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心中事件の「主犯」問題

先代猿之助は、歌舞伎界の異端児というか、変な演出の歌舞伎や新作歌舞伎をいつもやっていたイメージがあるが、いつ亡くなったのだろうか。それとも、名前だけ受け継いだのか。
歌舞伎界にはまったく興味が無いが、女性週刊誌に書かれた醜聞は一家心中するほどのものだったのか、どうもピンと来ない。
何の根拠もないが、父親主導の心中事件に思える。つまり「家門の恥を死んで雪(すす)ぐ」という大時代的な考えで、父親の命令で発作的に集団自殺した、ということだ。一般人の「家」意識とはまったく違う家意識がこうした伝統芸能世界にはあるはずだ。
まあ、以上は単に私の推理趣味が書かせた思い付きの話だ。こうした心中事件では、生き残った者も「殺人罪」に問われるらしいので、上に書いたように、「父親(死亡者)主犯説」も可能だよ、というだけのことである。


(以下引用)

倒れていた猿之助のそばに遺書のようなものが見つかる、両親は死亡 本人は意識もうろう状態で病院搬送

2023年5月18日 13時19分


 
 
 
 
市川猿之助

市川猿之助


 歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が18日午前10時20分ごろ、東京都目黒区内の自宅で両親と倒れているのをマネジャーが発見、119番通報した。母親と父親は死亡が確認され、猿之助は意識がもうろうとしている状態で搬送された。警視庁目黒署の調べでは、遺書のようなものが倒れていた猿之助のそばで見つかっており、現場の状況から猿之助が両親を巻き込み、自殺を図ったとみて死因など詳しく調べている。

 亡くなった父親は歌舞伎俳優の市川段四郎さん(本名・喜熨斗宏之、76)。警視庁によると、3人は自宅2階のリビングで倒れていた。母親は現場で死亡が確認され、父親は救急搬送先の病院で午前11時22分、死亡が確認された。
 同庁は両親の死因などに加え、猿之助が書いたとみられる遺書らしいものの内容を確認。解明を進めるものとみられる。薬物や一酸化炭素(CO)中毒を招く練炭の存在については明らかにされていない。
 猿之助をめぐっては18日発売の「女性セブン」が一門の弟子筋、劇場スタッフらに対する性加害を報じていた。歌舞伎の「澤瀉(おもだか)屋」で力を持つ猿之助からキスをされたり、地方興行の宿泊先で体を触られるなどの性被害の関係者が告白が掲載されている。

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