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ヤギは日本列島を避けて東に消えた

「in deep」から記事の前半だけ転載。後半が本題のようだが、前半だけでお腹一杯、という感じなので後半はまだ読んでいない。(なお、「in deep」は、「 in darkness」すなわち現在の「 darkness」とはまったく別ブログで、残酷写真が冒頭に載っているのは後者である。まあ、どちらも「in」で始まり「d」が続くという似た言葉だから、私も最初は戸惑ったのだが。「in deep」は宇宙的思考のブログとでも言ったらいいだろうか。まったく「dark」な感じは無い。もっとも、この宇宙全体の変化によっては地球自体の消滅もあるわけで、それを気にし出したら心も暗くはなるだろうが。)
引用部分前半の「日本列島の水不足」は、今年の夏以降に深刻化する可能性がある。本当に、歴史的な「カラ梅雨」になってしまうのではないだろうか。現段階でダムの貯水率が「2%」! 「20%」ではなく「2%」である。そういうダムもあるのである。政府は今からそういう水不足に備える必要があるはずだ。水道民営化などと馬鹿なことを言っている場合ではない。
引用記事後半は、「悪魔」の主な性質が「分かりにくさ」である、という、私にとって新しい知見が書かれており、備忘的に保存する。確かに、我々は得体の知れない存在に恐怖と不安を感じる。ほとんどの異邦人迫害はそういう「自分と違うもの」すなわち「自分の理解を超えているもの」への恐怖や不安から起こっている。
引用記事が長いので、詳しい考察はいずれまた、としておく。


(以下引用)





2013年06月13日


地獄の夏の意味: 消滅しつつある太陽黒点の中で恵みの雨だったはずの「山羊」は日本列島をスルーして






▲ 現在の太陽黒点の様子。もはや太陽活動最大期に向かう太陽の黒点数ではなくなっています。



▲ 最近の黒点数の減り方。 NICT 太陽黒点情報 より。

--






ほとんど水の恩恵をもたらさなかった台風3号 ヤギ


昨日、知り合いの方からメールをいただきました。
農業をされている方です。

関東より西にあたる地域の方なんですが、水不足は大変なもののようです。

メールの中には、




隣町では、農業用水の井戸が枯れてしまい、ポンプアップできないために、田んぼがひび割れているそうです。このままだと雨乞いしてもらわないとダメかなあと近所の皆さんも真剣に話しています。

こんな年は初めてだと年配者が嘆いています。




など、他にもいくつかの深刻な様相が書かれていました。

先日の「西日本に覆い被さる「龍の顔」を見て思い出す日本で最強の火山:薩摩硫黄島」という記事では、台風3号の水の被害を心配していたりもしていたのですが、予測はさらに裏切られ、この台風は、ほぼ完全に日本列島をスルーしていきました。

私の住む関東あたりでは多少の雨は降っていますが、しかし、この2日間ほどの雲の動きを見ていましても、水不足が大きく解消した場所はほとんどないような感じに思えます。

Google のニュース欄などで「水不足」で検索しますと、下のように、日本列島の非常に多くの地域で、水不足が深刻化している報道がなされていることがわかります。





ダムの貯水率も、国土交通省のデータを見ると、貯水率が 50パーセント以下のダムがかなり増えていることがわかります。

下の図は、全国ダム貯水率マップというサイトのものですが、縮小していて、わかりにくいかもしれないですけれど、「赤」の丸のダムが貯水率 50パーセントを切っているダムです。




上のサイトでは、地区別に詳しく見られますので、気になる方はご覧下さい。


しかし、実はこの「貯水率の危機」というのは、私の最も身近なダムで顕著に起きていることでもあるようなんです。

私の住んでいるあたりの水源について詳細についてはわからないですが、少なくとも私の住んでいる場所から近い水源のひとつに「秩父」というところがあります。そして、下は、先日の NHK のニュース。



