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バカ国民帝国は本当に滅亡するかもしれない

「バカ国民帝国日本の滅亡」から転載。
まあ、非常に真っ当な意見だろう。「なぜ戦うのか」という根本の問いがこのウクライナ戦争における日本には無いのである。ただ米国に命じられたから、だけだ。そしてマスコミはウクライナを正義の側として、この戦いをまるで「正義と悪の戦争」であるかのような報道しかしない。この世に正義が目的で始まった戦争など無い。すべて利害だけが目的なのである。自国にとってマイナスであることが分かっていて参戦する日本が一番馬鹿である。このままだと滅亡するしかないだろう。



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軍事オプションだけはしっかりやっているが…


 


「なぜ、戦うのか?」


 


…が、すっぽり抜けている…


 


 


 


「どうすれば戦わなくて済むのか?」


 


…の問いがない…


 


「どうすれば戦いは治まるのか?」


 


…の問いがない…


 


 


「勝つ」か「負ける」かしかない…


 


という超思考停止!!


 


地政学的問題はあるにしても、そういうのは政治的な解決も可能。


 


どうして、「戦争しかない」になるの?


 


 


 


ロシアの方はなぜ、「戦争しかない」と考えたのか?


 


その理由をプーチンの「大ロシア主義」に求めるのは短絡すぎる。


 


 


少なくとも侵攻に当たって、プーチンは、それを理由にしていない。


 


逆に…


 


プーチンの掲げた要求に対して、なぜ西側は応じなかったのか?


 


その理由が、まったく報じられも、検証もされていない。


 


 


ちゃんと納得させてほしいんだよね。


 


「なるほど、プーチンの要求に応じるわけにはいかないんだね」と…


 


そして、次に…


 


「なるほど、プーチンに対する別の提案も、すべてが尽くされたんだね」と…


 


 


クラウゼヴィッツが言うように、


 


「戦争は政治の延長であり、通常、最後の手段」なのだから…


 


 


そのような努力を、岸田はいつしたの?


 


そのような努力を、バイデンはいつしたの?


 


そのような努力を、ゼレンスキーはいつしたの?


 


 


「政治の劇場化」によって、「政治の延長」である戦争までが劇場化している。


 


もちろん、それを率先してやっているのは、マスコミであり、


 


「戦争勢力」の中核にマスコミが陣取っている異常な時代が現代である。


 


 


まあ、プーチンが、「ナポレオンの再来」だとしてみよう。


 


つまり、軍事力で叩き潰すしかない相手なのだとしてみよう…


 


 


とはいえ、


 


たとえ、そうだとしても、


 


歴史をみれば…


 


ロシアを力づくで倒すことはできない。


 


いや、できたとしても、


 


より強大な国家となって甦ってくることを繰り返している。


 


ヒトラーやナポレオンとは、そこらの勝手が違う。


 


 


そして、地政学的に見ればロシアや中国も日本の隣国であり、


 


そこと事を構えることは安全保障に直結する。


 


こちらからケンカを売りに行ってよい相手ではないのだ。


 


 


また、それらの問題を勘案しても


 


「戦うしかない」となったとしても、


 


今度は最大の懸念が待ち受けている。


 


 


それが「共通の価値観」というイミフなイデオロギーである。


 


ゼレンスキーの言う「自由を守る」の「自由」の意味もよくわからない。


 


 


つまり、やはり…


 


「何のために戦うのか?」


 


…がわからない。


 


「何を守るために戦うのか?」


 


…もわからない。


 


 


「市場価値=カネ」で、すべてを差別し、序列化する人権侵害の国が…


 


「共通の価値」の国ではないか?!


 


 


人々が「欲望の自由」を追及し、くだらぬことで「競争」しているのが…


 


「共通の価値」の国ではないのか?!


 


 


そこで拡大しているのは貧困であり、スマホというアヘンであり、


 


ネトゲのなかに「転生」するしか希望のない「ムリゲー」の社会だ。


 


 


そんなものを「守る」ために、どうして


 


ロシアと戦わねばならぬのか?


 


ウクライナを支援しなければならないのか?


 


 


「共通の価値」をこそ、いますぐにぶち壊してほしい。


 


民主主義とは、「価値の多様性」の上に成り立つのだから。


 


 


むしろ、ロシアがスターリンを、中国が毛沢東を「再評価」するのも、そもそもは、


 


米欧日が、「共通の価値」だの「グローバルスタンダード」だのというものを掲げるからである。


 


 


まずは、米欧日が、


 


こうしたイデオロギー戦争を世界に仕掛ける「十字軍」政治をやめるべきなのである。


 


 





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酔生夢人
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職業:
仙人
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自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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