毎度書いているが、毎年のように来る梅雨の長雨(所によっては豪雨)に対して災害が起こるのは天災ではなく「人災」だ、と私は口を酸っぱくして言っている。そういう災害が起こる場所は最初から危険区域なのである。そのような場所(河川の近くや山の崖下など)に家を作ること、その許可を自治体が出すこと自体が犯罪的である。
なお、沖縄では梅雨が一か月以上続いており、しかもその間に何度も大雨があった。私が子供のころの経験では、梅雨はこれほど長かった印象は無い。本土で長梅雨になるかどうかは分からないがその備えや心構えはするほうがいいかと思う。
週明け13日(月)は、西から天気下り坂。14日(火)~15日(水)にかけて雨の範囲が東や北へ広がり、このタイミングで、中国・四国~東海は一斉に梅雨入りとなりそう。西日本を中心に大雨のおそれがあるため、最新の情報をこまめに確認して下さい。
12日(日) 貴重な日差し
きょう11日(土)は、九州南部・北部(山口県を含む)で、梅雨入りとなりました。 九州南部では平年より12日遅く、九州北部では平年より7日遅い梅雨入りです。記録的に早い梅雨入りとなった昨年(2021年)に比べると、南部・北部ともに31日遅い梅雨入りです。梅雨入りが6月中旬以降になるのは、九州南部では2010年以来、12年ぶり。九州北部では2020年以来、2年ぶりです。 あす12日(日)は、前線が再び沖縄付近まで南下するため、九州~東海は天気回復、晴れ間が広がるでしょう。この日差しが貴重なものとなりそうです。
週明け 大雨のおそれ
週明け13日(月)~15日(水)は梅雨前線が再び本州付近まで北上し、前線上の低気圧が東へ進む見込みです。13日(月)は九州で雨が降りだし、14日(火)~15日(水)にかけて雨の範囲が東や北へ広がるでしょう。このタイミングで、中国・四国~東海では梅雨入りとなりそうです(北陸や東北南部まで、一斉に梅雨入りの可能性も)。 特に、14日(火)朝の通勤・通学の時間帯は九州や四国などで、梅雨末期の大雨のような降り方となりそうです。激しい雨の範囲は次第に東へ広がり、14日(火)日中~夜にかけては、近畿や東海に発達した雨雲がかかる予想です。沿岸部を中心に風も強まり荒れた天気になるおそれがあるため、最新の気象情報にご注意ください。14日(火)後半~15日(水)にかけては関東~東北で雨となり、雨脚の強まる所があるでしょう。
再来週も曇りや雨 かなり蒸し暑い
再来週にかけても、前線や湿った空気の影響で雨が降りやすく、曇りや雨の日が多くなりそうです。またこの先、気温・湿度ともに高く、かなり蒸し暑い日が多くなります。体調管理はもちろん、食品の管理などにも十分に注意しましょう。