そこで、彼の近著の目次だけでも彼の政治経済分析や今後の予測の大筋は分かるかと思うので、紹介するだけである。その目次の最後の2章は「日本の復活」を予測しているようだが、その根拠がどこにあるのかはまったく不明だ。しかし、舵取り次第では日本の復活は不可能ではないとは思う。
(以下引用)
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増田俊男の小冊子Vol.126
『奇蹟の日本』
はじめに 歴史に残る革命と戦争、そしてプーチンをウクライナ侵攻に追いやったのは誰だ
第1章 戦争は人類の宿命なのか
第2章 どっちに転んでも「資本の意志」がモノを言う
第3章 新しい政治・経済秩序とその産みの苦しみ
第4章 流れが変わる国際資金
第5章 バブル大国アメリカの終焉
第6章 ゾンビの国日本の奇跡
第7章 日本は何故新時代の先駆者なのか
第8章 「天皇の国日本」の再発見
付録 2022年までの株式、為替、不動産、金価格の予想
(追記「時事直言」から引用)
ITバブル崩壊が迫っていた時「誰かがセプテンバー・イレブンを起こした」。
アルカイダでないことが明白になった今、一体誰が犯人なのか。
何でもそうだが、「分からない時は結果を見れば見当がつく」ものである。
1991年のソ連崩壊から10年間アメリカの敵が無くなり平和の時代が続いた。
平和の時代はアメリカは元より軍事予算は毎年縮小する。
平和がアメリカの基幹産業である軍事産業を窮地に追いやった。
アメリカを救うには「戦争」しかない、しかもそれは長期戦でなくてはならなかった。
アメリカと有志連合が2001年10月アフガンに侵攻、2003年イラク攻撃、リビア攻略等々で中東戦争は7年間の長きにわたった。
この間懸念された不況は何処吹く風、株価はうなぎのぼり、ついに2008年リーマンショックでバブルが崩壊した。
リーマンショック以来の超大金融緩和政策バブルが頂点に達し、インフレが過熱、FRBは一転引締め政策に追い込まれた。
金融緩和ベース経済も相場も終わった!
正に時代の変化である。