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連続する事象の真の因果関係

ネットゲリラ氏の記事を読んで、この年になって「風邪は人に移すと治る」の理由がはっきり分かった。つまり、風邪を引いた人が治る時期に、その人から移された人に風邪の症状が現れるという、タイムラグだったわけだ。
こうした俚諺や迷信にも、何かの理屈があるわけで、面白い話だと思う。もちろん、「移したから治る」と言葉通りに捉えると迷信になってしまうが、しかし、その因果関係をいったん棚上げして、事象の連続性だけを考察すると、「風邪には潜伏期間がある」という、実に科学的な話になる。寺田寅彦などが随筆に書きそうなテーマだ。
さらに言えば、感染症の大半は自然治癒し、自然終息する、という、ある意味ではこの世の奇跡(天の恩恵)とすら言える現象が、この「風邪は人に移すと治る」の中に含意されている。感染症が自然終息しなかったら、人類はとっくの昔に滅びていたわけである。


(以下引用)

はたして本当に減っているのか

| コメント(6)

感染者の伸びが停まった感じなんだが、はたして本当に減っているのか、たかが数日の数字だけでは判断できない。というか、東京だけはピークアウトっぽいけど、地方がまだ増えている最中。こういうのを「風邪は人に伝染すと治る」と言うね。トンキンはコロナを地方にバラ撒いて「伝染すと治る」を実践した。地方都市はどこも、トンキンからのコロナ持ち込みに頭を抱えている。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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