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ローマの休日(他人を犠牲にして得る娯楽・利益)
映画史に残る不朽の名作『ローマの休日』(オードリー・ヘプバーン主演、1954年日本公開)は、ローマ滞在中に自由を求めて宮殿を抜け出した王女アン(オードリー・ヘプバーン)と、町で偶然出会ったアメリカ人の新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)の恋を描くラブストーリー(★注、当時のハリウッド映画の定番のハッピーエンドではなく王女は恋を諦め記者はスクープ記事を諦めて別れる悲恋として描かれる)
日本語版タイトルは英語を日本語に直訳したものだが、この映画の正しいタイトルは「Roman Holiday」(=ローマ人の休日、「ローマの休日」はホリディ・イン・ローマ)
映画「ローマの休日」の原題の「ローマ人の休日」とは古代ローマ帝国においてコロッセウムでキリスト教徒をライオンに食わせるとか剣闘士の戦い(奴隷同士の殺し合い)を、ローマの民衆たちが見世物として楽しんでいた史実に由来する慣用句で「他人を犠牲にして得る娯楽・利益」という恐ろしい英語表現で、密かにタイトルにもう一つの意味が隠されていた。脚本を担当したダルトン・トランボは当時のアメリカで吹き荒れた「赤狩り」(マッカーシズム)の標的になって投獄され、ハリウッドから追放されたハリウッド・テンの一人で、「ローマの休日」には別人(偽名)で参加。死後の1993年「ローマの休日」アカデミー原案賞がトランボに贈られた。2011年米脚本家組合が『ローマの休日』のクレジットをトランボに変更したと発表した。2022年05月13日 | 経済 ローマの休日(他人を犠牲にして得る娯楽・利益)
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