「岩下俊三のブログ」から抜粋転載。
安倍政権は、実は官僚の書いたプログラム通りに動いているにすぎない、というのはおそらくそうだろう。そして、その官僚を動かしているのは米国のネオコンだ、と思われるが、ネオコンから言われるまでもなく、官僚の中の官僚とも言うべき大蔵省(今は何と言うか忘れたが、名前はどうでもいい。)官僚が、ソロバン計算の結果、既に戦争を決定済みである、という言葉は重い。安倍政権が誕生したのもそのためであり、安倍政権を誕生させるために、行政挙げての詐欺選挙が行われた、と考えるのが正解だろう。
実際、フクシマによって国家経済が破綻することは、目のある者には最初から見えていたことなのである。(私も複数のブログで、そのことは3.11当時から書いてきたはずだ。)フクシマをまともに処理するだけの金は政府にも無いだろう。だから、福島棄民政策が行われてきたのだが、それにも限度がある。また、年金制度もこのまま少子化が進めば崩壊するはずだし、老人や病人の増加で健康保険制度も崩壊する。つまり、国家財政全体の崩壊は歴然としているのである。
そこで、戦争によって問題を一挙に解決、というわけだ。
何という馬鹿な解決方法だろう、とまともな人間なら考えるはずだが、「どうせ死ぬのは他人だ」と思っている政治家や官僚は、こういう「自宅に火をつけて保険金を手に入れる」ような詐欺行為を平気でやる。その際、家にいる老人や病人や幼児が死んでも、「自分ではないから、まあいいか」となるわけである。
(以下引用)
なぜ安倍晋三は急激な愛国主義、戦前回帰に走っているのか。具体的に日本版NSCとか秘密保護法とかの実行が早すぎ集団的自衛権も焦りに焦って直ちに閣議だけで容認しようとしているのはどうしてか。
それはズバリ、
日本経済、とくに政府の財政に対して「冷静に」絶望している旧大蔵省(つまり安倍を操る傀儡師)の勢力が起死回生の策として戦争やむなしとすでに意思決定しているからである。
安倍はその幼稚な知力でただ進軍ラッパを吹くだけの役割であるが、官僚上層部はそろばん片手にどう小手先であがいても財政が健全化することは不可能とみており、最終的な解決方法は「戦争」しかないと考えている。これは「ようだ」ではなく実際の官僚トップの証言もあるから、間違いないだろう。
しかるに
とりあえず戦争を始めることが不況脱出の唯一の方法であるという考え方はいわゆる戦前の「革新的な」官僚(文民)の中にもあり、どうせ自分自身が最前線にいくことは想定できないのだから、いわゆる低能な「戦争ヲタク」さえ
煽ることがそろばん勘定を合わせるもっとも早い方法と考えているのである。彼らは決して戦争が好きではなく、むしろ軍人が嫌いであるが、そろばん勘定を合わせることが手段ではなく自己目的化しているので、戦争が最も「合理的」な景気浮揚策だと思ってしまいがちであるのだ。
もちろん
これにはおもに二点の重大な欠陥がある。だいいちに戦争を始めることは考えられても戦争を終結させることは考えつかないこと、そして実際に国民の血液が流れる可能性を防げないことである。
しかし
複雑なことはいくらでも考えられても単純なことは考えられない、、、というよりかんがえないことにしているのである。なぜなら己の職責は短期間しかなく、短期間でつじつまを合わせ実績を作ることが自分にとっては重要であり具体的な出世や天下り先の収入の多寡にも直結するからである。
そのために
自分と直接関係ない「下流の民」がどうなろうと構わないから、戦争は無限の消費拡大の最後の政策の選択肢としてこれ以上有効なことはない、、、と考えているのだ。抜き差しならぬ財政状況は前担当の積み重ね(先送り)であって自分の責任ではないし、長期の将来には自分はすでに担当を離れていて関係ないだろう。だから今リマーカブルに解決すべき方法が戦争を「始める」以外に考えられないということである。
これは右とか左とかとは関係はない。イデオロギーの問題でもない。そして彼らは卑怯小心ではあるものの決してバカではない。高校、大学の過程で同級生だっているから具体的に彼らのパーソナリティは知っているつもりだ。
だから問題は官僚の視野狭窄にすぎないのである。病気なのだ。なんでそうなったかしらないが長年の業務内容と特殊な環境が彼らをそうさせてしまったのであろう。
ほんらい行政の高度な専門性が視野狭窄に陥る恐れがあるからゼネラリストである政治家が決定権を持っているのだ。しかし残念なことに政治家の劣化が著しく、行政の暴走を国民にいかに隠していくかが政治家の業務となっており、政治家はもっぱら国民の不安を打ち消すだけの存在となっている。
ゆえに、これは日本国自体のやまいでもあるだろう。
