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「天地否上九」(否の終わり)→日本はほぼ確実に良い方向に向かうだろう

「混沌堂主人雑記(旧題)」記事だが、非常に面白い。
まったくの偶然だが、卦の示唆する内容が私が占った「地雷復」とほぼ同じである。
「天地否」は、普通なら凶を意味する卦だが、その第六爻(上九)は「天地否」の終焉を意味する、実に素晴らしい良卦なのである。これまでがまさに暗黒の時代であったことを「天地否」という卦は見事に示している。だが、その時代は終わりつつある。これほど勇気と希望を与える「悪卦(笑)」は無い。
まあ、易というのは「変化」を重んじる占断法であり、ある意味では人生哲学だ。その哲学の基本思想が「変化」なのである。陰は陽に変わり、陽は陰に変わる。幸運だけの一生も不幸だけの一生も無い。(財政的に幸福な一生を送る、大物の二代目や三代目も精神的に陋劣な人生を送ることが多い。)山上烈士の不幸な半生は、人類最高の偉業を成し遂げる原動力として、彼の「最大の陰」を「最大の陽」に変えたのである。おそらく、これからの彼には幸福な未来が待っていると期待したい。山上氏こそは「天命を得た大人(たいじん)」だろう。

乱を治め、否を救うのは、天命を得た大人である。

ちなみに、これからの日本はどうなるかというと、「天地否」六爻の陽を陰に変えた変爻「沢地萃(すい)」は「萃は亨(とお)る。王有廟を大いにす。大人を見るに利(よろ)し。亨る。大牲を用いて吉。往くところあるに利し」という卦で、非常に良い卦である。「萃」は集まる意味。つまり、日本はあらゆる意味で豊かになる、と見ていい。「大牲」は大きな生贄の意味だが、それが安倍だったら、もうこれ以上の生贄(暗殺)は不要だということになるwww
「廟」は祖先の墓だが、「有廟を大いにす」は日本の本来の伝統に帰れ、の意味とも取れるし、安倍の「国葬」を利用して、弔問外交で世界の和平につなげろ、とも取れる。(まさに世界の大物政治家:大人を見るに利し、である。)それでこそ安倍が生贄になった意義も大きくなるわけだ。と言うわけで、「安倍国葬」問題については、私は頭から否定しないでもいいかな、という気になっている。国葬への不満が国民に残るからこそ、安倍系議員問題や統一教会問題に蓋ができなくなる、という見方も可能だろう。安倍の正体がバレた以上、今さら、安倍の神格化はまったく不可能だろうからその心配は無用なのではないか。

ということで、易は、思考を展開・発展させる補助線として非常に有効なことがお分かりだろうか。

(追記)私の占った「地雷復5爻」の変爻は「水雷屯(ちゅん)」で、創成の悩みを表す。新しい世界が始まるので、苦労は多いということだ。「屯はおおいに亨(とお)る。貞(ただ)しきに利(よろ)し。往くところあるに用うるなかれ。候(きみ)を立つるに利し」つまり、新しい政府(政権)で内政に専念するのが吉、ということだ。これまでの政府が「不正」だらけだったのだから「貞(ただ)しきによろし」は当然だが、「貞」は「貞固」の意味もあるから、急激な改革(たとえば改憲)などはダメだ、となる。


(以下引用)

私も占断・・・安倍氏死去後の日本の様相。

2022 - 07/31 [Sun] - 11:46

「地雷復」=日本の復活。安部の死で、日本は健全化の道を進むだろう(補足あり)

私も占ってみた。
易に「安倍氏死亡後の日本はどうなる」と。
天地否  上九  
上記文抜粋
・・・・・・・・・・・・
水雷屯や山水蒙などは、初爻に一番その卦の意味を弱く置き、爻が進むにつれ意味が強まってゆきます。
地天泰や、この天地否などはその逆で、初爻において意味が強く、進むにつれ意味が弱まり上爻は既に次の機運が動くとみる見方です。
この二つの見方のどちらなのかということを卦を学ぶ時にまず考えてその爻の位置とか、位の当不当、応比などを総合して見て行けば、大体、間違いない判断ができるでしょう。
この否の上爻は、塞がって通じなかったのが、その意味が薄らいでゆき、否の時が終わろうとしている爻です。
泰の「城隍に復る」に対照されるところです。
「先には否がり後には喜ぶ」は、そのままの解釈です。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
抜粋終わり
上記文抜粋
・・・・・・・・・・・・・・
上九、傾否、先否、後喜、
上九(じょうきゅう)、否(ひ)を傾(かたぶ)く、先(さき)には否(ふさ)がり、後(のち)には喜(よろこ)ぶ、
この爻は否の終りにして、否もすでに傾き尽くして、まさに泰通に至ろうとするときである。
だから、否を傾く、という。
しかし、天下の否は、自ら傾き尽きるものではない。
乱を治め、否を救うのは、天命を得た大人である。
したがって、人力を尽くして心を用い、その後に安泰に至る、ということである。
ともあれ、これまでは否塞の乱世に憂い苦しんでいたのが、これより後は、否もすでに傾き尽くして泰通安寧の世に向かうのであって、楽しみ喜ぶときである。
だから、先には否なり、後には喜ぶ、という。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり
まあ、多少の苦労はあっても、一息つけるようになると・・
否の終焉のはじめ・・・が、安倍氏謀殺だった。
お読みくださりありがとうございます。

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