「東海アマ」ツィッターで知った記事である。
保険の契約書を全文、逐一読める人など、そうはいないだろう。「がん保険」ならば、癌にかかったら保険金が下りる、と思うのが当然だが、何と、その条文の中に、「早期がんは対象外」という一項があったと言う。なぜ、早期癌が対象外なのか意味不明だが、保険会社の判断で、大半の癌を「これは早期癌」ということにもできそうである。
まあ、癌保険の恩恵を受けた経験のある人もいるだろうから、癌保険そのものを否定はしないが、保険に入る際には条文を全部読んでからにしたほうが良い。しかし、フクシマのおかげで、保険会社は癌保険の支払いが急増して窮地に立っている、という話もあるようだ。かつては稀な病気であった白血病の異常な増加など、フクシマの影響は既に、明らかに出ているのである。
(以下引用)
Monday, June 23, 2014 迫りくる被曝の恐怖、生命保険不払いが追い打ち、『お客様のがんは、がん保険の対象外です。約款に記載されています』(6/23 現代ビジネス)
by 東京江戸川放射線 11:06 Comment : 0 Trackback : 0
なりたくてがんになったわけじゃない。だからこそ、「いざ」というときのために備えてきた。それなのに「保険金は支払えません」なんて、あまりに理不尽じゃないか—そんなトラブルが頻発している。
「お客様のがんは対象外です」
「先生からは、確かに『がん』だと告知されました。まだ初期だから心配ないと言われましたが、まさか自分ががんに罹るとは思ってもいなかったのでショックでした。不幸中の幸いだったのは、がん保険に入っているから治療費の心配はしなくていいということ。
ところが、保険会社に申請すると、『お客様のがんは、保険の対象外です』と突き返されたんです。がんだと診断されたのにがん保険が下りないなんて、どういうことですか?これまで20年以上、万が一のためにと思って、保険料を払い続けてきたんです。いざというときの備えだったのに、肝心なときにカネが出ないなんて、保険ではなく詐欺じゃないか」
東京都在住の68歳の男性は、こう憤る。昨年、健康診断で大腸に異常が見つかり、内視鏡手術で切除した。医師からは、「早期の大腸がんです」と告げられた。
男性は、45歳からがん保険に入っていた。会社の上司が肺がんを患い、長期入院の末、退職せざるを得なくなったことがきっかけだ。加入したのは、がんと診断されたら一時金として200万円、入院1日につき1万円がもらえる保険。月に8000円弱の出費となったが、「収入が無くなり、治療費で貯金が取り崩されることを考えれば必要経費。安心をカネで買ったようなもの」だった。
それから23年。ついに「その日」が訪れた—と思ったら、自分のがんは「対象外」と冷たく見放されたのである。がんを患ったという事実に加え、保険金が支払われないという二重の衝撃に、当初、絶望するしかなかったという。
「保険会社に抗議の電話をすると、『お客様のがんは、ごく早期のがんで、ご加入のがん保険では対象外となります』と取り付く島もない。約款にはきちんと書いてあるというんです。でも、そんなこと加入当初に説明された覚えはありません。これじゃ保険会社にこれまで支払い続けてきたカネは、ドブに捨てたも同然です」
早期がんには払いません
がん保険に入っていたのに、がんになってもカネは出ない。そんなこと、あり得ないと思うだろう。だが、この男性が経験したような事態は珍しくない。病気になっていざ保険金を請求したら、保険会社からさまざまな理由を並べたてられて支払いを拒否されるケースが、いま増加しているのだ。とくに顕著なのはがん保険。これまで知られていなかった問題が、徐々に表面化している。
昨年度、国民生活センターに寄せられた医療保険に関するトラブルは1035件にも上っている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39551
保険の契約書を全文、逐一読める人など、そうはいないだろう。「がん保険」ならば、癌にかかったら保険金が下りる、と思うのが当然だが、何と、その条文の中に、「早期がんは対象外」という一項があったと言う。なぜ、早期癌が対象外なのか意味不明だが、保険会社の判断で、大半の癌を「これは早期癌」ということにもできそうである。
まあ、癌保険の恩恵を受けた経験のある人もいるだろうから、癌保険そのものを否定はしないが、保険に入る際には条文を全部読んでからにしたほうが良い。しかし、フクシマのおかげで、保険会社は癌保険の支払いが急増して窮地に立っている、という話もあるようだ。かつては稀な病気であった白血病の異常な増加など、フクシマの影響は既に、明らかに出ているのである。
(以下引用)
Monday, June 23, 2014 迫りくる被曝の恐怖、生命保険不払いが追い打ち、『お客様のがんは、がん保険の対象外です。約款に記載されています』(6/23 現代ビジネス)
by 東京江戸川放射線 11:06 Comment : 0 Trackback : 0
なりたくてがんになったわけじゃない。だからこそ、「いざ」というときのために備えてきた。それなのに「保険金は支払えません」なんて、あまりに理不尽じゃないか—そんなトラブルが頻発している。
「お客様のがんは対象外です」
「先生からは、確かに『がん』だと告知されました。まだ初期だから心配ないと言われましたが、まさか自分ががんに罹るとは思ってもいなかったのでショックでした。不幸中の幸いだったのは、がん保険に入っているから治療費の心配はしなくていいということ。
ところが、保険会社に申請すると、『お客様のがんは、保険の対象外です』と突き返されたんです。がんだと診断されたのにがん保険が下りないなんて、どういうことですか?これまで20年以上、万が一のためにと思って、保険料を払い続けてきたんです。いざというときの備えだったのに、肝心なときにカネが出ないなんて、保険ではなく詐欺じゃないか」
東京都在住の68歳の男性は、こう憤る。昨年、健康診断で大腸に異常が見つかり、内視鏡手術で切除した。医師からは、「早期の大腸がんです」と告げられた。
男性は、45歳からがん保険に入っていた。会社の上司が肺がんを患い、長期入院の末、退職せざるを得なくなったことがきっかけだ。加入したのは、がんと診断されたら一時金として200万円、入院1日につき1万円がもらえる保険。月に8000円弱の出費となったが、「収入が無くなり、治療費で貯金が取り崩されることを考えれば必要経費。安心をカネで買ったようなもの」だった。
それから23年。ついに「その日」が訪れた—と思ったら、自分のがんは「対象外」と冷たく見放されたのである。がんを患ったという事実に加え、保険金が支払われないという二重の衝撃に、当初、絶望するしかなかったという。
「保険会社に抗議の電話をすると、『お客様のがんは、ごく早期のがんで、ご加入のがん保険では対象外となります』と取り付く島もない。約款にはきちんと書いてあるというんです。でも、そんなこと加入当初に説明された覚えはありません。これじゃ保険会社にこれまで支払い続けてきたカネは、ドブに捨てたも同然です」
早期がんには払いません
がん保険に入っていたのに、がんになってもカネは出ない。そんなこと、あり得ないと思うだろう。だが、この男性が経験したような事態は珍しくない。病気になっていざ保険金を請求したら、保険会社からさまざまな理由を並べたてられて支払いを拒否されるケースが、いま増加しているのだ。とくに顕著なのはがん保険。これまで知られていなかった問題が、徐々に表面化している。
昨年度、国民生活センターに寄せられた医療保険に関するトラブルは1035件にも上っている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39551
PR