モデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(57)がクールスカルプティングに関して起こした訴訟が合意に達した。脂肪を凍らせて排出する痩身術で体型が完全に変わってしまったと訴えていた。6年ぶりにフェンディのモデルとしてカメラの前にも復帰し、これからの人生への期待をインスタグラムに綴っている。
「クールスカルプティングに関する訴訟の決着がついて喜んでいる。友人や家族と一緒に自分の人生の新たな章を迎えることを楽しみにしているし、もうこの問題は水に流そうと思う。連絡をくれて応援してくれた皆には本当に感謝している」
1990年代に世界で最も著名なスーパーモデルの1人として活躍したリンダは、昨年9月に同施術によって酷いトラブルに見舞われたことを告白していた。「今日過去5年間にわたり苦しみ、自分の中に閉まっていた過ちを正すため私は大きな一歩を踏み出す。同僚が仕事で輝く中、なぜ私は活動していないのかを不思議に思っていたフォロワーの皆、ゼルティックのクールスカルプティングで、謳い文句とは正反対の結果となり私の体は残酷に変形してしまった」「私の脂肪細胞は増加している、減少じゃなくね。痛みを伴う、失敗した矯正手術を2回受けたにも関わらず永久に変形してしまった。メディアが伝える、『(本人と)認識できない』レベルまで」
そして起こることは稀なものの同施術の重大な副作用についてリンダは言及している、「逆説的過形成、もしくはPAHが私に起こった。その施術を受ける前に知らされていなかったリスクね。PAHは私の生計を壊しただけじゃなく、重度のうつ、強い悲しみ、どん底の自己嫌悪をもたらした。その過程で私は引きこもりになった。訴訟を通して、自分の恥を取り除き、この話を公にする」「こんな生活に疲労困憊。あたまを高くして堂々と家のドアから出たい。もう以前の自分のようには見えないけど」
低温脂肪分解のブランド名として知られるクールスカルプティングは体形矯正として知られており、ヘルスケア企業アラガンの子会社ゼルティックがライセンスを発行、装置を提供しており、アメリカの食品医薬品局から認可されている。
リンダは1990年代に銀座ジュエリー・マキのCMにも出演していた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)