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上の人間が憲法の精神を守るだけで社会は二割がた幸福になる

「ネットゲリラ」読者コメントのひとつだが、現在の経済界の出来事を見ると、案外新自由主義離れの見込みがあるような気がしてくる。まあ、資本主義の行きつく先が新自由主義なのであり、政治が経済をフリーハンド(自由・野放し)にしたら資本家は悪い事のやり放題というのは当たり前の話である。悪人を「自由」にするというのが新自由主義の現実だ。
要するに、法律も罰則も存在しない(「機能していない」なら存在しないも同然だ。)社会で悪事をすればするほど儲かるのなら、悪い事をしない奴がいるか、ということだ。
小さい政府とかいうのは実は新自由主義なのであり、これはレーガン・サッチャー時代から始まったものだ。つまり、東ドイツとソ連の崩壊で冷戦が終わったから社会主義への配慮が不必要になり、労働者は絞り放題になったわけである。日本は中曽根の時代。それ(労働者搾取と格差社会化)が一気に広がったのは小泉以来である。
小泉は「公約って守る必要あるんですか」と言った、恐るべき「政治家」である。近代政治において政治家自身がこういうことを言ったのは歴史にも無いのではないか。少なくとも、日本の政治史には無いと思う。普通ならこれだけで総理大臣を辞めることになってもおかしくない。ところが当時のマスコミはそれにほとんど反応しなかったのである。昔も今もほとんどのマスコミは政治の広報メディアでしかないわけだ。
要するに、上の連中が憲法と法律を厳密に順守しさえすれば、社会は幸福になるのである。政府自身が「憲法を守らない」どころか「憲法を変えろ」と言っている政権で、社会上層部がまともに憲法の精神を守るはずがない。
とすると、経済界の今の流れは安倍政権の終了が近いことの前触れかもしれない。


(以下引用)



欲こそが苦しみの元であるという釈迦の思想が伝わる国とそうでない国の違いを見たようなw
やっぱお釈迦さんが正しかったな、仏教を定着させた聖徳太子に感謝www


最近の出来事を眺めてると、経団連というか企業社会は政府自民党離れ、原発ムラ離れの方向で一致してきた雰囲気を感じるんだが・・・。
海の向こうじゃ軍産の一角だった悪名高きモンサントがバイエルに吸収されて消滅し、日本ではモンサントの追従者だった住友化学の元会長で経団連の元会長であった米倉弘昌氏もお亡くなりになった。
安倍政権というのも軍産のさしがねでできたもんだからもうオワコンが近い。


日立の会長で現経団連元会長である中西宏明氏は原発事業の縮小に舵を切った、三菱重工も同調しているようだ。
ソーラー発電電力の占める割合が高い九電は玄海原発1号機に続き2号機の廃炉を決めた。
東電は大規模な風力発電を計画中。


日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が贈賄の罪でフランスで起訴されたが、トヨタの豊田章男社長は3年前に東京オリンピック競技大会組織委員会副会長を辞任している。


出来る奴は逃げ足が速い、これ博打とか勝負事の極意だもんね、将棋では「玉の早逃げ八手の得」と言うw
宮本武蔵も勝負がついたら一目散にその場を離れている、物欲しげにそこら辺をうろついたりしないw
桂小五郎は剣は免許皆伝の腕前なんだが、剣を使わず、一目散に逃げるのを常としたw
あたしゃ一旦勝ちになったら、当りが止まったところで即止めて換金するようにしたら、パチンコで収支黒字になったwwwww


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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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