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組織は頭から腐る

まあ、上級国民社会、という感じである。他局も似たようなものではないか。こういうアホたちが作るテレビ番組だから、テレビ人気が凋落するばかりなのだろう。しかも、人気凋落や不祥事の責任を上層部がまったく取らない、というのは日本の政界と同じである。



(以下引用)



入社式の仰天舞台裏 コネと忖度が横行するフジの末期症状

2017/4/8 12:06 日刊ゲンダイ

フジテレビと元プロ野球選手の佐々木主浩氏(C)日刊ゲンダイフジテレビと元プロ野球選手の佐々木主浩氏(C)日刊ゲンダイ

 今週、各企業で入社式が行われたが、相変わらず派手だったのが、テレビ局だ。芸能人らがサプライズで登場し、激励するのはおなじみの光景である。


 フジテレビでは、歌手のさだまさしや乃木坂46らが登場し、派手に盛り上げた。会場には元プロ野球選手の「大魔神」こと佐々木主浩、榎本加奈子夫妻も出席。佐々木と前妻の間の長男が入社したためだ。


「入社する社員の親も出席するのは、フジ恒例です。佐々木さんは自分の息子に“ダメ出し”するなど、はしゃいだ様子でした。息子さんがコネ入社かどうかは、はっきりしませんが、有名人の息子だということで、採用で何かしらの“忖度”が働いたことは間違いない。今やフジの新入社員のうち、6、7割がコネ入社といわれています。アナウンサーもどれだけ美人で素質があっても、何かしらの“口利き”がないと厳しい。試験でいいところまでいき、落ちた子は人事部などで拾われている。そのため人事部は美女であふれかえっています」(フジテレビ関係者)


 フジの佐藤里佳アナウンス室部長が1月の定例会議で、アナウンサーの採用基準について疑義を唱えたのは本紙がすでに報じたとおり。佐藤部長の「最近のアナウンサー採用は役員の好みで変わることが多い」という訴えは上層部に届いているのか。


「どうやら、あの記事に亀山千広社長や遠藤龍之介専務ら幹部が『誰が漏らしたんだ』と激怒しているらしいのです。さっそく、社内では“犯人捜し”が始まっています。そんなことをしている場合ではないと思うのですが……」(前出のフジテレビ関係者)


 入社式では、各局長があいさつを行ったのだが、ほかの幹部からは「話が長い」「つまんない」「巻け、巻け」などのヤジが飛んだという。テレビマンらしい“悪ふざけ”で笑いを取りにいったようなのだが、新入社員の親たちはフジ独自の“軽チャー”にまゆをひそめていたという。


 かつて「民放の雄」といわれたフジだが、現場からの諫言が聞き入れられず、忖度とコネが横行するようでは、お先真っ暗だ。




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