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プロとは、カネを目的に働く人間のこと

「プロとは自分の利益(カネ)を目的として働く人間だ」というのは一番基本的な認識であるはずだが、日本人にはこの認識が欠けている。
それは「医は仁術」とか「熱血教師」などのように、自分が損しても他人のために働く人間を持ち上げる空気にも表れていて、それが病院経営者や学校経営者などの上級国民に利用されている。公共広告に描く絵などに「社会のためですから」と「無償労働」を図々しく求めたりする人間も、そういう空気を利用しているわけだ。
確か、古代ギリシャでは、政治は「義務」であり、無報酬だったと思う。つまり、政治によって個人的利益を求める人間に政治を任せてはいけない、という根本的理解があったのだろう。
なお、「プロであることのプライドを持て」「プロ意識を持て」などの言葉も、上の人間が下の人間を煽り立てる言葉であり、その本心は「給与以上の仕事をして、上を儲けさせろ」である。もちろん、仕事の技術が未熟な人間がプロを名乗るべきでないのは言うまでもない。「仕事の見かけを誤魔化す技術に長けている人間」がプロなのではない。世間の大半の「自称プロ」は、そういう人間だろう。


  1. プロがいなかったら世の中の殆どの仕事は回らないが、唯一、政治家だけはプロであっては困る。プロだと、より多額の資金を出す人のために働くからだ。山本が一般民衆からの小口献金だけで国会に出ようとするのはまことに正しい。



  2. 「もうプロに政治は任せられない」と山本はアマチュア宣言をしているが、よくぞ言ったと思う。山本の言う通り、国会にはプロの政治家が何百人もいるが、この国は一向に不況から脱却できない。なぜプロに任せられないかと言うと、プロはお金のために仕事をするからだ。





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