しても感情的な反応をする人が多いだろう。そのようにずっと教えられてきているため、反射神経的にタバコ(植物)は健康に悪いはずだと主張する。まるで「タバコ=悪魔」であるかのように、何も考えることなく感情的に反応するように条件付けされている。
だが、それは非常に粗雑な単純化である。シガレットを危険にしているのは、全てタバコ以外の成分である。
加工シガレットには何が入っているのか?
典型的なシガレットには、タバコの葉には存在しない合成化学物質の危険なカクテルが入っている。シガレットには、合計599種類の化学添加物が認可されており(http://quitsmoking.about.com/)、こうした化学物質が燃やされ、煙を出すと、最大で4,000種類の化学物質が生成され、それを吸引することになる。
自然のタバコの葉には存在しない599種類の化学物質である。実はシガレットからタバコを除去し、ボール紙と入れ替えても、化学物質と添加物のせいで危険性は変わらない。典型的なシガレットの総体的な健康効果としては、他と比べるとタバコの葉は殆ど関係ない。合成化学物質の焦げた気体を吸うのは、ゆっくりと自殺しているようなものである。一方、化学添加物のないタバコの葉だけで喫煙するならば、健康上のリスクは疑う余地なく低い。
別の観点から見るために、次の単純な事実を考えてほしい。健康への影響という意味では、ホウレンソウの喫煙とタバコの葉の喫煙は、ざっと同じである。他の植物の葉を喫煙することに比べ、タバコに何か特別な発癌性があるわけではない。もちろん、ニコチンの含有のため、タバコには高い習慣性があるが、それは煙の毒性の問題とは別の話である。
もし誰かが、乾燥させたホウレンソウの葉に何百種類もの有毒化学添加物を加えた「ホウレンソウ・シガレット」を売るならば、頭の悪い連中は「ホウレンソウには発癌性がある」と言うだろう。タバコに対しては、まさにそれと同じことを言っているのである。「タバコで癌になる」という決まり文句を何度聞いただろうか?
繰り返しになるが、この問題に正直な理知をもって取り組むつもりならば、有毒な化学物質が詰まっている高度に加工製造されたシガレットと、自然のタバコ植物の違いを明確にする必要がある。
シガレットの喫煙よりはるかに有毒な化学療法
有毒な化学物質を喫煙することは、それを注射するのと同じぐらいばかげているが、医療産業全体が、シガレットの煙にあるものよりも遥かに危険な化学物質を注入するという考えで成り立っている。それが化学療法(キーモ)と呼ばれるものだ。毎日1箱のシガレットを吸うよりも急速に人間を殺す。
FDAは化学療法についてビジュアルな警告を義務付けていないことに注目しよう。人々は嘔吐し、筋肉は衰弱し、髪は抜け落ち、目が虚ろになる。それが化学療法の真相である。この化学療法を受けても生きたままいることができる人は、癌を生き延びたというよりも、化学療法を生き延びた人々である。それなら、イラストでわかりやすく警告すべきだろう。
だが、現代の西洋医学を象徴する医療神話のために、化学療法には「癌の治療」というラベルが付けられているため、そんな警告はなされない。これは現代医学の神話の中でも強烈な例だ。化学療法で最も顕著な副作用は、信じがたいかもしれないが、癌になることだ!
