加害に対する反撃は無罪、というのが私の主義だ。これは法的にも「正当防衛」と言われ、ある程度は認められているが、現実的にはほとんど適用されていない。たとえば、いじめを受けた子供が反撃し、相手に怪我をさせた場合、無罪にはならないだろう。いわゆる「情状酌量」により、罪が軽減されるだけである。いじめへの反撃(これは一般には「暴力」とされる。)が困難な社会風土が社会全体のいじめ行為を蔓延させているわけだ。そして、或る日突然、それまでの虐待に耐えかねて、精神の閾値を越えた怒りに襲われた時、その「暴力」は、あるいは殺人にまで至ることもあるだろう。
下の記事の事件は、場所や舞台を変えれば、日本全体で、いつでも起こりうる事件なのである。たとえば、ブラック企業の経営者に対し、あるいは陰湿ないじめ行為をする上司に対し、同僚に対し、親兄弟に対し、教師に対し、政治家に対し、官僚に対し。
弱者がいつまでも弱者だと思うのは誤りである。今の社会は、「どうせ相手には何の反撃もできないさ。あいつは弱虫だからな」と嘯(うそぶ)く傲慢な強者によって支配されている。だが、捨て身になった弱者は、何でもできるのである。
残念ながら、この記事の娘さんが無罪になることは無いだろう。それは法治主義そのものの否定になり、「国家による暴力の独占」の否定という由々しき事態になるから。しかし、17歳の少女がこの地獄のような家を脱出して自活する道が(事実上の売春婦になる以外に)はたしてあっただろうか。
自然が豊富で、のどかな雰囲気が漂う北海道南幌(なんぽろ)町で10月1日に起こった事件は衝撃的なものだった。
1階の寝室に母親(享年47)が、2階の寝室に母方の祖母(享年71)が、寝間着姿のまま絶命していたのだ。母親は喉仏から頸動脈まで切り裂かれ、祖母は頭と胸を中心に7か所刺されており、部屋中が血の海と化していた。
警察に事情聴取を受けているA子(17才)はその家の三女。そのA子を取り巻く環境は地獄そのものだったという。祖母からの仕打ちは相当厳しかったようだ。
「“誰のおかげで飯が食えてるんだ!”って、家のことを全てA子ちゃんに押しつけ始めたんです。小学校の時から家中の掃除やゴミ出しだけでなく、冬になると、彼女は早朝5時から極寒の中、1人で雪かきさせられていました。
このあたりは積雪は1mを超えるんですが、それでも、家の前の雪を全てきれいにしないと、おばあさんは杖でガンガンA子ちゃんを叩き、怒鳴りちらすんです。ある時、私が心配して声をかけたら“ありがとうございます。大丈夫です”って…。
けなげに家の仕事をするA子ちゃんの姿は、かつて大ヒットしたNHK朝ドラ『おしん』そのものでした」(A子の知人)
祖母は、家の仕事を優先させるためA子に友人と遊ぶことさえ許さなかったのだ。
夕方5時までに必ず帰宅させ、庭の草むしりや植木の手入れを毎日やらせ、洗濯や犬の散歩も彼女に強制した。
「ちょっとでも遅れると、おばあさんは怒鳴って叩きますからね。一度、遅刻した罰で叩かれて骨折して、入院したこともありますよ。こういう暴力は、A子ちゃんが高校に入った後もずっと続いていて、最近も、5時直前に慌てて帰宅するのを何度も見ています」(近隣住人)
また、報道では、A子が暮らしていたのは、自宅の“離れ”とされているが、その表現は現実と乖離している。
「A子ちゃんが暮らしていたのは、物置小屋です。4畳ほどの所に、家の荷物が置かれて、わずかなスペースに机だけが置いてあるんですから。彼女は出入りも玄関からではなくて、車庫の裏にある潜り戸を通って裏庭に出て、そこから物置部屋に入っていました」(前出・近隣住人)
“しつけ”と呼ぶにはあまりに過酷なA子の生活の中で、救いとなるべき存在は、母だったはずだ。しかし、母もまた祖母の支配下にあった。
「おばあさんは、母親にもきつく当たっていたんです。“お前の教育が悪いから、この娘はこんなにグズなんだよ!”って。実の娘でさえも、容赦なく杖で叩いていたそうです。子供の学費や生活費など、ほとんどあの人のお金でやりくりしていたので、母親も何も言えなかったそうです。
そのうち母親もノイローゼになって、精神的に不安定になっていきました。いつしか彼女も“あんたのせいでアタシが怒られるんだよ!”って、ことあるごとにA子ちゃんをなじるようになったんです」(前出・近隣住人)
張りつめた心を癒す時間も場所もないまま過ごす毎日は、彼女の心に、負の感情を澱のように蓄積させ、いつしかその感情は心の容量を超えてしまった。
一線を踏み越えたA子に対し、同居していた姉の悲しみは深い。
「姉はこの数年、ずっと仕事で忙しくて、妹の悩みを聞いてあげる時間がなかったそうで、“あの娘が苦しんでいるのを知っていながら、なぜ私が支えになってあげられなかったのか”って、泣き続けているそうです…。彼女は犯人隠避の疑いで警察の事情聴取を受けていますが、“事件を防げなかったのは私の責任です”とまで話しているそうです」(捜査関係者)
