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コミュ障と他者への警戒心

悪意のごみ溜めである「はてな匿名ダイアリー」には稀な非常に爽やかな記事で、現在コミュ症、いやコミュ障の人には有益な内容だと思う。もっとも、小中学生時代に純度100%の悪意に出会っていじめられ、一生の傷を負った人間などは、逆に読むのが不愉快になるかもしれない。なお、最初の「コミュ症」という誤変換を残したのは、現代人の多くが「コミュ症」という精神病ではないか、という気も少しするからであるwww
もちろん、私も下の記事にほとんど同感だから転載するわけだ。

(以下引用)

2024-12-17

コミュ障10年かけて社交的になって気づいたこ

コミュ障時代の俺



たぶん病気レベルで社交性に問題があったと思う。

社交的になった今の俺



とりあえず日常生活を気分良く過ごせるようになるまで成長できたと思う。

なんで社交的になろうとしたのか?

特に大きな出来事はなかったんだけど年と共に


「人とまともにコミュニケーション取れないと生きててめんどくさい」


と思うようになった。


聞けば数分で済む仕事に何時間も使ったり。


お店で質問すればすぐわかることを躊躇して買うのやめたり。


コミュ障が故に無駄に体力とメンタルを削られていることに気づいたからだと思う。

人と交流するようになって気づいたこ

  • 大半の人間別に話が面白いわけではない
  • 初対面でうまく話せない人の方が圧倒的に多い
  • 自分が明るい態度だと相手も愛想よく接してくれる
  • 善意に対して善意を返してくれる人の方が多い
  • 実はこの世界に敵らしい敵はほとんどいない


コミュ障時代は周りの人間ほとんどを敵みたいに感じてた。


これは単なる自意識過剰的なものだったと思うけど、


俺の場合はそこら辺のメンタルコミュ障をこじらせていた原因と思う。

社交的になれたきっか

コミュ障が社交的になろうと心がけてじゃあ明日からなれるかっていうと難しい。


1~2年意識すればなれるかというとそれも厳しい。


根っこにある性格だの人格だのは簡単に変われないと思う。


少なくとも自分はそうだった。


じゃあどうやって社交的になるきっかけを掴めたかというと、


俺の場合たまたま他人善意に触れたからだった。


ある時、ほんのささいなことだけど俺を助けてくれた人がいた。


メリットなんてないのにその人は労力を惜しまず協力してくれたんだ。


当時、人を疑って斜に構えてしまう癖が抜けてない俺には理解できないことだった。


でもよくよく考えて、これって見返りも裏表もない100%ただの善意だと気づいた。


それに気づいて、その善意自分に向けてくれたんだと実感した時に、


心の底からありがたいなって思えた。


俺は根っからの善人にはなれないかもしれない。


でも、こういう人を傷つけない、辛い思いや悲しい思いをさせない、


そんな人間であろうって意識自然となった。


それからは人を変に疑ったり斜に構えたりせずに、


誰に対しても善意好意を持って接することを心がけるようになった。


そうして少しずつだけど社交的な俺に慣れていったんだと思う。


きっと今までもこの手の善意を俺に向けてくれた人はいた気がする。


でも自分無駄自意識過剰で、役に立たないプライドがあったせいで、


弱者に見られて気分が悪い」みたいな感じで善意拒否してたんだろう。

実は世の中は割と善意であふれている

今まで気づかなかっただけで、


実は世の中ってこういった善意であふれているんだと気づいた。


いろいろな人と触れ合うようになってからよりそう思うようになった。


もちろん悪意もたくさんある。けど、悲観するほどでもない。


悪意から顔を逸らせば必ず善意がある。


この世界は割と善意であふれているし、それなりに悪意もある。


そしてそれがこの世界の当たり前なんだろう。


まり、俺は今まで認知が歪んでいたんだ。


ひとかけらの悪意に過剰反応しすぎて、質量のある善意を求めていた。


疑心暗鬼なくせに過度に他人に期待していた。


勝手に期待して勝手絶望して勝手に苦しんでいた。


今まで生きづらいなと思っていたのは、


俺の勝手思い込みと歪んだ認知が招いた結果だったんだと思う。

善意に触れることがきっかけになるなら

俺が社交的になれたきっかけは他人からのささいな善意だった。


きっと善意をくれた本人は何かしてあげたと思ってないし、記憶にさえ残っていないと思う。


それぐらいささいなものだった。でも本当にありがたいことだった。


それに俺はたまたま気づいて、たまたま感謝する気持ちが芽生えただけだ。


たまたま俺は今の生きやすい俺になれたんだ。


でもそういう偶然があるなら、今度はたまたまこの記事を読んで、


コミュ障だった時の俺と同じような生きづらさを感じてるあなたがいるなら、


そういうあなたに俺の善意を届けたいと思う。


いつかあなたにもきっかけとなる善意が訪れますようにと。


ちなみにこれ、あのとき俺に善意をくれた彼女が実は今の奥さん


なんてオチではないからな。


俺の手元にはなんもない。


でも穏やかに過ごせてる。


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酔生夢人
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男性
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仙人
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考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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