つまり、西洋医学で全般的に利用されている癌の「治療」は、癌を発生させている。ここまで医療体制が理性的な思考から乖離しているならば、シガレットを吸うことが癌の「治療」だと言い出してもよさそうである。実際に、それほど昔ではないが、医療専門家のほぼ全員が、シガレットを治療薬として推奨していた。歯を白くし(真剣に言っていたのだ)、精神的な集中力を高め、女性にももてるとされていた。
信じてもらえないだろうか? 20~30年前のAMA(米国医師会)ジャーナルを読んでもらえば、シガレット喫煙の多大な健康効果を宣伝する全面広告が掲載されている。「他のシガレットよりもキャメルを吸っている医者が多い」というのが、AMAジャーナルに繰り返し掲載された最も有名な広告の1つである。(http://www.naturalnews.com/021949.html)
また、NaturalNewsの以下のページは、悪い広告の博物館になっている。http://www.naturalnews.com/index-Badvertising.html
特定の加工食品と加工シガレットの危険性は同じ
タバコは、スーパーで売っている工場製造のパッケージ食品が加工食品であるのと同じように、シガレットというのは基本的に加工された煙であることを忘れてはいけない。実際、加工食品には加工シガレットと同じくらい豊富な種類の化学添加物が含有されたものがある。それでも人々は深く考えることもなく、既知の発癌性化学物質で作られた極めて毒性の高いデリカテッセンの加工肉と加工パンで作られたサンドイッチをむさぼり食っている。
では何故FDAは、癌を促進するベーコン、ソーセージ、ホットドッグなど加工肉に表示すべきビジュアルな警告ラベルを発表しないのだろうか? FDAとアメリカの医療体制は、食品中の有毒な化学添加物による健康上のリスクを完全に無視した上で、タバコに対して宣戦布告したからである。
これは誇張ではない。シガレットの煙が肺に作用するように、加工パック肉は、膵臓と肝臓に作用している。
FDAが本当に消費者を加工製品の致死的な添加物から保護しようとしているならば、ベーコンとホットドッグに癌の警告、ソーダ飲料に糖尿病の警告、揚げたスナック・チップには心臓病の警告を義務付けるだろう。MSG、アスパルテーム、亜硝酸ナトリウム、部分水素添加された植物油と人工着色剤にも、警告を表示しなければならない。しかし、そうした食品の化学物質には全く警告がなされることはない。ということは、シガレットの警告表示というのは、国民の健康のためというよりも、利害に基づく駆け引きであることがわかる。
FDAの偽善
どうやらFDAは、人々に知ってほしい毒物と、黙っておきたい毒物を選び分けているようだ。もしFDAに倫理観があるならば、都合良く標的となったごく一部の選び抜いた毒物だけでなく、食品、飲料など個人向け商品に含まれている全ての毒物について警告するだろう。
FDAは、自然志向のタバコ会社に対し、嘘をつかせてまでタバコ喫煙の危険性を営業資料に記載させるというところまで踏み込んでいる。例えば、化学添加物なしで作られているナチュラル・アメリカン・スピリットは、「当社のタバコには添加物がありませんが、だからといってより安全なシガレットという意味ではありません」と書かされている。(https://www.nascigs.com)
本当は安全だ。化学添加物を減らせば、シガレットの煙の中の発癌物質も減る。これは初歩的な化学である。より少ない種類の毒物を吸引すれば、発癌性は低くなる。だが、FDAはそれを認めない。もちろん、医療産業全般が、「生きた」食べ物と「死んだ」食べ物の違いさえも認識していないのだから、それほど驚くことでもない。実際にFDAは、無殺菌牛乳、生アーモンド、新鮮野菜など生きた食べ物と戦争をしており、死んだ食べ物(これは死んだような人間へとつながる)に深く肩入れしていることがわかる。
ところで、喫煙に関する私の立場を誤解してほしくない。何であっても吸えば、燃料によって生じる化学物質で発癌性がある。私は喫煙しないし、自然のタバコであっても喫煙は勧めない。いろいろな理由から喫煙は嫌な習慣である。公共の場で、火をつけることを禁止する禁煙法にも強く賛成する(だが、自分の選択として自宅でタバコに火をつける権利があることは全面的に支持する)。しかし、医療体制とFDAの偽善を一貫して暴いてきた受賞暦のあるジャーナリストとして、私はシガレット喫煙による健康上の問題は、タバコの葉自体ではなく、化学添加物と「詰め物」の成分によるものだということを指摘しておかなければならない。
FDAの新しい警告ラベルはかなり不気味なものだが、本当にうんざりさせらるのは、FDAが本当に危険な食品添加物・パーソナルケア製品の化学物質を違法化することを完全に拒絶していることである。FDAは、タバコと戦争をしている一方で、食品、ローション、シャンプー、飲料で何百種類もの既知の毒性化学物質の使用を認めている。FDAの「人々の安全への取り組み」とは、たった一つの産業(タバコ産業)を標的とする極めて限定された活動であることがわかる。
喫煙していなくても、加工肉に入っている様々な毒性化学物質を食べれば、死ぬかもしれないわけだが、FDAはわざわざそんなことを教えてはくれない。ホットドッグのどこにビジュアルな警告ラベルがあるのだろうか?
(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)
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