盲目の予言者と呼ばれるババ・バンガはブルガリアで生まれ、12歳のとき竜巻で視力を失った。16歳のときより予言を行い、その予言を求めてヒトラーを含む多くの政治家が訪れたという。予言のビジョンは別の次元の生物から与えられるとのことだ。1996年に亡くなった。
彼女の予言の中でも特に有名なものは911のことを表していると思われる次の一節である。
「恐怖!恐怖!アメリカの兄弟は鉄でできた鳥に攻撃され崩壊する。ブッシュ(やぶ) の中から狼が吠えている。多くの無実の血が流される。」
アメリカの兄弟がツインタワー、ブッシュはブッシュ大統領を意味していると言われている。この予言は1989年のものである。
以下に彼女の具体的な予言を記載しておく。(下記のサイトの予言をそのまま翻訳した。またすでに過去となったものもあるがそのまま掲載しておく。)
バンガの未来の予言
2008年:4人の元首が暗殺を計画され、インドネシアで紛争が発生する。これが第3次世界大戦の原因の1つとなる。(これは「インドネシア」ではなく「インド」が間違って訳されたのではないかいう人たちも多いようです。)
2010年:第三次世界大戦は2010年11月に始まります。それは、核兵器と化学戦争に進行します。バンガは戦争が2014年10月まで続くと述べています。
2011年:戦争の結果として、放射能により北半球のほぼすべての生活が破壊されます。残りのヨーロッパ人は化学兵器を使用するイスラム教徒からの脅威に直面することになります。
2014年:戦時中の化学物質と核兵器の別の結果、世界中で皮膚癌や皮膚病が蔓延するでしょう。
2016年:ヨーロッパは、ほぼ無人となります。
2018年:中国は新しい超大国なります。搾取者が搾取されます。
2023年:地球の軌道が変わります。
2025年:ヨーロッパは依然過疎の常態です。
2028年:新エネルギー源が発見されます。飢餓が克服されます。金星に向けて有人の宇宙飛行が出発します。
2033年:極地の氷冠が溶け、世界の水のレベルが上昇します。
2043年:経済は良好です。イスラム教徒がヨーロッパを動かすこととなります。
2046年:すべての身体器官が簡単で一般的な方法で再現可能となります。
2066年:アメリカが、気象兵器をイスラム教徒に使います。
2076年:共産主義が処理を引き継ぎます。
2084年:自然が生まれ変わりました。(??)
2088年:新しい病気は人を数秒で老いさせます。
2097年:ファーストエイジング病が治療されます。
2100年:人工太陽が地球の暗がりを点灯します。
2111年:人々はロボットになります。それはおそらくアンドロイドのようなものです。
2123年:小さな国間の戦争が起こります。大きな国はそれに手を出しません。
2125年:宇宙からの信号はハンガリーで受信されます。
2130年:エイリアンの助けを借りて、水中で生活する文明が生まれます。
2164年:動物が半分人となります。
2167年:新宗教。
2170年:大きな干ばつ。
2183年:火星のコロニーが核保有国になると地球からの独立を要求します。
2187年:2つの大きな火山噴火の停止が成功します。
2195年:海のコロニーがエネルギーと食糧を持つことになります。
2196年:アジア人とヨーロッパ人は完全にミックスされます。
2201年:太陽の熱プロセスが遅くなると気温がぐっと下がります。
2221年:地球外生命の探索で、人間は恐ろしい何かに遭遇することになります。
2256年:宇宙船は地球に新たな病気をもたらすでしょう。
2262年:惑星の軌道が徐々に変化します。火星は、彗星に脅かされるでしょう。
2271年:物理学の法則が変更されます。
2273年:白人、黒人と黄色人種が1つの新しい人種を形成します。
2279年:電源が無から得られることになります。(おそらく真空またはブラックホール。)
2288年:タイムトラベルが可能になります。エイリアンの遭遇があります。
2291年:太陽が一段と涼しくなり、再びそれが熱くなるよう試されます。
2296年:太陽で強力な爆発があり。重力が変化します。古い宇宙ステーションや人工衛星が落ちてきます。
2299年:フランスでは、イスラムに対する抵抗運動が大きくなります。
2302年:宇宙の重要な法則と秘密が明らかにされています。
2304年:月の秘密も明らかにされます。
2341年:恐ろしい何かが宇宙から地球に近づいていきます。
2354年:人工太陽の事故で干ばつになります。
2371年:世界の飢餓。
2378年:急成長している新しい人種。
2480年:2つの人工太陽が衝突し地球を暗闇にします。
3005年:火星との戦争により地球の軌道が変更されます。
3010年:彗星が月に衝突します。地球は岩石や灰のリングで囲まれます。
3797年:地球上のあらゆるものが死んでしまいます。しかしこのときの人間の文明は、新しい星系に移動出来るほど進んでいます。
3803年:少しずつ新しい恒星系に移住が始まります。人々はお互いが合うことが少なくなります。新しい惑星の気候は、人々の生物影響を与え変異することになります。
3805年:食料を求め戦争が起きます。半分以上の人が絶滅します。
3815年:戦争が終わります。
3854年:文明の発展は事実上停止します。人々は獣のように生きることになります。
3871年:新しい預言者が宗教、道徳的価値を人々に伝えます。
3874年:新しい預言者が人口のすべてのセグメントからの支援を受けています。新しい教会を組織します。
3878年:教会と一緒に再訓練されます。新しい人々は科学を忘れます。
4302年:新都市は世界で成長している。新教会は、新しい技術と科学の発展を奨励しています。
4302年:科学の発展により、科学者は生物のすべての疾患に影響するものを発見します。
4304年:どんな病気も克服できる方法を見つけます。
4308年:突然変異により、人はついに自分の脳の34%以上を使用し、完全に悪と憎しみの概念が亡くなります。
4509年:人は最終的に神と通信できるレベルに達します。
4599年:人々は不死を達成します。
4674年:文明の発展はピークに達しています。別の惑星に住む人々の数は約3400億人となります。エイリアンとの同化が始まります。
5076年:境界宇宙。誰もが知らないもの。
5078年:人口の約40%が反対するのですが、宇宙の境界を去る決意をします。
5079年:世界の終わり。
予言の内容としては荒唐無稽とも言え想像が難しいものも含まれる。また、それぞれの予言は科学的なものも含まれており、本当にこの内容の予言を1911年生まれのバンガが行ったのかどうかについては疑問が残る。
しかしながら、奇しくも2011年の放射能汚染を予言していることは単なる偶然なのだろうか?
時々思うことなのだが、未来はそれぞれが少しずつ違う世界にいくつにも枝分かれしており、予言者はそのうちのひとつのビジョンを見ているのかもしれない。故に完全な予言というものは不可能なのであるが、微妙にずれた世界が実現されることとなるのかもしれない。