彼のようにまっすぐに政治と社会に向き合う態度に顔をそむけ、「政治はただの芝居であり、庶民がどうしようが変えられない」と言う人々もいるが、そういう「敗北主義」や斜に構えたニヒリズムやシニシズム(冷笑主義・犬儒主義)など糞くらえ、である。私も山本太郎のように、
市民が大きく横に繋がる闘い方、政治をコントロールする方法を実践すれば、被曝も、原発も、貧困も、TPPも労働環境も変えられる。
と信じている。敗北とは、自分から「負けた」と認めることであり、負けを認めない限り、たとえ殺されようが敗北などではない。
シニシズムをカタカナ変換しようとしたら、漢字変換されて「死に沈む」と出てきた。まさに、シニシズムとは自分から勝手に死に沈むことだろう。ww
(「阿**」から転載)
安保法案の真っ盛りの時期に、友達にハメられた。
何人かで家で飲もう、って話だったはずが、
「火垂るの墓」のDVDを入手してきた工作員がいた。
最大限、拒否したが、結局、見る羽目に。
どうだったか?
どうもこうもない。
観てる間、お兄ちゃんになったり、せつこになったり、
お客さんに戻ったり、忙しすぎた。
涙が止まらないのは当然の事、観た後、2時間は放心状態だった。
他人事を勝手に自分事にしてしまう性格?
役者の職業病?
とにかく、全細胞が疲れ切った。
数日経っても、印象的な場面を思い出すと、涙腺が緩みそうになる。
非常に危険、いや、素晴らしい作品だった。
現実を見てみると、憲法違反の戦争法案が可決され形になった。
例え、将来、日本が「火垂るの墓」にならなかった、としても、
この戦争参加法によって、世界のどこかが「火垂るの墓」的な状況
になり、それを我が国がアシストする事になれば、未来は地獄だ。
憎しみの連鎖は止めらず、
それに関わった国々に生きる人々の心の安寧は訪れない。
可決してしまった戦争法は、この国に生きる人々の手で変えられる。
いや、これは皆で変えなければならないミッション。
市民が大きく横に繋がる闘い方、政治をコントロールする方法を実践すれば、被曝も、原発も、貧困も、TPPも労働環境も変えられる。
皆さんと同じ時代に、歴史的瞬間に生きている。
ワクワクしながらやってやりましょう。