安倍政権は、実は官僚の書いたプログラム通りに動いているにすぎない、というのはおそらくそうだろう。そして、その官僚を動かしているのは米国のネオコンだ、と思われるが、ネオコンから言われるまでもなく、官僚の中の官僚とも言うべき大蔵省(今は何と言うか忘れたが、名前はどうでもいい。)官僚が、ソロバン計算の結果、既に戦争を決定済みである、という言葉は重い。安倍政権が誕生したのもそのためであり、安倍政権を誕生させるために、行政挙げての詐欺選挙が行われた、と考えるのが正解だろう。
実際、フクシマによって国家経済が破綻することは、目のある者には最初から見えていたことなのである。(私も複数のブログで、そのことは3.11当時から書いてきたはずだ。)フクシマをまともに処理するだけの金は政府にも無いだろう。だから、福島棄民政策が行われてきたのだが、それにも限度がある。また、年金制度もこのまま少子化が進めば崩壊するはずだし、老人や病人の増加で健康保険制度も崩壊する。つまり、国家財政全体の崩壊は歴然としているのである。
そこで、戦争によって問題を一挙に解決、というわけだ。
何という馬鹿な解決方法だろう、とまともな人間なら考えるはずだが、「どうせ死ぬのは他人だ」と思っている政治家や官僚は、こういう「自宅に火をつけて保険金を手に入れる」ような詐欺行為を平気でやる。その際、家にいる老人や病人や幼児が死んでも、「自分ではないから、まあいいか」となるわけである。
(以下引用)
なぜ安倍晋三は急激な愛国主義、戦前回帰に走っているのか。具体的に日本版NSCとか秘密保護法とかの実行が早すぎ集団的自衛権も焦りに焦って直ちに閣議だけで容認しようとしているのはどうしてか。
それはズバリ、
日本経済、とくに政府の財政に対して「冷静に」絶望している旧大蔵省(つまり安倍を操る傀儡師)の勢力が起死回生の策として戦争やむなしとすでに意思決定しているからである。
安倍はその幼稚な知力でただ進軍ラッパを吹くだけの役割であるが、官僚上層部はそろばん片手にどう小手先であがいても財政が健全化することは不可能とみており、最終的な解決方法は「戦争」しかないと考えている。これは「ようだ」ではなく実際の官僚トップの証言もあるから、間違いないだろう。
しかるに
とりあえず戦争を始めることが不況脱出の唯一の方法であるという考え方はいわゆる戦前の「革新的な」官僚(文民)の中にもあり、どうせ自分自身が最前線にいくことは想定できないのだから、いわゆる低能な「戦争ヲタク」さえ
煽ることがそろばん勘定を合わせるもっとも早い方法と考えているのである。彼らは決して戦争が好きではなく、むしろ軍人が嫌いであるが、そろばん勘定を合わせることが手段ではなく自己目的化しているので、戦争が最も「合理的」な景気浮揚策だと思ってしまいがちであるのだ。
もちろん
これにはおもに二点の重大な欠陥がある。だいいちに戦争を始めることは考えられても戦争を終結させることは考えつかないこと、そして実際に国民の血液が流れる可能性を防げないことである。
しかし
複雑なことはいくらでも考えられても単純なことは考えられない、、、というよりかんがえないことにしているのである。なぜなら己の職責は短期間しかなく、短期間でつじつまを合わせ実績を作ることが自分にとっては重要であり具体的な出世や天下り先の収入の多寡にも直結するからである。
そのために
自分と直接関係ない「下流の民」がどうなろうと構わないから、戦争は無限の消費拡大の最後の政策の選択肢としてこれ以上有効なことはない、、、と考えているのだ。抜き差しならぬ財政状況は前担当の積み重ね(先送り)であって自分の責任ではないし、長期の将来には自分はすでに担当を離れていて関係ないだろう。だから今リマーカブルに解決すべき方法が戦争を「始める」以外に考えられないということである。
これは右とか左とかとは関係はない。イデオロギーの問題でもない。そして彼らは卑怯小心ではあるものの決してバカではない。高校、大学の過程で同級生だっているから具体的に彼らのパーソナリティは知っているつもりだ。
だから問題は官僚の視野狭窄にすぎないのである。病気なのだ。なんでそうなったかしらないが長年の業務内容と特殊な環境が彼らをそうさせてしまったのであろう。
ほんらい行政の高度な専門性が視野狭窄に陥る恐れがあるからゼネラリストである政治家が決定権を持っているのだ。しかし残念なことに政治家の劣化が著しく、行政の暴走を国民にいかに隠していくかが政治家の業務となっており、政治家はもっぱら国民の不安を打ち消すだけの存在となっている。
ゆえに、これは日本国自体のやまいでもあるだろう。
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