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家族愛と隣人愛(承前)


(考察)引用文のフォーマットの中に書き込んでしまったようで、右側が隠れそうだが、直し方が分からないのでそのまま載せる。



(考察)

ここに書かれた「道徳」は、その根底に「天皇主義」とでも言うような要素があることを除外すれば、まさ
に「天皇の子孫も臣民(国民)もともに守り従うべきところであり、これを現在と過去を通して誤謬はなく、これを国の内外に適用しても間違いはない」と私は思うのだが、引用1のコメントの言うような「オレが白と言ったら、黒であっても白とおもえという、人間性と真逆のゴロツキの教条、経典」であるのだろうか。そして教育勅語の「家族主義、家族と伝統を大事にすること」(私は「教育勅語」に書かれた道徳は単に家族だけを大事にしたり伝統だけを強調するものではないと思うが)は「悪」なのだろうか。コメント筆者の言う「人間愛(隣人愛)」から「家族愛」は除外されるのだろうか。
実は、自分と無関係な他人を愛するより家族を愛するほうが難しいのである。その証拠が、あらゆる他者への危害の中で、暴力や暴行、傷害事件はまったくの他人にではなく、家族への危害が圧倒的なのである。それは、家族というのは四六時中顔を合わせていて、その欠点や醜さを熟知しているからである。そして常に自分の行動に制約を加えるウザい存在だ。自分と無関係な他人への愛というのは、それに比べたら、野良猫を見て可愛いと思うようなものだ。つまり、いつでも切って捨てられるものなのだ。家族が、自分の好きなアイドルの悪口を言ったり、自分の収集物を捨てたりしたら、下手をしたら刃傷沙汰である。つまり、家族への愛情や道徳はすべての他者への愛情と道徳の出発点であり、厳しく自戒しないといつでも崩壊しかねないものなのである。




























































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