▲ NHK より。


「貯水率2パーセントって何じゃい!」とは思いましたが、まあしかし、実際そのようなことになっているようですので、2パーセントは2パーセントのようです。数字上では「枯渇」に近く見えるのですが、記事によりますと、「仮に貯水率が0%になってもダムの湖底には一定の水が残るため、現在も放流を続けていて田植えなどへの影響はない」というようなことが書かれてありましたが、しかし、心許ない数値ではあります。

いずれにしても、台風3号は、これらの水不足を多少解消していってくれるのではないかと思っていたわけですけれど、今のところは、どうやらあまり貯水率には影響しないようです。



ヤギの由来

ところで、この台風3号のアジア名は「Yagi (ヤギ)」というものなのですが、先日の記事では、「この台風3号の英語名は YAGI (ヤギ)ですが、意味はわかりません」と書いたのですが、意味がわかりました。

ヤギは山羊でありました。
つまり、日本語です。

台風は、日本では仮面ライダーのように「1号」、「2号」というような番号で管理されますが、ハリケーンを含めて海外の多くでは台風には名前がつけられます。台風にも、日本名の「台風3号」というような数字以外に、アジア名が英語でつきます。

その由来が、台風 - Wikipediaに説明されていました。




アジア名

2000年からは台風の国際的な呼称としてアジア名が使用されている。アジア名は、米国とアジア各国で構成された台風委員会によって定められたもので、国外では広く使用されている。

アジア名は全部で 140個あり、 140番目の「サオラー」まで使用されると最初の「ダムレイ」に戻るループ。名称の順番は、 2012年現在 3周目に入っている。




ということで、140個の台風の名前が決められているということのようです。

Yagi は 19番目にあります。




つまり、次に発生する台風は「20番目」のアジア名が使用されるということで、次の台風4号のアジア名は 20番目の「リーピ」で、台風5号は、「バビンカ」という名前となるようです。

日本語がつけられた台風のアジア名としては、他に、

5 テンビン
33 ウサギ
47 カジキ
61 カンムリ
75 クジラ
89 コップ
90 コンパス
117 トカゲ

などがあるようです。

89など、「台風コップかよ!」と思わず呟いてしまいましたが、今回の台風が「ヤギ」だったので、星座とかと関係しているのかなとか思いましたけれど、特に関連性はないようです。


ところで、この「山羊」。


私は少年の頃、タロットなどが好きだったこともあったのですが、山羊は西洋では、「悪魔」をあらわすことが多いです。タロットの絵柄のデザインにはいろいろとありますので、ここには載せないですが、タロットの「悪魔」というカードにも山羊の姿の悪魔が描かれることが多いです。

それとタロットではなくとも、五芒星を逆にした「逆五芒星」という形の中に山羊を描く構図もオカルトではよく見られます。



▲ こういうように悪魔的なイメージのロゴとして使われたりします。


ただ、「悪魔」というとイヤなイメージばかりが先行するかと思いますが、少なくともタロットにおいては、その解釈は多様で、「堕落と覚醒の間を漂う」というような意味としてのカードという感じもします。

ふと思って、悪魔 (タロット) - Wikipedia を見てみましたら、その途中に下のような記述がありました。




「悪魔」が最も強調している象徴は「訳がわからない」である。このようにちぐはぐな象徴を一体の像に集約することは「混乱」や「葛藤」といった心理的錯乱状態を示し、「悪魔」を滅亡や破壊へと誘う恐ろしい存在として扱っていると解釈される。

(中略)

一方で、「悪魔」を「救世主」と見ることもできる。悪魔は創世記においてイヴをそそのかし知恵の実を食させたが、見方を変えれば(逆位置)、悪魔の意思がどうであれ、人間にとっては科学を発展させ地球上に種を広げる良い結果をもたらしたといえる。

これは「意図の有る無しに関わらず、当人の望む望まぬに関わらず、結果的に起こる奇跡」、即ちトリックスターを意味する。





今回の台風3号の「ヤギ」も確かに訳がわからないまま消えていこうとしていますけれど、当人の望む望まぬに関わらず、結果的に起こる奇跡というものが、何かあればいいのですけれど。










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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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