忍者ブログ

イスラエルとナチスドイツは精神的双子

まあ、政治的事件ではあるが、政治の表面には出ないままで埋もれるだろう「歴史の真実を記憶するための材料」的事件なので、メモとしてこの雑談ブログに載せる。
イスラエルの外相の空々しい答弁が面白い。どうせうやむやにするに決まっている。なぜか。これを問題にすると、イスラエルによる「ガザの虐殺」の申し開きができないからだ。

(「スプートニク」から転載)

ウクライナのネオナチ崇拝を調査、非難する=イスラエル外相


イスラエルはユダヤ人の虐殺に関与したウクライナ民族主義者のバンデーラ、シュヘーヴィチに対する個人崇拝についての情報を収集し、必要であればこれを非難する。
ウクライナではユダヤ人やポーランド人の虐殺に関与したネオナチの指導者らが崇拝の対象となっており、バンデーラやシュヘーヴィチといったネオナチの名を冠した通りがいくつもある。
イスラエルのサール外相は4日の会見で、ウクライナのネオナチ崇拝について問われ、次のように回答した。
「まず第一に、私はこのことを知りませんでした。調べてみます……これを調べ、必要に応じて非難します。問題ありません……我々はホロコーストの記憶保全に全力を尽くしています。我々には反ユダヤ主義、ネオナチズム、ホロコースト否定と戦う責任があります」
バンデーラとシュヘーヴィチは第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに協力し、ユダヤ系ポーランド人のジェノサイドに関与した。ドイツ占領下のポーランドでは1943年7月11日、150近くの農村が一斉に襲撃され、ウクライナ民族主義者らによって10万から13万のポーランド人が虐殺された。2016年夏にポーランド下院はジェノサイドが発生した7月11日を「ジェノサイド犠牲者追悼の日」に指定した。
一方、ウクライナ側はこの犠牲について、ポーランドの対ナチス抵抗組織「国内軍」とウクライナ蜂起軍の戦闘による結果とみなしている。ウクライナ側によると、「国内軍」には多数の民間人が参加していたという。これらの戦闘でウクライナ側は1万から2万の犠牲をこうむったとしている。
ポーランド側は犠牲者の遺骨収集許可を要求しているが、ウクライナ側はポーランドで「英雄」バンデーラが冒涜されているとして収集を許可していない。

拍手

PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析