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bewitched

だいぶ前に「インターネットテレビ」を話題にしたことがあるが、それほど高額のものでもないので、実は今、うちのテレビはそれである。今どきのくだらないテレビ番組など、ニュースと天気予報以外は見る気もしないので、ネットテレビで昔の名作テレビドラマや映画などを見て楽しんでいる。くだらないCMも無いし、酒や食事のお供としては最高だ。
映画も良作や名作のうち自分の好みに合うのはだいたい見尽くしているかと思うので、昔のテレビ番組などを見ているのだが、お勧めは「奥さまは魔女」である。たぶんデジタルリマスター版かと思うが、画質も音声もいい。
子供の頃に見て面白かった記憶はあるのだが、何しろ子供では理解できなかったところもたくさんあり、今だからこそ楽しめるわけだ。そういうように、「これまで生きて得た知識を利用し、自分にとってのベストセレクトを楽しむ」というのが老年の楽しみ方ではないだろうか。
さて、「奥さまは魔女」の原題は「Bewitched」だが、これはもちろん「魅せられて」と普通は訳される。「魔法にかけられて」とも訳せる。たしかディズニー映画の、あの楽しいミュージカル「魔法にかけられて」も原題は「Bewitched」だったと思う。ところが、「witch」を動詞と考えれば、これは「be witched」つまり、変な日本語だが「魔女されて」=「魔女と結婚して」となるわけで、まさに「奥さまは魔女」となるわけだ。昔の映画やテレビドラマのタイトルは秀逸である。
もちろん、当時のユーモアは穏やかでぬるま湯的であるから、そういうのは物足りない、という人も多いとは思うが、現代のとげとげしくどぎついドラマが苦手な人は、そういう古い名作を見ると良い。
そうした古いテレビドラマを見ていると、時々面白い発見もある。
第7話か8話くらいだと思うが、「浮気はパリで」という回を見て、出演者紹介の英語字幕を眺めていたら、チョイ役でほとんど顔も映らなかったスチュワーデスが「ラクエル・ウェルチ」だったのである。
まあ、そのラクエル・ウェルチ自体を知らない人も多いだろうが、彼女が無名時代に「奥さまは魔女」に出ていた、などということを知っている人間はあまり多くはないだろう。そういう無駄な知識があるだけで、ちょっと優越感を感じたりすることもできるわけだ。
というわけで、今日は完全な雑談であった。
念のために言うが、そういう映画やテレビドラマの配信業者(ブラウザーと言うのか?)はたくさんあり、中には画質・映像がひどいものもあるから、注意して選ぶことである。




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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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