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今の子供は英語が苦手?

「紙谷研究所」から転載。途中省略。
私は世界史の上での西洋の暴虐ぶりへの反感から西洋嫌悪症というか、白人差別的なところがあるのだが、英語は好きで、もしも触れる機会があればフランス語も好きになったかもしれない。ドイツ語は大学1年次に少しやったが言葉自体は嫌いではない。まあ、漢文も好きだし古文も好きなので、語学自体が嫌いではないと思うが、怠け者なので何一つまともに勉強していない。その中では英語は比較的真面目に高校浪人時代は勉強したが、まったく物にならなかった。しかし、ジャズやポップスの英語歌詞を自分で訳したりする程度には好きだ。
で、おそらく私の英語勉強法は間違っていたと思うのだが、それは語彙力が付いていないという部分だ。その原因は、「発音が分からない」というのが一番の原因である可能性がある。つまり、発音記号だけを見ても本当の発音が分からないから、単に意味と綴りだけを覚えることになるわけだ。これは実は教師の発音を聞いて覚える方法の限界でもある。その教師の発音が本当に正しいと確信できないから、どうしてもいい加減に聞いてしまうのである。たとえ発音の優れた教師が担当でも、自分自身の発音がその教師の発音と同じかどうかは自分では分からない。
まあ、今の時代なら、音声機器を使って英語の発音を覚える方法も容易なのではないか。
問題は、下の記事のように「あまりに短期間であまりに大量の単語を覚えることを強要すること」の悪影響である。それは下のグラフに如実に表れている。

(以下引用)

今年度の中学英語が大変になっている可能性はないのか

  

 中2の娘の定期テストの結果を見る。


 英語の最下位クラス(0〜29点/100点満点)にかなりの人数がたまっている。他の教科と比べても段違いだ。1学期・2学期・3学期とこの傾向は変わらない。


 グラフにしてみた。


 


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 この学校だけ、英語の授業が悪いのだろうか?


 そういう可能性もある。


 しかし、今年から中学校の英語が変わった、と前に記事で書いた。


kamiyakenkyujo.hatenablog.com


 昨年の10月22日付「しんぶん赤旗」でもそのように書かれていた。


blog.goo.ne.jp


 


 


 娘に話を聞いてみると、娘が受けている授業は決して「英語で全部話している」わけではなく、日本人の先生がふつうに日本語で話しかけてくる授業だということである。娘は英語の授業に不満があるのだが、その不満の中身を聞くと、「文法だけ教えるみたいな…」と、赤旗や日経の記事とは逆のことを述べている。


 テスト結果に保護者が何か書いて担任に返す通信があるのだが、そこで「どうして学年全体でこんなに英語の出来が悪くなってしまっているんですか」と疑問を書いたのだが、担任から返事はなかった。


 


 このことについて、共産党の福岡市議である山口湧人議員が3月10日の福岡市議会(条例予算特別委員会の教育こども分科会)で質問していた。


 (中略)


 結構重大なことだと思う。なぜなら、事前に「これは悪くなるぞ」という予想が出ていて、それを裏づけるかのような結果が出ているからである。


 しかし、あくまでそれは「1つの学校のデータ」に過ぎない。


 また、個別の取材(娘)では懸念されていたことが現実の授業では起きていないようにも考えられる。


 うーん、これが全市・全国のトレンドかどうかもわからないので、何かそれを検証するデータがあればいいんだが…。誰か取材してくれないだろうか。(人任せ)


 


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