(以下引用)
天皇陛下と安倍首相の行いを見て思うこと。(かっちの言い分)
http://www.asyura2.com/14/senkyo167/msg/507.html
http://31634308.at.webry.info/201406/article_25.html
2014/06/26 22:24
両陛下が、また沖縄入りして、罪の無い子供たちが大勢なくなった対馬丸の慰霊に出席予定である。両陛下を拝見していると、自分の父である昭和天皇時代に、多くの兵士、民間人が亡くなった責任を自分の十字架として、決して戦争を起こさない気持ちの上に行動しているように見えて仕方が無い。
両陛下、沖縄入り=10回目、対馬丸犠牲者を慰霊
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014062600333
天皇、皇后両陛下は26日、羽田空港発の特別機で沖縄県入りされた。太平洋戦争中、米潜水艦に撃沈され1400人以上が死亡した学童疎開船「対馬丸」の犠牲者を慰霊する。両陛下の沖縄訪問は皇太子夫妻時代を含め10回目で、即位後は5回目となる。
両陛下は到着後、糸満市の沖縄平和祈念堂に立ち寄り、国立沖縄戦没者墓苑で供花。翌27日に対馬丸犠牲者の慰霊碑「小桜の塔」(那覇市)を訪れ、対馬丸記念館を視察して遺族や生存者と懇談する。同日午後に帰京する。
一方、今の安倍首相は、天皇陛下と正反対のことをしていると思えて仕方がない。誰でも知っているように、安倍氏のお祖父さんは岸元首相である。東條英機内閣の大東亜戦争開戦時の重要閣僚であったことから、極東国際軍事裁判ではA級戦犯被疑者として3年半拘留された人である。少なくともこの戦争に深く関わった人である。当然、岸氏ももう戦争はコリゴリで、不戦を誓い、憲法9条を遵守してきたはずである。そう思ってもらわないと、死んだ英霊も浮かばれない。
その孫の安倍首相が、9条があったお蔭で60年間自衛隊の誰一人犠牲者を出していなかったのに、与党の自民党と公明党による内閣の閣議決定という手法で、憲法解釈を変えてしまおうとしている。自衛隊員の血を流すことにより、米国と対等な立場を得ようとしている。とんでもない孫である。天皇陛下とは月とスッポンの対応である。
東京新聞に以下の記事が掲載されていた。まさに憲法解釈による改憲は、9条違反である。一国の総理大臣が憲法違反を率先して行っている。この行為は、最高裁判所に告訴し、裁判にて白黒をつけるべきである。それで、最高裁が違憲を追認したのなら、この国には正当な裁判所がないと言っていい。
条文あらためて読み解くと… 理屈詰めても9条違反
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014062602000155.html
安倍政権が目指す集団的自衛権の行使容認。歴代政権が守ってきた憲法解釈を変えようとしているが、憲法9条には、他国を武力で守る集団的自衛権の行使を認める文言はどこにもない。政府が憲法解釈の変更を「限定容認」「必要最小限度」などといくら説明しても、そもそも9条違反だ。自衛隊のイラク派遣などで、やせ細りながらも「平和主義」の屋台骨になってきた9条は、重大な岐路に立たされている。 (関口克己)