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米ワシントン州で21日、人間の遺体の堆肥化を認める州法が施行された。アメリカ国内で初めて。これにより、同州の住民は死後、自分の遺体を堆肥にするかどうかを選択することができる。
ワシントン州の州議会が先月可決した法案に、ジェイ・インズリー知事が21日、署名した。
堆肥化は火葬や土葬に代わる遺体の埋葬方法として位置づけられているほか、墓地用の土地が不足する都市部において、実用的な選択肢になるとみられる。
堆肥化が終わると、遺族には土が渡され、花や野菜、木を植えることができる。
法案の審議を求めて活動してきたカトリーナ・スペード氏は、堆肥化のサービスを提供する会社を設立した。
スペード氏はAFP通信に対し、「堆肥化のための再合成は、死体防腐処理や土葬あるいは火葬に取って代わる、自然で安全で持続可能な方法を提供するほか、二酸化炭素排出量や土地利用の大幅な削減につながる」と述べた。
スペード氏によると、同氏の会社「リコンポーズ(Recompose)」では、ムラサキウマゴヤシや木材チップ、わらが入った六角形の鉄鋼製容器に遺体を入れる方法で堆肥化する。遺体は30日以内に自然に分解され、荷車2つ分に相当する量の土になるという。
環境にやさしい埋葬の形は、ますます人気が出てきている。
今月初めには、3月に死去した米俳優ルーク・ペリーさんが、「マッシュルーム・スーツ」と呼ばれる、きのこを用いた埋葬用スーツを使って埋葬されたことが明らかになった。このスーツには特殊なきのこや微生物が組み込まれており、遺体の分解を助けるというもの。環境に有害な物質を無害化できるという。ペリーさんは、米ドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」や「リバーデイル」などで人気を得ていた。
人間の遺体の堆肥化はすでにスウェーデンで合法化されている。一方でイギリスでは、遺体を直接埋葬することや、地中で分解されない棺に入れて埋葬することが認められている。
(英語記事 US state is first to legalise human composting)
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