あまり、こちらのブログには似合わない話題だが、妄想・妄論ブログとしてはおかしくないだろう。最初に「地政学(知性が苦)」の定義から引用しておく。
この引用の中の
しばしば著述家により「自らの著作に一種の荒っぽい格を付与させる」短縮表現として用いられることがある[2]。
というのは秀逸である。
私は原則として、「地政学」という言葉を振り回す著述者を信用しない。
政治が地理的条件と深く結びつくのは当たり前の話であり、実際の使用場面ではこの「地政学」という言葉は(現実重視の政治学という見かけを伴うが)単に、欧米政治の基本思想としての「ロシア・中国敵視政策」であるにすぎない。そのために日本や東南アジア諸国が利用されるわけだ。で、問題はなぜロシアや中国を敵視する必要があるのか、ということで、それをこれまでの「地政学」は実にいい加減に扱ってきた。
まあ、単純に言えば「白人国家以外の強国は認めない。存在を許さない」という欧米優越主義で、ロシアは「アジア」と見做されているから白人国家の仲間外れなのだろう。で、ロシアの場合は、そこからユダヤ人の大半が追い出されたという経緯もある。
(以下引用)
この引用の中の
しばしば著述家により「自らの著作に一種の荒っぽい格を付与させる」短縮表現として用いられることがある[2]。
というのは秀逸である。
私は原則として、「地政学」という言葉を振り回す著述者を信用しない。
政治が地理的条件と深く結びつくのは当たり前の話であり、実際の使用場面ではこの「地政学」という言葉は(現実重視の政治学という見かけを伴うが)単に、欧米政治の基本思想としての「ロシア・中国敵視政策」であるにすぎない。そのために日本や東南アジア諸国が利用されるわけだ。で、問題はなぜロシアや中国を敵視する必要があるのか、ということで、それをこれまでの「地政学」は実にいい加減に扱ってきた。
まあ、単純に言えば「白人国家以外の強国は認めない。存在を許さない」という欧米優越主義で、ロシアは「アジア」と見做されているから白人国家の仲間外れなのだろう。で、ロシアの場合は、そこからユダヤ人の大半が追い出されたという経緯もある。
(以下引用)
地政学(ちせいがく、独: Geopolitik)は、国際政治を考察するにあたって、その地理的条件を重視する学問である[1]。
19世紀から20世紀初期にかけて形成された伝統的地政学は国家有機体説と環境決定論を理論的基盤とし、ドイツ・イギリス・日本・アメリカ合衆国などにおいて、自国の利益を拡張するための方法論的道具として用いられてきた。第二次世界大戦後の国際社会において、地政学という言葉はナチス・ドイツの侵略行為との結びつきから忌避されてきたが、しばしば著述家により「自らの著作に一種の荒っぽい格を付与させる」短縮表現として用いられることがある[2]。
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