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子供を殺人マシーンとして使う犯罪

この前の大量殺人事件より、「銃社会アメリカ」のキチガイぶりを象徴しているように思える。何より、至近距離からとはいえ、動いている相手の頭部に2発命中させた手腕は、おそらくこれまで練習してきた結果だろう。頭部を狙ったのは即死させる意図だったと思う。10歳の少女がこの手腕である。母親が娘に銃の入ったハンドバッグを手渡したのは「やれ」という命令だったのではないか。
さらに邪推すれば、喧嘩相手の家にわざわざ訪ねたのは最初から母親に殺害意図があったと推定できる。つまり、娘にも最初から言い含めていた可能性がある。

(以下引用)


 
 
 
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© ハフポスト日本版

ハンドバッグとピストルのイメージ写真


母親と喧嘩をしていた女性を銃殺したとみられる10歳の少女が6月7日、殺人容疑で警察に逮捕された。アメリカ・フロリダ州で起きた事件だった。地元テレビ局「WKMG-TV」の公式サイトなどが報じた。

■「私のママを殴るべきじゃなかった!」10歳少女が女性を撃つ

事件は「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」があることで知られる都市オーランドで、戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)の5月30日に起きた。


ワシントン・ポストによると、ラシュン・ロジャーズさん(41)が自宅アパートの中庭でメモリアルデーのバーベーキューをしていたところ、31歳の女性が10歳の娘を連れて合流した。


ロジャーズさんと女性は、以前からSNSの投稿をめぐってトラブルを抱えていたことから口論となり、お互いに殴り合いの喧嘩に発展した。


喧嘩のある時点で女は、ピストルが入ったハンドバッグを娘に渡した。ロジャーズさんは、この娘に頭を2発撃たれたことで亡くなったという。


目撃者が警察に語ったところによると、母親の女は「あんたが撃った!」と大声で言った。娘は「私のママを殴るべきじゃなかった!」と叫んだ。


娘が逮捕されたほか、母親も拘留された。母親は銃器保管の過失や、子どものネグレクトなど多数の罪状に直面しているという。

■「22年間のキャリアの中で見た最も悲劇的な事件」地元検事が声明

フロリダ州第9巡回区州検察官事務所のモニーク・H・ウォーレル検事は6月7日に声明を出した。


「母親の銃を使ってラシュン・ロジャーズさんを射殺したとして、オーランド警察は本日、10歳の子どもを逮捕しました」とした上で「これは、私が22年間のキャリアの中で見た最も悲劇的な事件の一つです」と綴っている。


まだ少女を起訴するかは決めていないとした上で、「最終的に起訴するにしても、彼女の行動に対処するために必要な介入を受けさせ、彼女が変化し、成長するのを確実にするためです。彼女の行動を改善し成長を促し、公共の安全を確保するためです」とした。


その上で「この悲劇をどう受け止めるにせよ、子供がやったことであることは忘れないでください」と訴えた。子どもに関する情報は出さないとして、次のように続けている。


「この銃撃は想像を絶する悲劇であり、簡単には解決しません。私たちは慎重に行動し、ロジャーズさんの家族を支え、市民を守るためにできることを最優先にします」





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