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「中央対地方」の構造はどこにでもある

中央による地方(辺境)差別というのはどこにでもあることで、無いほうがむしろ例外だろう。と言うのは、中央とはまさに「権力の存在する場所」であり、地方とは「中央の栄華を維持するための収奪の場」であるからだ。琉球王朝時代の琉球における中央政府対地方(特に離島)の関係も同様であり、現代の沖縄の人とは無関係な話だ。
それより、喜多野氏が何のためにそんなツィートを書いたのか、その意図が気になる。つまり、日本政府に虐められている沖縄も昔は同じことを奄美にやっていたじゃねえか、というネトウヨ的心情ではないか、と推測されるわけである。こういう発言は、沖縄の人間の側から持ち出すのは「公平な視点」を持ちたいという心情として推奨されるが、本土側から言い出すのはどうか。山本貴嗣氏がこの問答をリツィートした意図も、かなりネトウヨ的なものがあるように感じられる。(私はしばしば山本氏のツィートを引用するが、話題そのものが面白いからであって、その思想や意見に賛同しているとは限らない。)
もちろん、屋良氏もこんな呟きに過度に反応するのはむしろ愚策である。

(以下引用)


さんがリツイート

>>前RT
以前、琉球王国による奄美侵略について呟いたら、こんなツイートをしてきた御仁がいた。



尚徳王の喜界侵略は正史『中山世鑑』にも記されているのにね…。
朝日選書『西郷隆盛』にも、琉球王国の奄美差別の実例が書かれている。











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