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検察もまた原子力村の一部

「櫻井ジャーナル」から記事の前半だけ転載。
今日の「徽宗皇帝のブログ」の補完記事のようなものだ。
あちらに追記してもいいのだが、これはこれで「検察とは何か」という問題を考えさせる記事なので、別記事とした。
本当なら、「酔生夢人のブログ」は、趣味的・娯楽的な記事を中心にしたいのだが、広島・長崎を思い出すこの時期には、こちらも真面目な記事が多くなってしまう。



(以下引用)





2013.08.09
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原子力村の住民であり、暴力装置として機能してきた検察が原子力村の責任を問うということ自体が滑稽な話で、歴代の東電幹部や政府高官を起訴すれば矛先は検察にも


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 巨大地震に繰り返し襲われている(つまり地震や津波が予見されている)日本に原子力発電所を乱立させるという無謀なことを推進するため、電力業界や歴代政府は反対の声をカネと暴力で封じ込めてきた。

 暴力には裏と表があり、表の暴力装置として機能してきたのが警察や検察。福島県知事として原発に慎重な姿勢を見せていた佐藤栄佐久をスキャンダル失脚させただけでなく、「迷惑防止条例」を使って社会的に葬り去るという手法も使われている疑いが濃厚である。

 つまり、警察や検察は日本の核政策を推進してきたグループに属し、いわば用心棒的な存在。東京電力をはじめとする電力業界や歴代政府、その周辺に群がっている巨大企業群、いわゆる「原子力村」の一員ということでもある。東電幹部や政府関係者は検察の仲間であり、原発事故の責任は検察にもある。

 要するに、検察が「原子力村」の仲間を起訴したなら、その矛先は自分たちにも向くことになる。どうしても起訴しなければならなくなったら、本筋を外して傍流の人びとを引き出してくるだろう。

 福島第一原発の事故を検察が捜査ということは、広域暴力団「A組」の犯罪をA組傘下の「B会」が調べ、やはりA組傘下の「C組」、「D会」・・・の意見を聞いて判断するという構図と同じ。国会で原発に批判的な議員が増えたなら状況は違うだろうが、現在は圧倒的に原発推進派が多い。つまり原発で甘い汁を吸ってきた人たちだ。





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