私は前々から、「異常気象と言われている現象は、地軸の傾きが変わったからではないか」という説をこのブログや別ブログで唱えていたが、神戸だいすきさんのこの情報が正しければ、私の説は正鵠を射ていたかもしれない。毎度言うが、「洗濯機の中の洗濯物がいつも同じ状態で回っているはずがない」わけで、太陽系の惑星間の位置関係も超長期的には必ず変わっていくはずだ。特に、最初に変わるのが、地球の場合は太陽に対する地軸の傾きの角度だろう。いわゆる極の移動と言われているのも、正確に言えば、地軸の傾きの角度の変化ではないか。
とは言っても、実は私は異常気象など、大したことではないと思っている。気象など、異常であるのが正常だ、と思っているくらいだ。まあ、四季の変化などにはさほどの異常は無いわけで、せいぜいがどこかでハリケーンが起こったとかいうレベルの話を「異常だ」とするのがおかしいのである。台風だろうが地震だろうが「起こるのが当たり前」なのであって、自然災害というのはすべて、それに対する備えを怠ってきた為政者や暢気に政治を人任せにしている住民たちによる「人災」だというのが私の考えだ。
今から予告しておくが、梅雨入りした時に長雨が続いたところでは川の氾濫が起こり、家屋が浸水し、山崩れが起こって何人も死ぬだろう。その備えをしていないのだから当たり前である。
最初の話に戻れば、学校で地軸の傾きの角度を教えなくなったのは、それが以前と変わっていることを知られたくないからだろう。それが知られたら、「地球温暖化詐欺」に支障が出るわけだ。「異常気象は地球温暖化のためであり、温暖化は二酸化炭素が増えたからだ」というシナリオに多くの人が疑問を持つ可能性が高いとDSは考えたのだろう。どこまでも用意周到である。もちろん、各国政府や学界の支配者たちには「地軸のことはあまり触れるな」と命令していると思われる。日本の場合は「指導要領」や教科書からいっせいに「地軸の傾き」の角度の項目が消えた時期があるのではないか。
まあ、以上は、「神戸だいすき」さんの情報が正しければ、という前提の話だ。
言っておくが、小学校や中学校や高校の科目で私が一番苦手だったのは(高校での数学を除けば)理科と社会科だったので、そういう「理科落第生」の妄説だ、と思われても結構だ。
(以下引用)
それと、小学校で金科玉条のごとくならった、地軸の傾き23,5度だっけ?
あれ、最近は、教えてないでしょ?
なぜ、教えないんですか?動いているからではないのですか?
また、北極点も移動していたり。
たいへんな事態を予感させる、地球と太陽の関係が、あるのではないでしょうか?
(夢人追記)こういう記事があったが、これは意図的に原因と結果を逆さまにしていると思う。気候変動の結果地軸の傾きに変化が生じたのではなく、地軸の傾きの変化によって気候変動が生じたと見るべきだろう。地球上の各地方の太陽に対する角度の変化が地球の四季変化の原因なのだから、当然、地軸自体の角度変化は大きな気候変動の「原因」であるはずだ。地球のように巨大な質量を持った物体に対して、その表面のわずかな水の移動が地軸を傾かせるほどの力を持つはずがないだろう。
気候変動の影響で地球の自転軸がずれた──最新研究
Earth's Axis Has Been Shifted by Climate Change, Study Says
地球の地軸は80年以降に約4メートル移動したと推定される LuisPortugal-iStock
<地球温暖化で氷河が溶けたことで、地球上の水の配分が大きく変化したせいだという>
地球温暖化は地球の自転軸(地軸)にもずれをもらしていることが、最新研究で明らかになった。
地軸が地球の表面と交差する点である地理極(北極点と南極点)は固定しておらず、地球上の質量の配分が変われば、地軸と地理極が移動することもある。科学者たちは、(温暖化による)氷河の融解が原因で大量の水が移動したことが一因で、地理極が急速に東方向にずれていると指摘する。
1980年以降、北極点と南極点の位置は約4メートル移動したと推定されている。米地球物理学連合が発行する科学雑誌「Geophysical Research Letters」が新たに掲載した査読済みの研究報告は、1990年代以降の移動については、氷河の融解がその主な原因だと指摘。それに比べて、地下水のくみ上げはさほど大きな影響はなかったとつけ加えた。報告によれば、海流などの自然因子もまた、地軸の移動に影響を及ぼした。
研究チームは、2002年から地理極の移動を追跡している重力観測衛星「GRACE(重力取得による気候実験)」のデータを独自の数学モデルで分析し、その結果を発表した。
「唯一の理由ではないが大きな影響を及ぼした」
チームを率いたのは中国科学院の地理科学・資源研究所に所属する邓珊珊。中国政府が研究資金を提供した。
研究者たちは、1990年代半ばに地理極が南向きから東向きに移動したことを発見。また1995年〜2020年にかけての地理極の移動スピードは、1981年〜1995年に比べて17倍速かったと指摘した。
「氷河が融解した結果、陸水(内陸部にある河川や湖、湿地や雪氷などの総称)の貯水量の減少が加速したことが、1990年代以降の地理極の急速な移動を後押ししている主な理由だ」と報告書は指摘し、こう続けた。「この新たな所見は、地理極の移動と気候変動が過去に密接に関係していたことを示している」
研究チームは、気候変動は地理極の方向が変わった唯一の理由ではないが、観測を行った期間については、気候変動が大きな影響を及ぼしたことは確かだと述べた。