男性が焼身自殺を図った横断橋上を調べる捜査員や消防隊員ら=29日午後3時40分、JR新宿駅南口で共同通信社ヘリから

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 男性が焼身自殺を図った横断橋上を調べる捜査員や消防隊員ら=29日午後3時40分、JR新宿駅南口で共同通信社ヘリから

 29日午後2時10分ごろ、東京都のJR新宿駅南口の横断橋上で、拡声器を使い「集団的自衛権反対」などと1人で主張していた男性が自分の体に火を付け、自殺を図った。間もなく消し止められ、病院に搬送されたが重傷。警視庁新宿署が状況を調べている。


 新宿署によると、午後1時5分ごろ、近くの警備員から「横断橋の鉄枠に50~60代の背広姿の男性が乗っている」と110番があった。警察官や消防が駆け付けた後も、安倍政権への抗議を続け、ガソリンとみられる液体を体にかけ、ライターで火を付けた。


 日曜日の昼時で買い物客が多く、現場は一時騒然となった。