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体育(スポーツ)と「競争」

まあ、いわゆる「稀によくある」事故だが、私が不思議でならないのは、何でこんな「危険な技」をたかがチアリーディング(この「リーディング」の意味がよく分からないのだが、応援を「主導する」意味だろうか)でやる必要があるのか、ということだ。運動会の組体操も同じことである。いったい、その危険性と見合うだけのメリットが何かあるのか。
先に「たかが」チアリーディングと書いたが、応援席の観客の大半はチアリーディングを「邪魔くせえ」と思っているか、女子のパンツ(見せパンだが)が見られて嬉しいかのどちらかだろう。だから「たかが」なのである。
こういう「危険行為」はほとんどの運動部の部活には付き物で、運動部だけでなく体育の授業ですら危険なのである。なぜ危険行為になることをやるかと言えば、それは体育が「勝利」を目指す「競技」中心だからだ。たとえ陸上競技でも、自分の限界を超えた動きに挑戦すれば事故につながるのは自明の話だ。だから、注意深く訓練する必要があるが、子供(小中高生)はその自己管理ができない。で、運動中の事故で一生を失うことが頻発するのである。まあ、要するに「やらないほうがマシ」であり、健全な身体を作るにはもっと安全な方法はいくらでもあるだろう。
私は、「体を育てる」意味の「体育」は成長期に絶対的に必要だと思っているが、それは現在の「競技中心の体育」とはまったく異なるものだ。まあ、運動場を自由に使って遊んだりジョギングしたりするだけでもいいのだが、普通は体育の授業と放課後の「部活」で運動場は占拠されているのである。

(以下引用)

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共同通信


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