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地学的に考察した「シン・地政学」

「徽宗皇帝のブログ」に載せた「in deep」記事の、さらにそのほんの一部だが、図が興味深いので、これをもとにして考察する。先に、その記事(図)を載せる。

(以下引用)



この「真の極移動」とは、地球の外殻と呼ばれる表面が以下のように移動する現象です。




過去の地球で起きた「真の極移動」の状況

earthsky.org




 




軸が「50度以上も変化してしまう」のだそうです。




(引用終わり)

まあ、地軸が「50度以上も変化する」には後数万年かかると思うが、地軸変化の影響はすでに出ていて、北極の位置自体、2000キロメートル以上もグリーンランド方面に既に移動しているらしい。2000キロメートルというと、「日本列島の長さの3分の2」である。これほどの地軸の変化が地球の気象に影響を与えないと考えるほうが頭がおかしいだろう。もっとも、その極点移動が、どのくらいの時間をかけてのものかはよく知らないが、「in deep」のどこかに書かれていると思う。で、実際に地軸の傾きが「50度以上」変化しなくても、5度、10度変化しただけでも大問題のはずで、たとえば現在の南極点は南極大陸の中ではなく、そこからチリ方向に移動した海上にあるのではないか。まあ、私は南極大陸の大きさも南極点の位置も知らないが、将来の南極はチリあたりになると思う。
で、地軸の傾きの変化は、地球上の各地に巨大な変化をもたらすと思う。上図に書かれた地図上の各地点を個別に考察すれば、非常に面白い未来像が描けるだろう。
たとえば、シベリアなどは温暖化が進み、農業に適した巨大な土地になると思う。もちろん、居住にも適した土地になるだろう。今の北海道くらいにはなるのではないか。欧州は、今より寒くなりそうだ。これで暖房用の燃料費が高騰したら、生活は厳しくなるだろう。
そして、熱帯の国々は亜熱帯となり、シベリア同様にこれも居住条件が良くなり、発展可能性が高まるわけだ。
北米も冬の暮らしが厳しくなりそうで、西洋文明は斜陽の一途をたどりそうである。これこそが本当の「地政学」だ。www
まあ、数千年、数万年単位の話なのだが、とりあえず異常気象はこれからも続くので、「地球温暖化二酸化炭素犯人説」は完全に詐欺だ、と思っていればいい。

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