この青年は30歳を過ぎており、本学最年少の准教授であるかどうか、全く定かでありません。


 法学部などでは20代で助教授就任も普通にあるので、学内のことを知らない人間の書き込みとすぐに分かります。


 事実この青年は博士課程からの編入生で、学内事情など何も知らず、夜郎自大のラッパを吹いたように見えます。


 さて、この青年が書き込んだ多数の書き込みは、冒頭にも引用しましたが、明確に「ヘイト」ないし「国立大学法人教員として明確に不適切」と判別される性質のものです。

 一言で断じるなら、人文・社会科学におけるこの青年の「学力不足」と判断して構わない、非常にレベルの低いものです。

 国立大学法人は本質的に官費によって支えられており、国民の収める税を主要な原資として研究教育活動に当たっています。


 そこで守るべき最低限のルールをそもそも認識していない、言語道断の落書きで、どのような初任者研修を施したのか、学内でも確認しなければと痛感しました。


 一つひとつに、ここで触れることはしません。一通り「問題書き込み」とされるものに目を通すようにしましたが、あまりの判断力不足、教養力の欠如に言葉もありません。


 基礎教育を授けそこなったとしか言いようのない表現のオンパレードとなっていました。本当に申し訳ありません。


 この青年と面識は一切ありませんが、当該部署のスタッフとして、率直にお詫び申し上げます。


 もし「この人物の<この特定の書き込み>について、どう思うか」といったご質問がありましたら、編集部までご連絡をいただけましたら、誠意をもってお答えしたいと思います。


 この青年は企業からの寄付講座で作られたポストに短時間勤務する特任教員で、通常の意味での教員ではありません。


 また指定国立大学法人東京大学での勤務のほかに、自分のベンチャー企業を持っているようです。