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ドイツはなぜユダヤには謝罪し、ロシアには謝罪しないのか

「続・壺斎閑話」記事で、ドイツとロシアの関係という面白い視点である。「deeply Japan」氏以外にはこうした視点で書いた筆者は少ないのではないか。
まあ、適当に断言すれば、それは、ユダヤ(偽装ユダヤ・DS)が20世紀初頭から世界のマスコミを支配した結果だということだ。
ついでに言えば、DS(古代ユダヤ的思想だが、ユダヤ民族ですらない。その思想は「シオン長老の議定書」に明確に示されていて、これはすべての人が政治学の初歩の教科書、あるいは反面教科書とすべきである。)がユダヤ民族受難を自らの盾としている、というのは私が大昔から自分のブログで書いている(指摘している)ことである。

(以下引用)

ドイツはイスラエルのユダヤ人に負い目を感じているか

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トルコのエルドアン大統領が、今回のイスラエルとハマスの衝突に関連して、イスラエルによるガザの民間人殺害を批判して、イスラエルをテロ国家と呼んだ。それに対してイスラエルは当然反発し、エルドアンを反ユダヤ主義者といって非難した。そう言われてもエルドアンはひるまない。自分は別に反ユダヤ主義にもとづいてイスラエルを批判しているわけではない。イスラエル国家が現実に行っている行為を取り上げて、イスラエルをテロ国家と呼んでいるのだと反論した。
エルドアンはドイツを訪問中で、ドイツのショルツ首相との共同会見を催した。その席上イスラエルからの反ユダヤ主義批判に答えた。エルドアンは、ドイツが今回のイスラエルの行為を批判できないでいるのは、ユダヤ人に対して行ったホロコーストが負い目になっているのだろうとほのめかした。そのうえで、トルコはホロコーストとは何の関係もないから、余計な負い目を感じずに、自由に発言できるのだと言った。その負い目は、ほかの西側の諸国も感じている、とまではいわなかったが、西側諸国がイスラエル国家のテロ行為を非難しないのは、不思議なことだというようなニュアンスを感じさせた。
じっさい、エルドアンの言っていることは、理にかなったことだと思う。イスラエルは、自分を批判するものに「反ユダヤ主義」のレッテルを張って反撃するが、それは、この言葉が西側諸国に対して呪文のような効果を発揮することを知っているからにほかならない。とろこがトルコのような、ホロコーストとはかかわりがなく、またユダヤ人の金権に支配されてもいない国では、この言葉が呪文のような効果を発揮することもない。エルドアンとしては、トルコはNATOの一員でもあり、イスラエルによって一方的に攻撃されるおそれもないことから、言論の自由を遺憾なく享受することができるわけだ。
ドイツがホロコーストの歴史を踏まえて、ユダヤ人社会やイスラエル国家に対して過剰に気を使ってきたのは、ある意味必然のことだった。それには、英米はじめ西側の主要国が、ユダヤ人について特別に好意的になっているという事情がある。そういう事情があるから、ドイツとしては、イスラエルに対して強気に出られないのであろう。
ところが、同じようにジェノサイドの対象としたロシアに対しては、ドイツは全くと言ってよいほど気を気を使っていない。第二次大戦中には、ドイツはロシア人を2000万人以上殺したわけだし、しかもきわめて残忍な方法で殺した。それについてドイツは、ユダヤ人へのホロコーストのようには、責められることがなかった。色々な事情が働いたためである。そんなわけで、ウクライナ問題に関しては、ドイツは安心してロシア非難を行っている。今流行りのダブルスタンダードというやつである。
日本も、ロシアに対するドイツ同様、東アジアの諸国との関係においては、責任を追及されることがほとんどなかった。だから、何事もなかったような顔をして、それら諸国に接し続けていられるわけである。
ともあれ、イスラエルによるパレスチナ人への凶悪なテロ行為は、今の時点でもとどまるところを知らない。どうやらネタニヤフらは、パレスチナ人を本気で皆殺しにするつもりらしい。

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