※女性セブン2014年10月23・30日号
(追記)「性善説」派の人には不愉快な記事だろうが、上の記事と関連する部分があるので、追加で転載しておく。言うまでもなく、私はこの「キチガイ奥さん」の対応はもっともだと思う。たとえ善意からのものであろうと、他人の生活に不当に介入し、迷惑をかけることに対してあまりに無神経な人間にはこういう対応しか最終的には無い、と思う。
引用元: ・【宣戦】義実家にしたスカッとするDQ返し42【布告】
※この記事の内容は、汚物注意です。
386: 名無しさん@HOME 2007/11/04(日) 21:48:44
気狂い親に虐待されて育った私。
ダンナの愛情一杯受けて育った暖かさに惹かれました。
ウトメもホントに良い人、基本的には。
でも、本当に愛情厚く幸せな暮らししか知らない人って、鬼畜ってものの
存在が理解できないらしい。
私が両親と絶縁してることも単なる親子げんかの意地の張り合いくらいにしか
理解してもらえず、繰り返されるお節介の数々。
(夫との新居も電話番号も知らせていないのに勝手に知らせる、
イベントに勝手に呼ぶ、「いい加減に意地春の止めて仲直りしなさい」だの
「子供を産んだらご両親への感謝の気持ちも湧いてきたでしょ」だの。)
見かねてダンナが虐待の数々をウトメに説明して私が二度と実親と
関わりたく無い旨を説明してくれたけどそれも理解できず。
忘れたい過去ガンガン掘り起こされて気が狂いそうになっちゃいました。
てか多分狂っちゃったんだと思う。
眠れない日が続いて軽い睡眠薬をもらってた。
ウトメの食事に混ぜて飲ませて、縛り上げて一日放置しちゃいました。
トイレにもいけないから垂れ流しで泣いて消耗してる所に顔出して言った。
「どんな酷いことされても家族だから許せるんですよね?
愛情の表現がちょっと間違っただけで本当は心から愛してるはずだし、
酷いことを心ならずもしないではいられなかったその心情を思えば
責めるなんてしないで許して分かり合えるんですよね?
そうおっしゃいましたよね?
でもきっとたった一度のこれくらいのことでウトメさんは私のこと一生許さないんでしょ?
私は縛られた上に殴られたけど、ウトメさん達殴られてないのにね。
私は何度も何度も何度も繰り返されたのにウトメさん達は許せ愛せって強制しましたよね?
これから十数年一日たりとも安心して眠れない暴行に私が及んでも
ウトメさんは私を許して愛して下さるんですよね?」
このスレ始まって以来のDQNかも、私。
気分悪くなった方、申し訳ありません。
388: 名無しさん@HOME 2007/11/04(日) 21:53:09
>>386
お疲れ様。
居るよ、そういう人。
自分の辞書に無いからちっとも理解出来ないで善意押し付けてくる人。
自分たちに経験無いから本気で解らないみたいだけど
解らないだけじゃなくて、自分たちの考えを押し付けてくる人。
そういう人を容赦しなかったあなたは自分で自分を守ったんだよ。お疲れ様。
ダンナさんとの関係が上手く行っていますように。
390: 名無しさん@HOME 2007/11/04(日) 21:55:30
>>386
いいよ、許すよ、誰が許さなくてもモニターのこちら側で私が許す!
虐待されたことない人って、ある意味ひどいこと平気で言うよね。
あなた全然悪くないよ。悪くない。がんがれ。
395: 名無しさん@HOME 2007/11/04(日) 22:07:45
許すって言って頂けて嬉しいっていうか生きてていいのかなっていうか・・・。
その後はまだ分からないんです。
今日の事だし、ダンナ出張中で、携帯も家電も切ってるので。
出産するのも怖かったけど、びっくりするくらい可愛くて
だから余計に我が子に暴行繰り返せた実親は人間じゃないって確信して
それでもウトメしつこいから・・。
多分今頃ダンナ携帯に連絡済みなんだろうな。
残りの眠剤飲んでビー*も飲んじゃったからちょっとこの後はレス出来ないかもしれません。
でもちゃんと朝起きて子供のお弁当は作るし、ちゃんとします、絶対に。
ただ自分があんな事できる程本当に狂ってる事を自覚して哀しくて。
407: 名無しさん@HOME 2007/11/04(日) 22:32:28
>>386-395
生きてていいのかって当たり前でしょ!
あなたは悪く無い!
狂ってるってあなたに思わせる様にした義両親が悪いんだから。
貴方の為にもお子さんの為にも「生きてていいのかな」とか言わないで下さい。
とりあえず今日はゆっくり休んで下さい。
411: 名無しさん@HOME 2007/11/04(日) 22:40:18
>>386
あるいみ、そのウトメが一番の虐待人間だよね。
人が嫌がっていることを押し付けて自己満足。